ピンクからイエローへ。
鴨川はすっかり色替えしました。
八重咲きのサクラはまだ満開ですが、草地はすっかりセイヨウカラシナの世界。
昨日からの黄砂で山はぼんやりしたまま。
春霞には違いないけれど、黄砂のせいでは風情なんかありません。
渡りのカモは殆ど去り、コムクドリ、ノビタキが見られるようになりました。
今いちばんの楽しみは、
イカルチドリの雛が3羽、無事に育っていることです。
去年はこの場所で3羽孵ったものの10日目の大雨で中州が流され、全滅しました。
親は元気に走り回る雛に目をやりながら、
トビやカラスを警戒して一生懸命に子育て中。
天敵に負けないで、
大雨にならないで、と祈るような毎日です。
花の散ったサクラの下でハナニラが、
土手の片隅でノジスミレが、
ポポーにもひっそりと紫色の花が、
春を謳歌しています。