ホテルの食品偽装表示、JR北海道のずさんな安全管理など、毎日のように大人が頭を下げる光景が報道されます。
内情を完全に知らないうちからアレコレ語るのはそれこそ「大人気ない」行為になってしまいますが、会見での謝罪の仕方だけを見ると、謝罪になっているようには思えません。
さて、これらの「大人気ない行為」が、どうして繰り返されるのか?。
その根底には、「便利」「快適「飽食」「娯楽」があります。
それらに満ち溢れ、情報が瞬時に大量に動き回る今、「理性」や「モラル」などよりも「利益至上主義」で頭の中ががんじがらめになっています。
電車の中でさえ、ぼ~っとする時間の無い生活をしていると、常に頭の中に支配されてしまいます。
人が体と心の健康を管理する上で大切な点があります。
・自分にとって適切な運動とは?
・自分にとって必要な栄養と量
・自分にとって最適なやすらぐ方法
特に、最後の「休らぐ」という事がとても重要になってきました。
安らぐとは、グウタラになるという事ではありません。
頭と体のスイッチを切り、心身共に充電するということです。
筋肉と頭の中が縮んだまま、呼吸が浅い現代人。
歩きながらスマホをいじったりして、適切な安らぎが頭に与えられますか?。
そんなフル稼働の脳で、理性的な判断など出来るのでしょうか?。
心が常に「保身」に走る、政治家や経営陣には座禅の習慣を取り入れ、頭をクリアーにしてもらいたいものです。
「肩こり」は国民病と言われるほど多くの人が悩んでいる。
肩以外にも発生する、「こり」というやっかいな現象は、こりを感じている場所の筋肉が弛緩する力が低下し、血行が悪くなっている状態。
原因として、
①使い過ぎ(筋肉、眼球、神経etc)
②内臓疲労
③同一感情を続けた反応
④酸素不足(日常の不完全な呼吸)
などが考えられる。
この「こり」を指圧やマッサージ、鍼灸など外からの刺激を加えるとかなり軽減されるが根本解決される事はほとんど無い。
「こり」を感じている場所は縮んでこりを生み出しているのなら、反対側には「たるみ」があるはず。
例えば、首がこっているのなら喉の筋肉はどうか?。
肩がこっている場合、わきの下はどうか?。
腰がこっているのなら腹はどうか?。
実は反対側の筋肉や、周囲をどうするかを考えなくてないけない!。
写真は肩こりの施術風景。
普段、背中が丸く「猫背」になっていて、肩こりで悩んでいる人の施術。
肩甲骨が、左右に広がったままで硬くなっているので緩めている。
これから気温が下がってくると、「こり」で悩む人が増えてくる。
全身を動かす事が大切になってくる。