名水立ての飾り付けです。「濃茶」のお点前になります。
釣瓶(つるべ)の水指しに「しめ縄を張り、幣(ぬさ)」を前後に二枚・左右に一枚の計六枚飾り付けます。
夏は「涼しきように」・・・茶道の心意気です!
釣瓶のお水指しには「名水」が張ってあります。(注*今回はコンビニで買ってきました)
お客様は特に説明を受けなくても、この飾り付けを見て「名水立て」であると分かるのです。
裏千家では、手前座にご亭主が座ると、まず正客から「お水を頂きたい」旨の申し出があります。
まず、タップリ「名水」を頂いた後。通常の濃茶を点てます。
主客共に深い心得があってこそ、座は楽しいものになるのですね・・・修行は続く!
ところで、官休庵「武者小路千家」ではお濃茶を頂いた後「名水」を頂くのだそうですし、
不審庵「表千家」には、この名水立てのお点前はないということです。
流派によって、所作、道具の扱い方まで違ってきますから茶道は奥深いことです!
裏千家・今日庵には「梅の井」と呼ばれる井戸より、今もコンコンと・・・名水が!
相当に深い井戸で、ここから釣瓶で水をくみ上げるのは大変だなあ・・・と、覗き込んだことが・・・!
お稽古でのお菓子は↓名は・・・「瓢箪」
←お花は秋の風情
ゆったりとした時が流れ、心洗われる一時。やはりお茶はやめられないなあ
最後に秋の七草の覚え方を
お・す・き・な・ふ・く・は・・・・お好きな服は。
女郎花・薄・桔梗・撫子・藤袴・葛・萩・・・遠く万葉の昔から
形を変えず咲き継いできた・・・花々です・・・全て漢字で書ける。いいですねえ!
さて、今日はこんなところです!
皆様ご訪問有難うございました・・・・・・