今年の最初の授業の時、「今年は本当に変わらなければいけない年になる!」と言いました。
早くも半分が終わってしまいましたが、皆さんは「変わらなければいけない!」という実感を感じられたでしょうか?。
それと言うのも、年々様々な病気が増え、気候も変化が厳しくなってきています。
その為に私達の身体は変化に着いていけない状態です。
そして、急激な小子化や政治や経済への不安。
極めつけは、地震や放射能の恐怖。
そんな不安だらけの今、私達は「生きる力」を高める事が最も大切なことになる時代です。
「便利」「快適」「飽食」「娯楽」に満ち足りた都会人に、「生きる力」など言っても、多くの人が??となるでしょう!。
医療や薬が病人を減らせましたか?。
様々な健康法は出ては消えていきますが、病人が減りましたか?。
医療や薬品などは人間が考え出した素晴らしいものです。
すなわち「知性」の集大成!。
ですが、知性では解決できない事が世の中には沢山あります。
人間が「知性」で考えた事が素晴らしいと思えてきた時代が終わりになったのが「原発事故」です。
「安全でクリーンなエネルギー」として登場した原子力です。
人間の知性の究極の1つでしょう。
それがもろくも崩れたのが2年前の福島での事故です。
「便利」「快適」「飽食」「娯楽」は、全て「知性」を満たす事なのです。
「本当に変わらなければいけない!」の意味は、「知性を満たすだけに時間を使ってはいけない!」という事です。
美味しいものを食べる→食欲を満たす(大脳の要求)
素敵な服が欲しい→物欲を満たす
お金を得るため、偉くなるために、ガツガツするばかりでは無く、フィーリング(感性)に身を任せるという時間が、私達には必要なのです。
大脳の要求に答えるために「ガツガツ」と働き、お金を稼ぐ。
心と体がクタクタになり、日頃は「サプリ」などで誤魔化しているが、極まったらリゾートでお金を使う。
大脳刺激ばかりに時間を使っているのが現代生活。
細胞レベルで感じるという能力が押さえ込まれています。
細胞要求に答えられるようになると、人間は色々なことにきづき始めます。
その為には、身体は動くように出来ている事を知りましょう!。
身体が気持ち良いと感じるって事を思い出さなくてはいけません。
身体を動かすのは「しんどい」事でも「疲れる」事でもありません。
身体の感受性が、現代生活によって低くなっているからそのように感じてしまうのです。
中国の太極拳、気孔、インドのヨーガetc。
身体の中に神経を集中する習慣で、衰えた体の感受性が思い出されるのです。
つづく
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