『健康100話』ボディリフォームストレッチ公式ブログ

これからは
今の健康を維持することが
とても大切になります!。
一緒に体操しませんか?。

健康100話(99):老後

2010年12月22日 07時12分53秒 | 健康・病気

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誰にも、いつかは訪れる「老齢期」を、人生の中で「良い時間だった!」と思えるようにしたいものです。

ですが、80歳を越えた辺りからは体力の衰えは著しくなり、酷い場合は「介護」が必要になってしまいます。

多くの高齢者を見てきた私の経験では「大腿部骨折」されると、病院をたらい回しにされ、本人だけで無く家族の負担(経済的、体力的)がとても大きくなってしまいます。

最近では「介護疲れ」が原因の悲しい事件も多発しています。

ですから、今の30歳以降の人は今から起こる超高齢化社会をしっかりと見ていけなくてはいけません。

自分の将来がそこにあります!。

その現実を見て、自分が今から何をおこなうべきかを考え行動する事が大切なのです。

蓄えるのは「お金」だけではありません。

ポイントは「心がまえ」と「体力」。

そしてお金の3点を、周囲の高齢者の姿を見て学ばなくてはいけません。

【ポイント1:心がまえ】

今、介護が必要な方たちの心の奥には「若い人に看てもらえる」という気持ちがあります。

断言しますが必ずあります。

それは現実的に仕方ない事で、家族としても育ててくれた親なのだから当然ですが、これから老齢期を迎える人の数を考えると、今後はとても難しくなる事を覚えておきましょう。

今の老人の方が利用している行政、福祉のサービスも今後は受けられる保障はありません。

だから、心の持ち方を転換しなくては「老後の良い時間」は持てなくなる可能性が高いのです。

「看てもらえる/自分に意識を持ってもらう」→「若い人の力になる/自分が若い世代のプラスになる」

このように、自分に時間と労力をさいてもらうのでは無く、自分の時間と力を若い世代の為に使うという意識チェンジが必要なのです。

この意識の転換は、とても重要な事!。

そう考えると、今自分がおこなっている仕事や趣味の重要性が身に沁みてくるはずです。

その為に「今」という時間を大切にしようという気持ちになるはずです。

【ポイント2:体力】

今「老齢期」を迎えた方は、質素な食事を経験した世代です。

私は40代ですが、私が80代になった時に、今の80代のように「元気でいられるか?」という疑問があります。

「飽食「便利」「快適」が整備された時代を生きてきた人間と、その逆を生きてきた人間とでは根源のパワーが違います。

だから、まだ老齢期に入ってない世代は「健康の貯筋」をしておかなければ大変な事になります。

・少しの距離でもすぐに「乗り物」を使ってしまう。

・便利な調理器具の使用量が多い

・いつもお腹を充たしている

この「体を甘えさせる環境」では、老齢期になった時、今の高齢者の方々より酷い「老齢期」を迎えるのは目に見えています。

「歩く」事で、体の深い部分にあるインナーマッスルが鍛えられます。

このインナーマッスルがしっかりして、体型、内臓の力、心の安定が得られるのです。

「空腹感/飢餓感」を感じる事によって、内臓の掃除をしている事を知りましょう。

いつも充たしていては、内臓(主に消化器)が汚れてしまいます。

便利な器具に慣れてしまうと、「手間を掛ける」事を忘れます。

手間を掛ける事によって、相手に伝わる「心」がある事を知りましょう。

ましてや、「料理」は親が子供に愛情を伝える最上の方法。

「料理は愛情」という言葉を、料理家の先生が流行語にした事がありましたよね!。

何でも便利では、「お袋の味」は作り出せません!。

そして、その愛情を注がれた料理が「心」と「体」を作る事を忘れてはいけません。

自分の20年、30年後の姿を、これから迎える「超高齢化社会」は見せてくれます。

日本人はかつて経験した事が無い時代に突入します。

目を逸らさず、しっかり「自分の事」と意識をして見ていき、そして、今何をすべきかを考えましょう。

大切な時間は少ししかありません。

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健康100話(98):胃腸疲労性ギックリ腰

2010年12月21日 09時01分40秒 | 健康・病気

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忘年会シーズンまっただ中、毎日飲んで食べてを繰り返して「胃腸疲労性ギックリ腰」になる人が増えます。

以外と知らない人が多いのですが、胃腸疲労が原因で「ぎっくり腰」になるんですよ!。

胃袋が疲労すると、背骨の胸椎6番辺りが左側に引っ張られます。(①)

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すると、骨盤の右側は上に引き上げられて激痛を引き起こします。(②)

これが胃腸疲労性ギックリ腰なのです。

発症した時は、気持ち悪いほど「歪み」がはっきり解り、靴下や下着の交換さえ一人では出来なくなるほど痛みます。

こんな時、慌てて治療をしてもほとんど効果がありません。

まず、食事を絶ち(水分は可、アルコールは厳禁)胃の中に隙間ができるのを待ちましょう。

隙間が広がるにつれて、痛みも和らぎ、少しづつ動けるようになってきます。

動けるようになった時が治療のタイミング!。

毎年、年末年始に救急で電話が鳴ります。

飲み食いも気をつけて、体と相談しながらやってくださいね。

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健康100話(97):戦い

2010年12月20日 07時52分16秒 | 健康・病気

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少し思い出してみて下さい。

子供の頃、いつの間にか「仮面ライダー」や「ウルトラマン」などを見て「面白い」「カッコイイ」と思ってましたよね。

乳幼児の頃は「おかあさんと一緒」などを見ていたと思うのですが、いつの頃から「戦い」がテーマになるテレビを見ています。

成長し、大人になってもテレビだけでなく、映画やゲーム、全て「戦い」がテーマ。

どうしてこんなに「戦う」事が身近にあるのでしょう?。

学校で良い成績を収めるのも戦いだから?。

社会に出て仕事をするのも戦いだから?。

将来重い病気になるのも戦いだから?。

こんなに戦わなくてもいいじゃありませんか!。

以前、イランで流行したという映画を観た事があります。

その映画は、「選挙の投票に行くよう呼びかけをする」だけの映画でした。

一人の若者が、自分の街の投票率が悪い事を知り、一軒づつ「投票に来て下さい」と言って回るだけの映画で、正直「何これ?つまらない」と思ったのですが、それが大流行したというのです。

イランと聞くと、日本人には「いつも戦争が身近にある国」みたいなイメージがありますが、映画は穏やかでした。

日本は「健康」も「娯楽」も何もかも「戦い」が多すぎます。

この戦いから自己を開放してあげる事が、ストレスフリーの社会を作る事に気づかなければいけません。

創造してみて下さい。

戦いが身近に無い日本を。

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健康100話(96):薬

2010年12月19日 21時00分57秒 | 健康・病気

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世界で最も「薬」が身近にある国は日本だろう。

街に薬局は必ずあり、安価で買え、おかげでちょっとした症状はすぐに治まってしまう。

有りがたい事だが、簡単に治まってしまうから薬に慣れてしまっている感がある。

薬に慣れてしまい、本当は休まないといけない状態でも、薬の効果によって頑張れるようになり、体を酷使する事になる。

また、栄養素をゼリー状にしたものや、ドリンクにした物を違和感無く体に入れる事にも警告を鳴らしたい。

人間の口から入れるもの、皮膚に塗ったり貼り付ける物に、違和感無く受け入れられる国民は日本がダントツであろう。

昔の薬は、自然の物をブレンドする「漢方薬」だった。

味はマズく、「薬」の雰囲気があり、とても「食品」と同じ感覚には慣れなかったはず。

日本人の「薬」に対する感覚。

少し考え直す時期にきていると思う。

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健康100話(95):依存心(治すと直すの違い)

2010年12月19日 11時26分01秒 | 健康・病気

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長年「健康指導者」をしていると、ある言葉を毎日言われます。

その言葉とは「治して欲しい」。

本当に皆さん言われます。

例えば「テレビが壊れたから直して欲しい」というなら解ります。

また、大きな病気や怪我、ウィルス感染の為にクスリや医療が必要な場合は理解できます。

ですが、日常の不摂生や老化からおこる「肩こり」「腰痛」「膝の痛み」「肥満」etcを、自分の改善無くして「治して欲しい」というのはちょっと違う事に気づかなければいけません?。

私のところに来られる方は、「病院や治療院に通っているけれども良くならない」方が多く来られます。

その人達は

・食べ過ぎ ・運動不足(整備不足) ・依存心のよる痛みの継続

・歪み  ・癖

これらが症状を作り出している事を知らない事が多いのです。

ところが、それらの改善の話に耳を貸せる人は良くなっていきますが、「治して欲しい」という心が強い人は、いつまでも改善されません。

自分の体を「治したい」というのであれば、自分の動きの癖、食癖などを考え直さなければいけません。

実生活の中にある原因を見つけ出す事に意識を向ける事が「治す」という行為なのです。

物を直すのと同じ感覚でいてはいけません。

経験上、医療、買い物、交通など、生活に便利が行き届いている場所ほど依存心は強い傾向にあります。

心の甘えは必ず体に反応として現れてきます。

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