中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 84 今年の逸品

2011年12月31日 11時30分58秒 | 日記
    まずは夫の一品から
    夫の趣味・・・鉄道模型・・・今室内灯を全車両に取り付けています
    緻密なことが好きな・・・鉄チャンです

   
    続いて私の一品を  
    故郷の親友からのご依頼・・・表装前の作品・・・親友の姉上にお買い上げ頂きました
    とっちゃん・・・ありがとね!

   
    最後にわが家の一品・・・全員集合・・・時計回りに、シロ、ロク、ユキ、ゲン、フー 
    
    今年も恙なく終わりを迎えられそうです
    最後の締めくくりは「さだまさし」コンサートへ・・・
    
    悲しい出来事の方が多かったような今年
    来る年は・・・どうか平和に・・・心から念じて・・・

    皆様もどうぞ佳いお年をお迎え下さいませ
    拙いブログにお付き合いくださり有難うございました

                            ご縁に深謝!                                


      
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Vol. 83 除夜釜そのⅢ

2011年12月30日 15時16分17秒 | 茶道
   
   お茶の事になると、ついつい熱く語りたくなります。
   除夜釜・・・最後は、お茶室とお道具について書いてみたいと思います。

   
   茶室とは、亭主(主催者)がお客様をお迎えする建物のことです。
   様々がありますが、このお茶室は「三畳台目切」という造りです。
   三畳・・・はお客様が座る畳の広さ・・・一畳、二畳、三畳、四畳半とあり、これらを小間。それ以上は広間と言います。
   台目・・・は手前をする畳の広さのことで、畳一畳の四分の三の長さを言います。 
   台目切・は炉の切ってある位置を言います。
   写真の右側くりぬきから見える畳が、手前座です。
   
   ←これは「短けい」利休型と呼ばれているそうです
   けいの字は敬の下に木と書きますが、PCでは見つけられませんでした。
  
   短けい・・・足の短い灯台を呼ぶのだそうです。         
         台座が箱になっていて、灯柱は差し込んで組みたてる。箱の中に、小物をしまって手軽に運べる。                  

   主茶わん・・楽焼・五代宗入(江戸・享保の頃)1700年代中頃。作風は無骨、釉薬に艶がなく、軽い焼き上がりが特徴。                  

   ←茶筅売りのお軸・江戸時代の年の瀬の風物であったとか

   その他、茶筅はご亭主の自作、御銘「払拭」(ふっしき)

   眼福・・・ありがたい一時でありました・・・
   季節を取り入れた設え。お心入れも心から楽しめました。
   
         ご準備の大変さを思うと「感謝」せずにはいられません。
              お茶は、おもてなしの心を学ぶお稽古なのです。

                除夜釜・・・のお話はこれで終わりです。

   
             
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Vol. 82 除夜釜そのⅡ

2011年12月29日 23時51分04秒 | 茶道

   茶道のお仲間にお誘い頂いて「除夜釜」のお席にご一緒させていただきました。

   場所は・・・茨木市 市役所の近く
   先生は・・・坂田宗大先生

   奥様と可愛いお二人の子供さん(女の子・男の子)・・・家族総出のおもてなし。
   お行儀よくご挨拶、お運びが出来る・・・小さい乍らお茶人の心構えを備えた子供達。
   さしずめ・・・門前の小僧習わぬ経を読みでしょうか。感心しきりの私!
   
   
   路地には打ち水。
       

   待合席では、まず「ショウガの入った葛湯」・・・甘くて美味しい。思わずほっこり!にっこり!  
   
   つくばいには寒さの時とて「湯」の用意が。
                      

   
   茶室には、蝋燭が灯され、侘びた「幽玄と静寂」の世界が用意されていました。
   

       
   香合と手燭                                 銅鏡を蓋に用いた釜・・・風流・・・炉縁も見事

   夕刻からの席入り、相客は七人・・・皆が一服のお茶を頂き終わると辺りにはすっかり闇が迫っていました。
   茶室を出ると、足下を照らす・・・ほの明かり・・・心にくい演出です。
           

   別室で「おそば」の点心を頂き。
   主客共に「有難うございました」のご挨拶。
   
   緊張の中にも和気藹々、初めて顔をあわせた者同士、相客に心使いながらの一時でした。
   
   
   路地灯の柔らかい光に見送られて、お茶室を後にしました。
   
   平成23年12月29日
   お誘い頂いてホントによかった。
   思い出は心の宝石。
 
   また一つ美しい思い出作りが出来ました。
   お茶っていいなあ!!!!!!!!!!!
















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Vol. 82 除夜釜

2011年12月29日 19時57分36秒 | 茶道
   お茶会・・・除夜釜に行ってきました。
     
       可愛い「ウサギ」のお饅頭で
         お薄を一服・・・・

         おそばの点心・・・

                詳しくは明日アップ!
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Vol. 81 家の猫も他所の猫も

2011年12月28日 13時57分43秒 | 日記
   ストーブの前は「あったかいニャ~~ン!」↑

    ←ぐっすりニャン!→ 
      
   ←冷たいニャン!←不思議?→

                   ♪家猫チャンも他所猫チャンもみんなみんな可愛い♪
   下の三枚はFBからシェアさせて頂きました。
   
   猫の寿命は人よりは短い。後何年一緒に暮らせるかなあ!
   この子達を残しては死ねないニャン!


    
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Vol. 80 佐野有美さん

2011年12月27日 22時56分07秒 | 唄・歌・


     

             今年のレコード大賞「企画賞」を受賞した
             「佐野有美さん」 

             彼女は生まれながらにして、両手左足がない。
             右足も短く小さい。
             その先にある「五本の足の指」が、彼女の生活のすべてを支えている。

             彼女はすべてを乗り越えて「歌手」になった。
             悲しみも苦しみも、すべてを包んだ笑顔。
             美しく、可愛い。
   
             生まれてきたことに感謝している・・・この若さで!なかなか言えることではない。
             幸せであるのに「不満」ばかりの私。
             深く反省した、一日でした。 
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Vol. 79 時代は巡る

2011年12月26日 13時53分34秒 | 日記
                   寒空の下でも赤い鳥居が一際鮮やかな「千里丘稲荷」への参道。
                   家を出て「200歩」で、最初の鳥居に到着・・・
                   この千里丘稲荷は30年近く、毎日、犬の散歩で訪れた場所。
                   夏は青葉、春は桜、秋は紅葉。それぞれの季節が残っている場所。
   
   ここは「MBS・毎日放送の跡地」
   長い間、なす事もないまま広大な敷地が放置されていました。が、最近になってマンションの建設が始まりました。
   この稲荷の「祠」を配する一山は整備され、地元に残される事になりまして「ラッキー」しました。

   残念ながら、侘びた、里山の雰囲気を残していた山裾の雰囲気はすっかり一掃されて、ご覧のように現代風・・・
   遠くに建設機材が・・・見えます。

   私たちが住む街も、以前は松茸が採れるような豊かな赤松林であったとか・・・
   
   中島みゆき 作詞・作曲 「時代」
       めぐる めぐるよ 時代は めぐる
           よろこび かなしみ 繰り返し・・・ ほんまになあ!しんみり!!

   この山で以前「狐」を見かけました。バッタリ「目」が合いました。「わあぁ~~!」
   とは言いませんでした。驚かせてはいけない!
   皆「犬」じゃなかったの?・・・犬と狐を間違えるはずありません・・・愛犬家ですぞ!
   お稲荷さんの「使い」・・・きっといいことが(^-^)

    ←降り止まぬ落ち葉のお掃除用。ところどころにビーニール袋   

                   建設中のマンション名は「ミリカ ヒルズ」です。 


  
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Vol. 78 クリスマスプレゼント パートⅡ

2011年12月25日 17時40分28秒 | 絵文

  先程、素敵な着物地洋服・・・制作していらっしゃる・・・三津田先生から、また新しい写真が届きました。
  楽しいので、早速アップ!    私が着用しているのは先生の作品です。

  自由自在のM先生・・・Mはマジックハンドの「M」かしら!

     

      いかがですか~が、動画になってるんです!私の手も顔までも動きますよ~。ちょっと動きが速いけど・・・(^-^)
      見損なった?ら・・・もう一度、最初から・・・じゃまくさ~~!くてもお願いしますねえ。
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Vol. 77 茨木童子

2011年12月24日 17時05分03秒 | 日記

    ←茨木市青年会議所発行の童子のイラスト

          ←左端がてんさん

  22日夜、FBでお友達にさせて頂いた「花むらてん」さんのディナーショーにまいりました。
  演目の「茨木童子物語」がとても気になり、お稽古の後、急ぎ駆けつけましたが、年末で中環・新御は大渋滞。
  遅刻・・・!てんさんごめんなさい。

  さて、お隣の市【「茨木市・いばらきし」いばらぎと濁らないんですよ】には先頃
  ゆるキャラの「茨木童子」なるものが登場・・・何者から来てるのかしら?とず~~っと気になっていたのです。
  結構、変なことが気になる私です。

  舞台は市川聖山さん(三味線)とのコラボ・・・聞き応え見応えのある貫禄の舞台でした。
  てんさんは「語りべ」なのですね。
  茨木童子のお話は大変に興味深く・・・子供の頃に観た「東映の映画そのままでした」
  
  実は、童子は鬼で、大江山に巣くっていた「酒呑童子」の弟子だったのです。
  源頼光が渡辺綱・坂田金時(熊退治で有名な金太郎)・碓井貞光・卜部季武の四天王を率いて、酒呑童子一族を退治。
  この大江山の鬼退治のお話は、つとに有名ですよね・・・平安時代中期の事・・・

  その時逃げ延びた茨木童子は、そののち渡辺綱を京都の街中で、襲うのです。
  ところが「片腕」をばっさり切り落とされ・・・!で、その腕を綱の叔母に変じて取り返しに来ると言う筋書き。
  記憶にあるお話でした。なぜ?記憶?子供の頃とて、とっても怖い映画だったものですから。

  しかし、この腕の持ち主が「茨木童子」であったとは!!!
  そうだったのかあ~~~!  また、一つ賢くなったような?!

  てんさん・・・素晴らしい語りでした・・・聞き惚れました。声好!姿好!

  
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Vol. 76 天皇誕生日

2011年12月23日 20時35分41秒 | 日記
  

  今日は天皇誕生日。おめでとうございます。
  78歳・・・におなりなんですねえ!

  美智子様とのご成婚の日のこと、未だに目にハッキリと焼き付いています。
  「皇太子殿下と掛けてなんと とく」「高速道路と とく」
  その心は・・・みっちがいい・・・道がいい・・・美智がいい・・・ばんざあーい!

  なんて、おもしろい掛詞なんかがはやったりして・・・

  私はまだ小学3年生?たぶん?
  美智子様は「巻き毛の癖毛」幼い頃は、くりくりの巻き毛で「テンプルちゃん」ってニックネームで呼ばれていたとか。
  テンプルちゃんは戦後アメリカではやっていた、漫画の主人公だったような?

  美智子様はホントにお綺麗で、やさしい美しい声で、上品で・・・子どもにも、子どもでも分かりましたよ。
  こんなに美しい方が世の中にいらっしゃるなんて・・・興奮したものでした。
  お幸せであってほしい・・・個人的な祈りです。

    
  わが家のベランダから見える、夕景です。  日暮れが早くなりました。
  「山かげは日暮れ早きに学校のまだ終わらぬか本読む声す」若山牧水

  この歌の確認をしていて 君が代に行き当たりました。
 
  平安時代・・・日本の国家の原点になった歌が「和漢朗詠集」に  詠み人知らずとの但し書き。
  *わが君は 千代に八千代に さざれ石の いわおとなりて 苔のむすまで*
  初句がちがいますね。

  瓢箪から駒・・・偶然にも、図らずも、一つ賢くなったような今夜でした。



  
  

  

  
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