中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 213 天下の名園「後楽園」

2012年07月30日 18時06分39秒 | 故郷愛史
   

   この写真を撮った後・・・バッテリー切れ!
   望遠にしたので、ブレブレ・・・・富士のファインフィックス・・・望遠機能???よ!ツバメの時も・・・!

   さて、そんな訳で、ちょっと借り物の写真を・・・・アップ!
      
   
   

   いかがですか。
   美しいですよね。
   お城は、空襲で焼けましたが、公園の辺り一帯は焼け残ったようです。古い洋館、油問屋さんなども残っています。

   コンパクトにまとめられた庭園。
   茶室、五月山、蓮池、カキツバタの八つ橋・・・などなど!能舞台もあったかな?
   四季を通じて楽しめる庭園です。

   絵文のレッスンの後、親友ご夫妻とご一緒しました。
   とっちゃん、誘って頂いて有難う!幻想庭園  堪能しました

   ↓後楽園へ通じる橋。
    薄暮の岡山の街が夕日を受けて綺麗でした。
   
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Vol. 212 水の輪

2012年07月29日 19時49分35秒 | 絵文
   

   7月28日・・・故郷岡山に絵文の教室開講。   
   写真は初めてのお稽古の様子です。
   左のお二人は私の同級生の妹さん・・お二人は友人同士。で、参加下さいました。
   思い出が重なって・・・懐かしさが先に立ちます。それにしても不思議なご縁。

      

   左の写真、三人は今回ゲスト。真剣な目線! 右のお二人はfbのお友達。セミナールームを提供下さいましたのが右側の方。
   マラソンで有名になった天満屋デパートのすぐ近く。とっても便利な繁華街の中心。
   勝手知ったる故郷ではあっても、離れて長く、街の事情の詳細は不明。
   
   そんな中、何という幸運でしょう。

   水面に広がる「水の輪」・・・の如くに「絵文」の世界が故郷に、広がって欲しい。
   そして、後に続く人が、一人でも二人でも育って欲しいのです。

   絵文と出会って、22年。
   肩凝り性で、偏頭痛持ち、最近は斜視にまでなってしまい、長期間のスランプもありました。
   でも、めげない。

   こんな良い出逢いに恵まれて、楽しいことが次々に起きるのですから。

            
            親子でご参加のfbのお友達・・・有難う!

   皆さん絵筆を持つのは初めてのはず・・・ですのに・・そうとは思えない筆の冴え。
   好きこそ物の上手なれ・・・言い古された言葉に、真実を感じた貴い一日でした。

   お稽古の後、天下の名園「後楽園」のライトアップ見物に・・・親友ご夫妻と。
   ところが、カメラのバッテリー切れ・・・なんという「うかつ」
   幻想庭園・・・・は・・・また後日。

   皆様ご訪問有難うございました・・・

  
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Vol. 211 愛でる ・ 慈しむ

2012年07月19日 20時10分48秒 | 日記
     

   梅雨があけ・・・蝉が鳴き始めました。

   江戸時代
   静けさや岩にしみ入る蝉の声・・・ご存じ松尾芭蕉が山形領・立石寺・・・で詠んだ句。
   蝉の声の喧噪にさえ、一層の静けさを感じた「芭蕉」の感性の素晴らしさ・・・

   平安時代には
   清少納言・・・少納言は役職の位ですから・・・名字は「清」さんだったんでしょうか??
   余談はさておき
   清少納言の随筆「枕草子」のなかの一節・・・
   秋は夕暮れ・・・(省略)・・・日入りはてて 風の音 虫の音など はたいふべきにあらず

   自然界の現象、季節の移ろいを 愛でる 日本人の感性はとおく万葉の頃にはすでに培われていたのですね。
  
   さて、私の好きなもう一つの言葉  慈しむ  大事にして、可愛いがる・・・そんな意味だと思います。

   慈しみに満ちた鳥たちの姿をあつめてみました・・・
   
   
                  

   
   fbからシェアさせて頂きました。

   愛でること・慈しむこと・・・
   そんな心を自分の中に育んでいけば、残りの人生は、より一層「ゆたかな」ものに
   なるに違いなく・・・・

   そんなことを考えた、夏の一日でした。

   皆様ご訪問有難うございました・・・
   

      
 
   
   

   
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Vol. 210 千利休 名の由来

2012年07月16日 18時45分35秒 | 茶道
        

        長谷川等伯・・・画   利休像

        

   ご縁があって茶の道を共に歩む・・・K・Yさん。
   熱心に取り組んで頂いて・・ご紹介のし甲斐があったというもの・・・有難うございます。

   で、その熱心な彼は 「裏千家男子組研修会・・・二泊三日」 に参加してきました。
   写真は裏千家 「兜門の前・・・同班の方々との一枚」

   それで、と言っては失礼ですが。
   最近読んだ本に 「千利休」 の名前の由来が紹介されていたのを思い出しました。

   千利休・・・本名 「田中与四郎」
   号・・・茶湯・・・・から宗易 (そうえき) を名乗る。
   千・・・・は当時の天皇から賜る。

   利休・・・・は 名利共に休す めいりともにきゅうす・・・という禅語から取ったといわれています。

   この禅語の意味は 『名誉も利益も求めません』 というものだとか。
   つまり利休は、そう名乗ることで、茶の道を極めることで満足です。
   名誉もお金もいりませんと・・・宣言したのでしょうか・・・!

   利休の生き方が・・・この名のとおりであったかどうかは・・・歴史が物語ってくれるでしょう・・・

   人の生き方は様々ですから 「名誉」「お金」 を求める生き方があっても良いと思います。
   が、そのためにやりたくもないことをガマンしてやっていく・・・そいった生き方だけはしたくありませんね。
   かといって「霞」を食べて生きて行くわけにも行かず・・・難しいですね・・・矛盾 
   仕事をしている以上・・・利潤を追求するのは当然のことですし・・・

   そんなことを考えた今日でした・・・真夏の暑さですが、まだ、この辺り蝉は鳴きません
   ・・・今どこにいるんでしょう

   みなさまご訪問有難うございました・・・


   
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Vol. 209 雨の千里丘界隈

2012年07月13日 20時17分28秒 | グルメ
   今日の湿度の高さには閉口・・・
   どこまで行っても、暑い・・・暑い・・・暑い!・・・蒸し暑い!

   そんな訳で、今日は(何時も)絵文のお稽古の後、千里丘駅前にある隠れ家カフェ「森カフェ」に参りました。
   毎度、高槻からお越しの「K」さんとご一緒します。
   一回り年上のお姉様ですが・・・気が合うのですね・・・こういった場合・・・年齢は関係ない。
   その上私は年上の方が「好きなんです」・・・昨年はご一緒に旅行にも参りました。

   で、そのカフェに参りましたら、撮影中!
   三井レジデンス・・・阪急摂津市駅前に建設中のマンションの販売会社から・・・
   何でも会報に掲載されるとか・・・HO~~~~!

   スタッフお二人が熱心に撮影なさってました。テーブルを替えたり、光の度数を測ったり、反射板を用意したり。
     

   写真は月替わりの「ランチ」・・・人気があるんですよ・・・お昼だけでなく、夕方でも頂けるのです。
   ヘルシーに工夫が凝らしてあって、お味もお値段も納得です・・・オーナーさんは野菜ソムリエの資格をお持ち。
   御嬢様の焼かれるケーキは本場フランス仕込み。お二人の御嬢様との三人四脚ですから・・・力強い!

   私もちょこっと横から撮影の仲間入り・・・・
   雨の一日の・・・総集編を楽しみました・・・ピザとカプチーノで・・ブオーノ!
   ちょこっと「暑気払い」して帰宅しました・・・とさ 

   今日はこんなところです。皆様ご訪問有難うございました。 

   最後に、FBのお友達からシェアさせて頂いた「紫陽花」で涼しくなってくださいましね。
   
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Vol. 208 魁・・・・さきがけ

2012年07月12日 21時06分38秒 | 日記
      

   一粒の種は遠く運ばれて・・・やがて芽吹き・・・花が咲き・・・また種を生む
   やがて・・・一粒万倍・・・
   まず種になる人を・・・先駆者と言い・・・さきがけ・・・魁とも言っていいのではないでしょうか。


   先日テレビ東京の番組・・・さきがけJANPAN 海を渡る「和」の職人達で
   「源吉兆庵・ロンドン店」の紹介がありました。
   岡山市に総本家がある「和菓子屋」です。

   日本の夏を彩る「ホタル」をロンドンっ子達に紹介する取り組み・・・
   川辺の草も、ホタルも、すべて砂糖菓子で出来ているのです。
   この繊細な作りにまず・・・だれもが驚きます。
   

     日本人でさえビックリ・・・これを作った方は「女性」でした

   そして「七夕」伝説の設え・・・短冊にも願いを書く・・・さすがに「英語」
     日本に行ってみたい・・・と書いてありますね。

   

   右の方は「お若いけれどロンドン店の店長さん」
   左奥のお着物の方は、静岡からお越しの「茶道の先生」

   

   ず~~~~~っと、音を長く引きすぎて、黒いシャツの方は「むせて」・・・ゲホガホ!

   その国に直接行ってみなければ分からない「隠れた文化」・・・それを出向いて伝える。
   まずは一粒の種を落とすことから始まるのですね。
   そんな草の根から広まって、情趣ある、そして精神文化の高いJAPAN

   是非知っていただきたい・・・全世界の人に・・・誇りを持って

   今日は海を渡った「和菓子」のお話しでした・・・和菓子の写真がなくてすみません!

   皆様ご訪問有難うございました・・・

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Vol. 207 展示会のお知らせ

2012年07月06日 20時16分34秒 | 絵文
   

   会場・・・近鉄百貨店上本町店・6階・美術画廊
   会期・・・平成24年8月2日(木)~7日(火)・・・ハガキはミスプリ・・・23年になってます
        午前10時~午後7時

   

   墨彩書画・絵手紙・・・10人展が開催されます・・・私も参加させて頂くことに!
   こう見えて「人前でのパフォーマンス」を一番苦手としている私です。
   が、4日と5日「実演」をさせて頂くことになりました。

   手が「震え」ないことをねんじつつ・・・・^-^
   
   お近くの皆様がいらっしゃいましたら・・・何卒のご来駕・・・お待ち申しあげます。

   宣伝!になってごめんなさいですが・・・
   私の「ハガキ絵」デパートの(チラシ)ご案内の代表に選んで頂けました。
   どこにあるのかは分からないのですが、電光掲示板にも大きく出して頂けるとのこと。

              
               こちらです~!「大吉地蔵」です。

   7月・・・頑張ってまだまだ「小作品」を量産しなければなりません。
   8月・・・個展に向けて・・・「大作品」を描かねばなりません。

   継続は力なり
   逆に言えば継続しないと力を失う・・・fbのお友達の言葉。
   言い得てます・・・

   皆様ご訪問有難うございました。


   

   
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Vol. 206 一閑張り

2012年07月05日 21時02分21秒 | 日記
   

   

   これは「一閑張りの」籠バッグ!
   交野市の教室の「M」さんからいただきました。
   全員に一個ずつ・・・同じものは二つと無い・・・あみだくじで・・・私は何とこのバッグが当たりました。

   手がこんでます・・・有難うございました。感謝感激です。
   火曜日、絵文のお稽古の後・・・Mさんから「一閑張りの」手ほどきを頂きました。

   手順は下記に
   *ざるなどに、薄く溶いたのりをたっぷり塗り・・・その上に半紙などの紙を空気の入らないように貼ります。  
   *「しっかり乾かします」・・・ここまでは下張りです。

   +その上から好みの和紙(色がついいていてもかまいません)を重ねて張り・・・しっかり乾かします。

   *そして「柿渋」を塗り・・・乾いては塗る・・・を5~6回繰り返します。
   *最後に「着物の一部」「自分で描いた絵や書」を張ってラッカーをかけます。

   書けば簡単ですが・・・結構日数と手間のかかる仕事です。
   でも、できあがりの見事さを考えると・・・その作業さえも楽しいですよねえ!

   さて、この一閑張りの由来を少し。

   創始者・・・は飛来一閑(ひきいっかん)
   寛永の頃、日本に亡命した明人だそうです。後、利休の孫の宗旦からの注文を受けるようになり。
   千家お抱えの細工師になったと言うことです。当代さんは16代・・・女性当主であるとか・・・

   長い歴史のある「一閑張り」この情趣ある細工もの・・・出来れば習得したいのです。
   絵文の書き損じが「山」のように出来ますから・・・良いところだけを取って
   お友達にプレゼント・・・何と気が利いた・・・なんてねぇ~~!

   最後にもう一ヶ・・・「M」さんから頂いたかごバッグを・・・
     

   長くなりました・・・皆様ご訪問有難うございました

       



   
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Vol. 205 守・破・離

2012年07月04日 18時20分28秒 | 絵文
         

   書を習い始めたとき「先生」から教えていただいた言葉
   守・破・離
   剣道を学ぶ際、守るべき教え・・・とおききしました。
   が、これは「武道」「茶道」「華道」「書道」・・・すべての道に通じる教えだと思います。

   守る・・・教えを守り忠実に学ぶ(真似る)こと・・・・・・書で言えば「楷書」   
   破る・・・少し離れ他流も覗きながら、自己を育てる・・・・書出言えば「行書」
   離れる・・とらわれず自由に自己を表現し自己を発揮する・・書で言えば「草書」

   この教えを最近よく思い出します。
   守ってきただろうか?そうして、今はどの辺りに達しているのだろうか?

   茶の道には先人としての「先生」がいてくださいます。
   が、絵文に関しては独立させて頂き、先生の下を離れて12年・・・
   注意されることも叱られることもなく「あんたが大将」・・・裸の王様にならないよう心せねばなりせん。

   稽古とは一より習い十を知り、十よりかえる元のその一

   
   
   急いでばかりいないで、たまにはゆっくり振り返ろうよ
   そんな思いを抱いた梅雨の晴れ間の今日でした。

   深息し 背筋を伸ばす 梅雨晴れ間 ・・・ 天野英武句

   皆様ご訪問有難うございました。 
   明日は「一閑張り」のご案内です。   

   
   
   
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Vol. 204 四季の絵文

2012年07月02日 20時49分13秒 | 絵文
   
   
   四季の絵文・・・久々に・・・四季の風物をアップ!
   まずは団扇!

   以前にアップしましたが・・・コースター
   

   少し早いのですが・・・暑さのお見舞いを
   

   暑くとも今日を元気に!
   明日からいよいよ7月のお稽古が始まります。
   故郷岡山での6月オフ会・・・一日レッスンをさせて頂いた・・・絵文。

   7月から・・・お教室としてスタートすることが決まりました・・・大感激 
   
   遠隔地で継続してのお稽古を続けるのは、なかなか難しいのですが。
   徳島教室は、ほぼ10年続いています・・・・・・

   岡山教室も何とか皆様の熱意で、継続できますようにと心より念じて・・・
   わたしもがんばりま~~す!

   出逢いは人生を変えるもの・良き出逢いをいただきました 

   嬉しい、楽しい、出来事のお知らせでした。
   投げた「小石」の水ノ輪が広がるように・・・新しい絵文の広がりを願いつつ・・・
   何しろ「絵文」はまだ市民権を得ていませんから・・・

   皆様ご訪問ありがとうございました 

         
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