今日は名残の花と新緑を楽しむ人達で片倉城跡公園や片倉つどいの森公園は賑わっていました。
片倉城跡公園二の丸広場の桜と新緑
桜と藤棚のフジの花:フジの花が咲き始めていて、まだ残っている桜と共に見られるのは珍しいのではないでしょうか。
新緑の主因は雑木林のクヌギとコナラの新緑です。共に新緑と同時に雄花が咲いていました。焦げ茶色がクヌギで薄い緑色がコナラです。
クヌギの雄花
コナラの雄花
ヤマグワ(山桑:クワ科の落葉小高木で雌雄異株)の雄花が咲いていました。
片倉城跡公園の池ではアメンボや小魚が水面にあるいは水面近くに出て泳いでいました。水ぬるむ春です。
ヤマブキソウが咲き誇る奥の沢で
トラフシジミ(虎斑小灰蝶)の春型に出会いました。春型は虎斑模様が濃くはっきり見え、夏型は薄く見えにくくなります。表翅は黒地で雄は光線の具合により青紫色に輝きます。
ご参考:トラフシジミ春型の表面
ここでタカオスミレの若い果実がありました。ここで花は見ていないので多分閉鎖花が結実したものでしょう。
シロヤマブキ(白山吹:バラ科の落葉低木で自生はない)も1本ですがヤマブキソウに負けじと満開です。
ニリンソウが沢山咲いていますが萼片(花弁)が普通5個のところ、4個や6個のものや7個のものもありました。
春早くに出てくる枝尺蛾の1種、ホソバトガリエダシャクが1頭住吉神社の壁に止まっていました。
片倉つどいの森公園にあるハンカチノキですが1個咲きかけの蕾がありました。
先日掲載したハランの花の横顔です。
最後に葉が出ていなかったので何者か不明の植物です。
羊歯植物の胞子葉ではないかと思うのですが分かりません。3本出ていました。ご存じの方教えてください。
以上