八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

片倉城跡公園:2020年 ワロウバイ(和蝋梅)、ハリギリとマユミの冬芽と葉痕等

2020-12-17 16:37:28 | 

片倉城跡公園で昨日は咲いていなかったのに、今日はワロウバイが咲いていました。

すぐそばにカラスウリの赤い果実がぶら下がっていて、青空に映えて綺麗。

オオツクバネガシの下の落ち葉をかき分けて果実(ドングリ)を探しました。ドングリはクヌギのように大きくなく、コナラ等と同じように意外と小さなドングリでした。ドングリの周りはほとんどオオツクバネガシの落葉です。

  

また、昨日は葉がついていたので撮影しなかったのですが、今日は葉が落ちていたのでハリギリの冬芽と葉痕を撮影できました。片倉城跡公園にはハリギリの大木が1本あるのですが、それは高くて冬芽などは見ることができません。でも探してみると小さな幼木があちこちにあります。これはその幼木の1本です。

冬芽は半球形あるいは円錐形で芽鱗は2~3枚、暗紫褐色で無毛です。頂芽は大きくて先がとがり側芽は小さい。葉痕は細長いV字型あるいはU字型です。この写真では葉が落ちたばかりなのでまだ緑色をしています。維管束痕は9~15個です。

  

マユミの葉痕と冬芽もありました。頂芽は側芽よりやや大きく卵形で先がとがり、枝と同じ色。芽鱗は8~12個あり縁が白い。葉痕は半円形。

 

横から見ると半円形の葉痕が見えます。維管束痕は弧状で1個です。

今日もエゴノキの根っこにクロオビフユナミシャクがいました。

以上

コメント (1)
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