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『健康100話』ボディリフォームストレッチ公式ブログ

これからは
今の健康を維持することが
とても大切になります!。
一緒に体操しませんか?。

健康100話(285):変わる健康指導法

2015年10月05日 08時49分49秒 | 健康・病気
私は、毎日健康指導をしていますが、1番注意しているのが指導法。

健康指導を受けてみると解るのですが、お医者さんがおこなう場合は、淡々と「臨床結果がこうなので~」とか、データを基にお話をされてから結果が出ます。

ヨガなどの指導者は、自分が学び、実践され、自ら結果を出されて生徒さんに「憧れ」のような感情を持たせる人が多いようです。

どちらも、「こうしなさい!」と、ある程度「道」を誘導するナビゲーション的な指導です。
ナビゲーション的な指導は、高度成長期の日本では「時代に合った」指導方法でした。

毎日が忙しく、余った時間の少ない時代では、「こうすれば良い!」と原因を自ら考えずに「答え」を教えてくれる指導法が喜ばれました。
しかし、この指導法にも悪い面もあります。
それは、「自分で考えない!」という事!。

「テレビで言ってた!」
「お医者さんが言ってた!」
「体操教室の先生に聞いたらこれが良いと教えてくれた!」etc。

今の日本は、経済の伸びしろはなく、人口も年間20万人前後減っていく時代です。
そして、毎日驚くようなニュースが次々と出てくる時代。

だから、とっさの判断のような「野性」が求められる時代だということ。

「今、がけ崩れに遭遇しています。どうしたら良いでしょうか?」などと、ネットでつぶやき、他人の答えを待っている時間などありません。
瞬時に判断しなければ、命の危険があるのです。

その判断力は、日頃から「自分で考える」能力を使ってきた人は、比較的できまますが、そうでない人は、周囲の人の行動にあわせるでしょう。
(周囲に人がいればまだ良いのですが)

命の危険性は無いにしても、「肩こり」「腰痛」「膝の痛み」などの国民病をはじめ、「高血圧」などの生活習慣病は、自分のライフスタイルから考えなくてはいけません。

他人は24時間一緒にいてくれませんよね!。

医療機関に掛かっている7割の人が、国民病や生活習慣病の患者です。
この7割の人が、自分で考え、生活の改善行動をとるような健康指導がこれからの指導法になると思うのです。

凄く難しいと、いつも感じてます。
答えを与えて、「先生すご~い!」と言われたほうが気分も良いし、楽なんですが、いつまでもこのような指導法では、実際病人の数が減りません!。

ヒントを与えて、自分で変わるのを待つ指導法。
忍耐も必要ですし、理解される人も、まだまだ少ないし、指導者でも気がついている人はほとんどいません。
もう、自称「カリスマ」や「神の手」の時代ではありません。

カリスマ性を使った指導法は時代遅れでしょう!。

「自ら考えさせる指導法」

これを模索しています。


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