中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 1005 「正午の茶事」集ってお稽古致しました!

2018年09月16日 18時04分26秒 | 茶道

写真は「濃茶手前」が終わった後の設えです。

正午の茶事・・・お稽古茶事におよばれして参りました。
先生の次に年齢の高いわたくしは・・・年功序列で「お正客」申し訳ないです。
流れは一応予習していたのですが、細かな所作、主客で交わす言葉、複雑な手順は
その場面を踏まないと、習得できません・・・万端難しいです。


↑ 流れはこのように


↑ 水屋の方は、手順をこのように掲示・・・チェックしながら、ですね!

まず 、腰掛け待ち合い 蹲い 席入り 初炭手前とすすみ、この後「懐石」を頂きます。

初炭点前です


こちらは「懐石」取り忘れた写真もあって完全ではありませんが。
それぞれのお料理は秋の味覚を吟味してあって、なかなかの思い入れ・・・感激しました。


主菓子は「秋の彩り」漉し餡に芥子の実をまぶしてありました。アッサリとしかし香ばしく!


お濃茶を練って頂きました。
後ろに控えているのは、本日の「ご亭主」

濃茶の後、続いてお薄を頂きますが
席を改め「たばこ盆」「座布団を出します。


お干菓子を頂きます。

床のお花も活けかえます。


お薄を頂いて終了です。

皆で「感謝のご挨拶」

お稽古茶事ですので「和気藹々」と楽しめましたが、
解説は難しいです…手順は複雑怪奇!…何年お稽古してきたの?
我ながらがっかりです。
淀みなくご指示くださる先生。
尊敬あるのみです。本当に茶道の先生って素晴らしいと思います。


最後に「お稽古の場」を提供してくださいました「Hさん」
裏方でご準備くださいました皆様、
本当に有難うございました~~~!また誘ってね!



さて、本日ご訪問くださいました皆様にも、御礼を!・・・


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Vol. 975 茶道のお稽古 at パナソニックリゾート!

2018年06月09日 21時29分51秒 | 茶道
    
   パナソニックリゾートはパナソニックの保養所です。こちらには「松下幸之助」さん
   の肝いりで  造られた
   三畳台目と言う本格的な「お茶室が備えられています」 
   見出しは木漏れ日が美しい影を落とす腰掛け待合と蹲いです。

   
   この道を下ると

   
   正面玄関へと

   今日は茶道の仲間の皆さんと「互稽古」
   ①炭点前  ②濃茶付き花月  のお稽古を致しました。  
   
   まず、風炉の「初炭」と「後炭」
   炉の中に炭を手順に従って置くことを「炭点前」と言います。夏と冬ではその所作・手順も違うのです。
    
   まずは「ベテラン」様から

   この後は「濃茶付花月」
   花月と言いますのは「五人一組で取り組む」特殊な点前です。
    
   折り据えと呼ばれる物の中に「五枚の札」が裏向きに入っています。
   5人で順次札を取っていき花札があたった方が「点前」月札があたった方は
   「お茶」をいただける・・・
   など、どの札があたるか分からないのですから「かなり上級」
   ある程度の心得を備えた上でのお稽古となりますね。
   

   今日はお天気も良くて、久々にお会いしたお仲間たちと和気藹々!
   ご用意頂いた美味しいお菓子を頂いたり
   おにぎりとお茶でお腹を満たしたり
  
   お茶で結ばれた一つの心!
   恥をすて 人に物問ひ習ふべし
             是ぞ上手の基【もとゐ】なりける


   長年お茶に親しんできましたが、お若い方の記憶力・熱意。等々。
   すでに遠く及ばない年頃になってしまいました。
   
   教えてきた人たちから、教えて頂くようになった。
      それが何故かとても嬉しいことに思えるのです。
          親子ほども年の違う方々との愉しい一時でした。
 
   お部屋の予約からお道具の準備まで。お世話になりました。
   Oさんに深謝を!

   本日ご訪問下さいました皆様有難うございました・・・
   

   

 
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Vol. 865 茶道具のうち水次のこと!

2017年09月19日 19時23分32秒 | 茶道
    
   これは茶道具のうち・・・水次(みずつぎ)と呼ばれる物です。
   銅の打ち出し・モールという飾り付き。
   すべて手作りの逸品です。

   購入して30年近くなります。
   お茶会などでは、こういったお道具の出番はなく、長い間飾り物として我が家に。
 
   ところで
   水次は「水次薬罐」と呼ばれ
   「利休」が水を注ぐために近くにあった「薬罐」を利用したのが始まりとされています。  

   水次には、いろいろな物がありますが
   主には下記のような物があります。
   
   ①木地曲
     
   
   ②塗り物
   
   
   ③やきものの「片口」
   

   ④唐銅、素銅、南鐐などの「薬鑵」型
   
   こちらは「腰黒」と呼ばれ下半分に「黒漆」を施してあります。
   裏千家で使用される物ですね。

   お稽古では
   棚手前や置き水指の場合、お仕舞のあとに水次を持ち出して、
   水指に水を注ぐ道具として使用します。
    

   今日は少し茶道具の整理をしました。
   こちらの水次も手放そうかと・・・思ったりしています。
   古道具屋さんに引き取って頂くとなると二束三文になるのは必死。
   さて、どうしたものかと・・・・ 

   今日はこんなところです
   本日ご訪問下さいました皆様ありがとうございました・・・
コメント (4)
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Vol. 862 炭手前のお稽古 in パナソニックリゾート

2017年09月09日 19時12分56秒 | 茶道
   
   初個展や還暦茶会、初釜など・・・をさせて頂いた思い出の茶室。
   こちらはパナソニックリゾート大阪内にある茶室です。
   松下幸之助さんの肝いりで造られたのです。
   腰掛け待合・蹲い・広間・小間・を供えた「本格的な」茶室です。

   
   天井は「真・行・草」に設えられています。  
   席は四畳向こう切り・・・と呼ばれ、手前は基本の手前とは少し勝手が異なります。
    
   
   何故かピンボケに????
   お花も綺麗に活けられたのに残念です!
    

   障子を通して茶室に差し込む午後からの光も柔らかく
   
   茶室から望む「腰掛け待合」は人待ち顔に。
   「蹲い」に落ちる水音も涼味を誘って爽やかです。

   今回は炭手前・濃茶。お薄・・・の互稽古。
   志の高い茶道仲間。長いお付き合いのお仲間たちにお誘い頂き、
   久々に茶の香りに勤しんで参りました。
   ああでもない。こうでもない。そうだった。そうそう・・・と和気藹々!!
    

   次回のお稽古日もしっかり決めて、お別れしました。
   ツクツクボウシが、ゆく夏をせかせているように鳴き渡る午後!
   心に残る9月9日「重陽の節句」となりました。

   さて、本日ご訪問下さいました皆様・・・ありがとうございました。

   追記
   パナソニックリゾート大阪は「組合員」でなくても格安で泊まることが出来ます。
   https://phio.panasonic.co.jp/resort/r_osaka/index.htm
   所在地: 〒565-0802 大阪府吹田市青葉丘南10−1
      電話: 06-6877-0111

   
   
   
   
    
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Vol. 768 花びら餅の由来!

2017年01月08日 15時25分39秒 | 茶道
   
    花びら餅は、花弁餅、花片餅とも書き、
    別名で菱葩餅(ひしはなびらもち)とも言われるようです。


    花びら餅は、明治時代に裏千家十一代家元玄々斎が初釜で使うことを宮中より許可され、
    その後、新年のお菓子として、全国の和菓子屋でも作られるようになったということです。

    余談ですが裏千家十一代家元玄々斎は
    1872年の京都博覧会に際し、外国人を迎えるため、立礼式を創案しました

    さて、花びら餅に関しては諸説あるようですので、私なりに簡単にまとめてみました。

    鏡餅に押し鮎、ダイコンを添えた御所鏡(平安時代から続く)それが、やがて簡略化され、
    宮中雑煮と呼ばれた「餅の中に食品を包んだものが配られるようになります」
    花びら餅はその形を「模して」和菓子として作られた物。
    包まれている牛蒡は押し鮎に、餅と白味噌餡を雑煮に、それぞれ見立てているのでしょうか
    京都のお雑煮は白味噌仕立てであることを考えれば、
    お雑煮と花びら餅との関係にも納得が行きますね。


    製法は
    白餅を丸く平らに延ばして赤い小豆汁で染めた菱形の薄い餅を重ね、
    中に甘く煮たふくさ牛蒡(ゴボウ)とにんじんを白味噌の餡にのせて、
    半月型に仕上げたもの。お店によって多少の違いはあるかもしれません。

    初釜
    特に裏千家の初釜には「花びら餅」が欠かせません。
    それは裏千家十一代家元玄々斎の功績に負う物なのでした。
    私なりの簡単まとめ・・・大きくは間違っていないと思いますが

    さて、本日もご訪問くださいました皆様ありがとうございました
    
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Vol. 767 2017(丁酉の年)初釜(於・かが万)

2017年01月07日 19時11分41秒 | 茶道
   
    今年も初釜は北新地「かが万」で
      050-3460-9815  
    大阪府大阪市北区堂島1-2-33
    
    初釜とは、茶道の行事の1つでして
    新年を迎えた後、最初に行う「お稽古」のことをさして言うのですね。
    年の初めに「釜」を掛ける。

    ::茶道では「茶会を開くことを」別名「お釜を掛ける」とも言います::

    で、初釜はいわゆる茶道の新年会のようなものでして
    濃茶、薄茶と「お茶を頂き」
    その後「懐石」を頂いて一年の初稽古を「寿ぐ」のです。

   

   

         
    まず、お濃茶をいただき       つづいて、お薄をいただきました
    ↑こちらの写真2枚は、いつもお正客をおつとめくださる「J・I」さんから頂きました。
    
    初釜の主菓子は「花びら餅」と、決まっているんですよ。
   
 
   
    
   今年は、都合の合わなかった方の欠席もあって
   少人数での初釜となりましたが

   心静かに一年の計

   おのおの「年の初めにあたっての抱負などを述べあい」
   和気藹々と語り合ったのちお開きとなりました。

   髪を結い上げ。白い足袋をまず履き、下着からすべて着替えて、
   着物の袖に手を通すと
   言葉に出来ない「感情がこみ上げてきます」
   きりっと「いくぜ~~~~!」のような

   さあ!大きな一つの行事が終わりました。
   明日からまた心機一転・・・えいえいお~~!

        本日ご訪問くださいました皆様「ありがとうございました」  
      
     
   
   
   
   

   
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Vol. 646 2016年 初釜のこと

2016年01月11日 18時36分44秒 | 茶道
   
   今年の初釜は今回で5度目となる「かが万」大阪の夜を彩る街。北新地にあります。
   北の新地には有名割烹店が軒を並べています。

   さて、初釜
   今回は先生の体調が悪く、その上ご都合の悪い方々も重なり、
   少人数の集いになりました。
   

   こうして集えることは、例え少数でも精鋭。有難いことでございます。

   
   先生はお洋服。マスク!ご無理なさってこの席に。

   床には、大徳寺・大亀和尚の直筆「白鶴舞丹霄」・はっかくたんしょうにまう・
   解釈・・・白鶴が茜の空に舞っている→紅白の美しい様子がうかぶ、おめでたい禅語です。

   まず、花びら餅を頂きます
   

   お濃茶を頂いてお点前は「続き薄」へと。
   身内だけの気取らないお席は居心地の良い雰囲気。
   

   お席は恙なく進み
   席替えをして「懐石」へと
   
   かが万のご主人自らのお酌。
   お酒はおめでたい席には欠かせません。般若湯と呼ばれて元は滋養強壮剤に。
  
   
   懐石はコラージュにしました。

   吟味された素材、丁寧な味だし、凝った器の数々。
         

      

   満足と感謝の一時でした。

   子棚にはお正月を寿ぐ、心尽くしが施されている
   行き届いた配慮・・・感激のお席に満足して初釜を終えたのでした。
         

   晴天の空。風もなく穏やかな一日。
   2016年の新春。帰りの道すがら。堂島川・大川の水面も煌めいていました。
   今年の初釜も穏やかに終えることが出来ました。

   きりりと引き締まって、明日からの仕事に精を出します。

   皆様本日もご訪問頂きありがとうございました。

   
   

   
   
      

   

   

  
   
   
   
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Vol. 584 月釜に行って来ました!

2015年02月08日 20時12分36秒 | 茶道
   

   久々に「月釜」に行って参りました。梅田から徒歩15分ほど・冷雲院というお寺です。
   懐かしい皆さん、先生方にお会い出来ました。
   実はわたくし昨年を持ちまして「茶道」人生にピリオドを打ったのです。

   事情をご存じない大先生、若先生から「ひさしぶりやなあ!?」
   「6月はあんたの先生の掛け釜やなあ・・・・がんばりや」と声を掛けて頂いて。
   ちょっと胸が詰まってしまいました。

   日頃は無口な若先生・・・珍しくお声をかけて頂いて・・・申し訳ないような!
    
   
   会記です・・・本来は写真に撮ってはいけないのです。
   きちんと記帳しなければならないのです。それが礼儀なのです。
   でも、失礼を承知で・・・大先生「達筆」です。大寄せですから設えは簡単です。
   
   待合席には「蕗」の絵。春を奏でていますね。
   今のお若い方は蕗の薹を見ることもないでしょうね。  
   

   本席は長板。
   写真は撮れませんので、検索してお借りしました。
   
   写真では違いますが本席の飾り付けは
   紫交趾の皆具でした・・勺立て・建水・水指し・・・が全ておなじ模様を皆具(かいぐ)と言います。
   交趾焼き(こうちやき)は、中国南部で生産された陶磁器の一種。
   名称はベトナムのコーチシナ(交趾支那)との貿易で交趾船によりもたらされたことに由来すると言うことです。
   
   
   写真はお借りしました。
   例えばこんな感じ。
   紫色の他に「黄色」の黄交趾「青色」の青交趾もあります。
  
   さて長板は「近左・きんさ」の作
   作者の説明を
   川端 近左(かわばたきんさ)-6代 当代の川端近左は1947(昭和22)年生。塗師です。
   主に棗を中心にした茶道具を作っている。 
   京都の油屋「近江屋」の初代当主「川端佐兵衛」が、趣味人で絵や漆に興味を持ち作品を作ったのがはじまり。 
   初代の雅号が「近左」で代々受け継がれています。 
   初代の長男が有名な日本画家「川端玉章」で、塗師は初代の弟が二代目を継いだと言うことです。
   2000(平成12)年、6代川端近左を襲名したました。
     ほぼ記憶していたのですが、間違ってはいけないので「検索」しました。

   
   川端玉章の「画帖」私もファンの一人として蔵していますよ。

   え~~!
   何だか話しが理屈っぽくなりましたね。

   最後にお菓子を
   重菓子は「草間の雪」
   お干菓子は「藤団子・とうだんご」名古屋方面ではよく呈されるそうですが
   
   私はもちろん皆さんも、初めてのようでした。
   五色の色で「厄除けに」なっているそうです。
   米粉を和三盆で固めてある「爽やかな」口溶けでした。

   久しぶりのお茶会。*一碗からピースフルネスを*裏千家の教えです
   大寄せですから「気取りなく」楽しめます。
   仲間内の勉強会です・・・途絶えることなく続いて欲しいなあと思いながら
   帰宅致しました。
 
   茶道人口は減りつつありますから。

   さて、皆様本日もご訪問頂き有難うございました・・・・・・


   
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Vol. 560 茶道のお稽古「茶壺」

2014年11月05日 17時49分19秒 | 茶道
    
   写真はお借りしました
   11月になりました。 茶は風炉から炉へ変わります。
   お茶を美味しくいただくために湯を沸かし、茶を点てるのですから、炉も風炉も同じですが、
   お稽古をしている者にとって、まったく違うものに思えることが不思議です。

   さて、お稽古では「茶壺」を飾る「飾り紐」のご指導を頂きました。
   茶壺は陰暦五月に新茶を詰め、木製の蓋をし、それをさらに紙で封印します。
   陰暦十月に風炉から炉に移り、炉を使い始める「開炉」とともに茶壺飾りをして封を切ります。
   

   
   新茶は、このような形で封印されています。

   さて、なぜ「壷」に茶を保存するのでしょう。
   壷は人間の「胎」とみなされているのです。
   5月から10月まで茶に象徴される「生(き)」をその中に孕んでいると言う訳なのです。
   死のイメージを持つ「冬」の季節に生まれ出て、「生」(き)としての春の気配を与えると
   考えられているのですね。

   茶壺の口を切る!このことは
   新茶を飲む喜び以上に新しい「生」(き)あるいは
   生命の誕生に立合うという意味があるのですね。

   奥深いことです
  
   さて壷飾り
   
      
   しまわれていた壷が床に置かれます。
   美しく、華やかに紐飾りをして、愛でるのですね。
   これにも決まり、約束事があります。

   正面を「真」 
   勝手付き(下座)を「草」
   反対側を「行」・・・しん・ぎょう・そう・・・で飾るのです。

   
   行です。

   
   草です。

   写真は今回全てお借りしました・・・・・・

   11月。
   開炉、口切り・・・新しい季節への心躍る移行。
   茶席の景色も変わって、新鮮な気持ちで新たな取り組みを楽しみます。

   茶道400年の歴史の一端でした。

   皆様本日もご訪問頂き有難うございました・・・・・・

   

   
   
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Vol. 516 茶道のお稽古・貴人清次

2014年06月19日 19時48分31秒 | 茶道
   

   本日茶道のお稽古。
   風呂(夏用の釜)貴人・清次(きにんきよつぐ)

   貴人清次とは
   貴人に随伴のあった場合の貴人にもお伴にも茶を点てる作法のことです。
   【清】というのは、貴人のことで【次】(つぎ)がお伴のことです。
   貴人碗は天目のものを木地の台にのせて茶巾、茶筅、茶杓を仕組みます。
   このようになります。
 
   次茶碗は普通の茶碗でよいのですが、
   茶筅は貴人の【清】が白竹に対して、【次】は煤竹(すすだけ)の数穂を用います。

   茶巾も普通のものを使いますが、
   畳み方が特殊で、これを 『千鳥茶巾』 といいます。
   このような形です。

   ああ!ややこしい・・・・茶道の手順は
   所作・道具の名称・手前の順序・・・と、誠に複雑で・・・難しいものです。
   【百期(百回)おぼろ】・・・といわれるように「百回」練習してもまだはっきりとは
   覚えられないと言った意味でしょうか。

   まだまだ初心者です。

   さて、私の大切にしている「御所籠」
   二年ほど前「教室を閉じる」事になったある方から「お安く」分けて頂きました。
   10月にある船場祭りのお点前の練習用にと、お持ちしましたところ
   「あなた!とってもいいお道具よ~~~~!」「練習用には使えないわ!」
   「本番に使ってもいい程よ!」・・・と先生が!

   わあ・・・嬉しい!
   私も「目利きであったか・・・笑・・・」
   

   

   籠の中に、手前に必要な諸道具がおさまるようになっています。
   主に「野点」に使います。

   茶を嗜む者にとって「お道具」を褒めて頂くことほど嬉しいことはありません。

   何時かこの籠を使った「お茶会」を開いてみたいものと
   心嬉しく帰宅致しました。

   今日はこんな日でした。
   ご訪問下さいました皆様有難うございました・・・・・・
   
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