健康100話（352）：健康の基本を守ってますか？

いくつもの病気を重ね持つ「多病時代」に、健康を求める人が沢山います。
そして「健康法」を求め、サプリメントなどもより良い物を探します。
しかし、そんな事よりも身体が良い状態を保つ「基本」を、自分がどれだけ出来ているかを知る事のほうが大切なのです。

今回から、健康を支える「身体の基本」を書いてみます。

１：身体を冷やさない
最近、街に出ると「冷たい物」を飲食する人の姿を目にする機会が増えています。
冬で寒い時でも冷たい物を欲しがってしまうのは何故でしょうか？。

身体は冷えると「免疫力」が低下しますよね。
つまり、病気への抵抗力が低くなってしまい、危険にさらされる可能性が高くなる事を意味します。

しかし近年、スマホや携帯用ゲーム機の普及、さらにイヤホンをして音楽を聴く人が増えていますが、このようなライフスタイルだと頭が刺激され過ぎて興奮状態が長くなってしまいます。
さらに、仕事ではパソコンは無くてはならない必需品となっています。
このようなライフスタイルは、頭の中が熱をおび、身体は冷えてしまいます。

東洋医学で健康状態を表す言葉に「頭寒足熱」というものがありますが、頭は涼しくお腹は温かい状態だと健康状態は良好を意味します。
しかし、多くの人はこれが逆になっているのが現実。

熱が頭に上がってしまった為、身体は冷えています。
身体は温めて欲しいのに、脳がホテッている為「冷たい物」が欲しくなります。

こうして、頭熱足熱の逆転現象が一層強くなり、多くの病人を作る原因となっています。

少し温かくなったからといって、身体を冷やすような服装をしたり、冷たい物の飲食で体温はどんどん奪われ、免疫力が低下している現代人。
まず、冷やさないという事を心掛けることが大切だと思います。

健康100話（351）：スイッチを切れ！

健康100話350の追加です。

「テレビをつけるのは、頭のスイッチをいれたいからです！/スティーブジョブス」

テレビだけではない！。
携帯やパソコン、情報ツールは全てそう！。
現代人は、頭のスイッチを切るのが苦手になっている！。

寝てるそばでも、携帯が鳴ったらすぐにでられるように電源は入れたまま！。

もう、頭の中がスイッチ入りっぱなし。

頭のスイッチを切ることが、健康づくりにはと～っても大切！。

この事を追加として書いて起きたかった。

ここ数日、新しい携帯に慣れる為に、使う時間が増えてます。
ホント疲れるわ！。

健康100話（350）：勘違いしてませんか？健康法のこと！！

２０年、健康指導ををおこなってますが、今はこのように感じてます。
病気を併せ持つ人ほど、サプリメントや栄養補助食品、安全な水、フィットネスクラブなどにお金と時間を多く使っているっと。

私は、健康診断など２０年以上受けてませんし、薬やサプリメントもほとんど必要としません。
私が知っている同業者（健康指導者）も同じです。

テレビをつけると、「これでもか！」ってくらいに、健康食品のCMが流れます。
いつも思うのですが、「いっそ全ての栄養素を入れたものを発売しちゃえば！」ってね！。（笑）

健康のプロでなくても、健康な人ほど「基本」を押えて、時間とお金が掛からない「考え方」と「工夫」をされてます。
実は、この事に氣づくって事は凄く重要な意味を持ちます！。

その基本とは、
１：身体を冷やさない
冬でも冷たい物を飲食できる今、身体は冷やされて免疫力が低下しています。
多くの新しい病名を聴いたり、アレルギーなどが多発する１番の原因は、免疫力の低下です。
冷やすって事は、私達が感じている以上に身体には危険が伴います。

２：足を使う（歩く）
ちょっとした距離でも乗り物を使っていると血行が悪くなります。
血液の流れは、心臓から下半身に向かって「下って」いきます。
しかもその時は、心臓のポンプの力で流れるから良いのですが、足から上半身に「上って」いく為には、足の筋肉を動かさなくてはいけません。
つまり、最終的には「脳」への血行が悪くなることを意味します。

また、足を使うって事は頭の中の「整理」をおこなう意味もあります。
スマホなどのインターネット機器や、外でも使えるゲーム機、携帯型音楽プレイヤーなどの普及で、常に脳には情報が送られている今、頭の中が交感神経過多で「興奮型」に片寄っています。
その結果、キレやすい人が増えたり、自己中心的な正確が生まれ、マナーの低下など日常の光景にも影響が出ているのは誰もが感じている事でしょう。

足を使うという事は、最も手軽な全身運動で血流を促進させる為に最低限必要な行為です。
時間が早く過ぎると感じるのも、生きるスピードが速すぎると、人間の野生が知らせているのかもしれません！。

３：腹八分
断食や朝食を食べないとか、炭水化物ダイエットなど、食に関する様々な方法が世に送り出されてますが、アレコレと考える前に満腹食べないって事が基本になります。
そして、１日に一度はお腹を「グ～！」と鳴らす。
最近、なる前に「小腹が空いた」と言って、何か食べる人が多いのではないでしょうか？。
いつも、お腹の中に物が入っていると、腸壁が汚れてしまいます。
日本人に大腸がんが多い理由は、空腹感を忘れた結果だと思うのですがね！。

あと、食べる事に関しては「旬」は大切です。
昔は時期しか食べられなかった物が、今では技術が上がり年中食べれるようになりました。
実はこれも健康を害する原因の１つなのですよ！。

４：ちゃんと休む
睡眠のリズムを守ってますか？。
夜中まで起きてたり、寝る前に携帯をイジッタりして脳を興奮させたりしていると、質の良い睡眠ができなくなります。
人間は眠っている時に、活動している時に壊れた身体の「修復作業」をおこないます。
この時、自律神経の「副交感神経」が優位になるのですが、２の足の項でも書きましたが、現代人は携帯などで常に「脳」を刺激し「交感神経」が過多になって、本人の自覚の無いまま「交感神経」優位になっています。

病人が多く、いくつもの病気を併せ持つ「多病時代」とは、「交感神経」が優位になり過ぎ、修復が追いつかない結果ではないでしょうか？。

簡単ですがポイントを４つほど紹介しました。
これらは、ちょっと氣をつけるだけで、すぐに実践できる事です。
そして、昔は当たり前だった事ですよね！。
それが、現代生活では実践しにくくなってます。
だから、安易で簡単な「○○が足りてない」「○○という栄養素は体内では作り出せない」というキャッチフレーズに躍らせれ、つい身体の中に「入れる」ことばかりおこなってしまいます。

ところが、知っている人はそのような「物」に頼る前に、実践できる基本をおこなっています。
この４つは全て、自分が行動することだけです。
人が元気に生きる為の「基本」に忠実に動くだけ。

この基本を押えるには、ある「邪魔者」がいることをご存知でしょうか？。
次回は、この邪魔者に付いて書いてみますね。

健康100話（349）：本物は「ごまかさない！」

ここ数週間、家族の体調不良などもあり、氣が休まる日が無かったので、久しぶりに落ち着いてレコードを聴いてみた。

BILL EVANSというJAZZピアノの最高峰のお１人です。
このレコードは、最近出たばかりの作品ですが、「奇跡の大発見」と言われているもので、アナログLPも世界で3000枚しかプレスされない貴重な物だけに、聴くときは本気で聴こうと思ってたので、やっと聴くことができました。

何十年も前の作品。
この頃は今と違って「ごまかしが効かない」んですなぁ～！。
今の音楽は、機械でいくらでもごまかせる！。
本物の凄みが伝わってきます。

そして、本物の音楽は「イヤホン」でもって外で聴くなんてできません。
この空気感を今の若い人は知らないから、音楽のレベルが下がってる！。

ある人が言ってました。
「売れる音楽と良い音楽は違う」と！。

本当、音楽業界は勘違いされてます。
そんな文化にしたの誰なんだよ～！。

ソフト、ハード機器のメーカーさん、ちゃんと音楽を聴く文化を創らないと自分で首を絞めることになるよね。

そして、ここからが健康に関係してくるお話。

外で音楽を聴くのが当たり前の時代。
イヤホンで聴く音楽は、音楽というよりもパソコンや機械で作られた「信号」なんです。
信号で脳を刺激され続けるとどうなるか？。

電車の中で、イヤホンから漏れて聞こえる音って不愉快でしょ！。
人に嫌な思いをさせているって「心」が育たない事の恐さを、少しづつわかり始めている人も増えてきた！。
自分の耳にも悪いのは当然！。

健康を害する事、社会を害する事って、少しづつを何十年に渡って続けた結果で出るものなんだよね！。
ホント、WGIPの3S政策に日本人は見事に浸かっていると思うのですが、その辺りを書くと、またアップされなくなるので止めておきます！。

健康100話（348）：日本人が震災から学ぶこと！

九州で大きな災害があり、被災されて皆さんには心からお見舞い申し上げます。
悲しみや心配などの感情は胸に集まります。
避難所で体操される光景を報道で知りましたが、是非参加して頂きたく思います。

そんな悲しい感情をやわらげる為に、個人になにができるのか？って、大きな災害が起きる度に考えてしまいます。

そんなニュース報道を見ていると、いつも若い人達の底力に感心させられます！。
ボランティアとして、自分で考えて行動している姿は、見ていてとても日本の将来に光があると感じてます。
ただ、現実的にボランティアに参加できない人達が多いですが、そんな人達が出来ることが「募金」です。
東北の時もそうでしたが、善意で集まったお金の行き先が不透明のまま、いつのまにか忘れ去られるって経緯があるので、結局、被災者個人個人には届かないって思ってしまいます。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160420-00000001-withnews-soci

しばらくは様子見なんでしょうかね？？。

さて、その災害から私達は何を学ぶべきでしょうか？。

最近、親子で殺しあったり、何でもない理由で人を殺したりというニュースが多くなってます。
海外で絶賛される「日本人の心」の衰退が、猛スピードで衰退している事の現れでしょう！。

以前、私は「地震は人のネガティブな感情の結果！」と書きました。
ならば、被災地の人を心配するのは当たり前ですが、現実的には「身近な人にやさしくしなさい！」と、大自然から言われているような氣がするのです。

日本中に「許す」「やさしい」という心がとても少なくなっているから、震災のサイクルが短くなり、多発しているように感じます。
（科学者をはじめ、多くの人が笑ってしまうでしょうけれど、私にはそう感じます）
以外と誰にでも優しくするってことが難しいことですよ！。

今日から「やさしくする！」って、朝起きたら個ｋ路に誓ってみてから、１日を始めてみるのと、震災被害者の皆さんを癒すのとエネルギーのレベルでは同じだと思います。

私もそうしてみますね。