健康100話（504）：思考停止

新幹線でとんでもない事件が起こってしまいました。
以前、車内で灯油をかぶって火をつけた事件がありましたが、これまで完璧な「安全神話」を誇っていた新幹線で、このような事件が何故起きてしまうのでしょう？。

このような事件が起きると、いつも発言しているのですが病人が激増する事と,異常な事件や事故が多発する今、根っこで問題は繋がっています。

それは、ひとりひとりが「考える」という事を課題として突き付けられているのです！。

今の日本人は、残念ながら「思考停止」状態の人が多く、一時的に情報としてインプットされる人はいても、自分の意見を持つ人が少ないのが現実。

しかも、自分の健康に異常が出ても、お医者さんなど「人任せ」にされる人が多いのは、本当に困った事だと思います。

事件や事故、自然環境の悪化、そして自分の病気や怪我。
全て、「考えましょう！」というメッセージだという事に氣がつかないと、その課題はいつまでも付きまとってしまいます。

平成がまもなく終り、次の時代が目の前に迫っています。
「平成は良かったね～！」と思う時代にしてはいけないのです。
「平成はあまり良い時代では無かったけど、あの悪い時代があったから今は良い時代になったね～！」と誰もが言える時代にしなければいけなと思いませんか？。

その為には、ひとりひとりがちゃんと「考える」事が必要だと思います。

写真は、奄美大島に生息する天然記念物「黒うさぎ」激減の理由を記した資料です。
人間が飼っていた猫が子供を産み、困った人間が山に捨てた事から、野生化した猫が黒うさぎを襲い激減しています。

全て、人間の軽はずみなおこないが原因。
「思考停止」では、小さな事がやがて大きな事に繋がっていくという負の連鎖は止まりません！。