中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 618 願うこと!

2015年07月30日 20時24分43秒 | 絵文
   
   いつ頃からか
   「地蔵」に心引かれるようになった
   描きたいと思っていながら取り組めない年月

   還暦を過ぎた頃からか?
   やっとお顔が描けるように

   春夏秋冬
   四季に描き分けた「四季地蔵」の葉書画
   それが初めて取り組んだお地蔵様

   今回は「六地蔵」を四季の花で彩ってみた
   生徒さんからの評価は芳しくない
   今までのタッチと違う・・・そうな!

   でも私は気にいっているのだ

   もう一枚は
   「ホトトギス」
   絵にすると引き立つ花だ
   
   12年前の作品
   何枚も描き直したがこれ以上のものが描けない  

   書画には腕ではなく「心」の有り様が如実に「あらわれる
   「自ずから 心の見ゆる 技なれば 筆執ることの 恐ろしきかな」

   平穏に穏やかに毎日を過ごすこと
   勝ち負けなどは気にせず
   生きている限り「筆に心を染めて」ゆく

   そして多くの方に「絵文」の良さを伝えてゆこう

   そのために今何が出来るか
   その答を見つけたい
   それが今

   一番強く願うことだ

   
   

   

   

   

   

   
   
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Vol. 617 五色の短冊と梶の葉

2015年07月28日 08時38分14秒 | 日記
   

   に願いを。
   遠く煌めく星々を見上げて「願いを」込める。ロマンチックな習わし。

   その七夕。
   願いを書く、五色の短冊・・・その色の由来に付いてちょっとまとめてみました。

   「五色(ごしき)」とは、中国の陰陽道から生まれた自然を表す
   「五行説」に因んだもので、色は「青」・「赤」・「黄」・「白」・「黒」 
   
   青が緑の「木行」、
   赤は炎の「火行」、
   黄は大地の「土行」
   白は土に埋まっている金属の材料となる鉱物の「金行」、
   黒は命を育む水の「水行」を表しています。

   木(もく)→火(か)→土(ど)→金(ごん)→水(すい)
   と、覚えるように茶道の先生から教わりました。
 
   さて、この五色。後から全てをまとめる「色」として、
   古くから「最上の色」と言われていた「紫」が加わり、
   その代わりに現在では。黒が使われなくなっているそうです。

      

   ◎平安の頃には「梶の葉」に和歌を書いて供えたとか。
    安価で手に入れやすい「紙」に書くようになったのは、
    もっと、ずっと後のことだったのですね。
 
   ◎江戸中期「裏千家十一代。玄々斎宗匠」発案による梶の葉による水差しの蓋。
    七夕の頃だけの設えです。
    歴史を踏まえた上での新しい「発想」柔軟な発想は、今に伝わって尚斬新です。

   ◎ハガキ・・・は葉書と書きますね。「葉」という漢字が使われる。
    その訳・・・何となく分かるような気が致します。

   ささの葉 さらさら
     のきばに ゆれる
        お星さま きらきら
           きん ぎん 砂子

   五しきの たんざく
     わたしが かいた
        お星さま きらきら
           空から 見てる


   障りだけの、ちょこっとまとめでした。
   
   皆様本日もご訪問頂き有難うございました・・・・・・
   

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Vol. 616 新しい出逢い!

2015年07月26日 12時06分32秒 | 絵文
   
   体験用のお手本です。
   7月25日(土)岡山山陽カルチャープラザ本部教室での「四季の絵文」開講。
   「八名の素敵な皆様」との嬉しくも新しい出逢いを頂きました。

   
   写真はカルチャーへのエレベーター前。9時30分。すでに多くの方が待機!

  
   少し前「あなたの後ろに、『たくさんの』女性がみえます~!
     何気なく座った「占い士」さんから、そう告げられたことがありました。

   なんの事かしら?
   仕事柄、もともと「子ども」と「女性」とは縁の深いわたくしです。

   今秋から【カルチャーセンターでの四季の絵文開講】が複数決まりました。
   ご参加下さる方が多ければ・・・占い士さんの「占い」は・・・おおあたり!
   ひと言1000円。【もったいないかなあ!】深く追求しないまま席を立ちました。
   もっと追求しておけばよかったかな~~!と、今更欲深いわたくしです。

   今月から毎月第四土曜日は午前・午後のダブルヘッダー!となります。
   疲れがたまらないように心掛けて、しっかり皆様とのご縁を繋いで参りたいと思います。

      
   お部屋は広く綺麗で、洗い場も付いています。
   希望の日時にお部屋が空いていたこと、幸運でした。

   
   朝はサンドイッチ。お昼はジェノベーゼ。夕はスムージー。夜は軽く駅弁。
   食べてばかりの一日となりました。
   
   今日は少し肩懲りモード(画材が重くて)・・・今から休養しま~す!

   皆様本日もご訪問ありがとございました・・・・・・
   
   

   
   

      
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Vol. 615 耳より・平賀源内

2015年07月24日 18時28分02秒 | 郷土の偉人
   

   今日は土用の丑の日
   ウナギを頂いてエネルギーチャージ・・・そんな日。
   ちょこっと耳寄りなお話しを
  
   文政5年(1822年–1823年)の、『明和誌』(青山白峰著)の中で、
   うなぎ屋と平賀源内についての事が書かれています。

   元々、うなぎの旬は晩秋から初冬にかけてで、夏のうなぎは味が落ちます。
   ですから、夏にはうなぎの売れ行きが悪くウナギ屋はどこも商売に困っていました。

   あるウナギ屋が、博学で有名な平賀源内に相談したところ、

   
   平賀源内は「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」
   という民間伝承からヒントを得て、
   「本日丑の日」と書いて店先に貼ることをウナギ屋に勧めました。

   すると、そのウナギ屋は大繁盛!それを見た他のウナギ屋も真似をして・・・今日に至る。
 
   やはり源内さんは天才でありました。

   さて、大阪高麗橋にある「ウナギの老舗」
   柴藤・・・しばとう
   http://www.shibato.net/
   

   創業は享保年間・・・(約280年の歴史) 
   八代将軍 吉宗からの勧めで料理屋「柴藤」を大阪城付近で開業したのが始まりと伝わっています。
   川の多い大阪の町では、屋形船でおいしい料理を楽しむのは風流とされ、とても繁盛しました。
   そうですが「屋形船は火事に」あい、現在は5階建てのビルで営業。
   お値段はなかなかのものですが、清水の舞台から飛び降りるつもりで一度は!

   TVで耳にしたお話しをまとめてみました。
   簡単ですが悪しからず・・・
   ちなみに今晩我が家の食卓には「ウナギ」は乗りませんでした・・・・・・
   
   皆様本日もご訪問頂き有難うございました・・・・・・

   
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Vol. 614 しょうざん庭園と舞妓さん

2015年07月18日 16時45分08秒 | 旅行
   
   京都駅西詰めに「京阪バス・観光」乗り場があります。
   7月11日・・・こちらからバスガイドさんにご案内頂いて
   京都の北部「しょうざん庭園」ヘ。
   こちらで、京料理を賞味し、舞妓さんの京舞を鑑賞。

   再度乗車し東山山頂からの夜景展望を望む
   ・・・と言う観光コース!を愉しみました。

   しょうざん庭園は大文字山の麓、金閣寺に隣接する景勝の地。
   
   (大文字山ってこんなに民家近くにあるんですね。逆かな?民家が山の近くにあるんですね)

   さて、この庭園は戦後いちはやくウールお召しを開発して世に広めた創設者、
    (母も何枚か持っていまして、しょうざんお召し・・記憶が色濃くあります)
    故・松山政雄が思い描いた「花と緑の観光工場」となっていまして
      さらに手をほどこした三万五千坪の庭園には「結婚式場」「レジャーランド」
          「渓流床」「プール」「宿泊施設」「温泉」などが点在しています。
   【正式名称】しょうざん庭園(しょうざんていえん)
   【住所】北区衣笠鏡石町47番地
   【電話番号】075-491-5101

   入り口辺りだけの観光でしたが、パンフレットの内容に驚きました。
   こんなに大きな観光施設があるなんて、しりませんでした~~!
   花の季節、紅葉の季節は、きっと、もっと、素晴らしいことでしょう!

   さて、舞妓さんの京舞 月は朧に 東山~~ 
   衣装は合わせて10キロあるとか。玉のような汗でした。お疲れ様。
      

      

   可愛いですね。17歳の、叶子はん。大阪出身とか。
    宮川町の舞妓さんは現在100人いらっしゃるとか。
     北海道から沖縄全国津々浦々からの人集め。
      花街も大変なんですね。

   舞妓さんは小柄な方でないとダメだそうです!WHY?
   こっぽりの高さがかなりあるので、お客様より高くならないようにとの配慮とか!
   身長だけなら間に合いそうな私です。

   で、あっという間に食事時間は終わり
   東山「将軍塚」で京都夜景をちょこっと愉しんで一日を終えました。
   京都タワーが見えました。

   

   ライトアップされると何もかもが美しく見える。
   光の魔術。
   時にはこんな乗り合い観光も楽しいものです。
   故郷岡山からのママさんぐるーぷ「6名」にもお会いできました。
   特徴のある岡山弁・・・・すぐに分かりましたよ

   こんな夏の夜の一時でした。

   皆様本日もご訪問頂き有難うございました・・・・・・

   



   
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Vol. 613 古都へ小トリップ!

2015年07月16日 13時53分41秒 | 旅行
    
  
   夏の雲が厚く広がる7月11日。
   観光客で大混雑の「清水寺」へ行って参りました。
   京都観光では一番人気のスポットなんだそうですね。

   清水寺(きよみずでら)は、京都府京都市東山区清水にある寺院。
   山号を音羽山。本尊は千手観音、開基(創立者)は延鎮である。
   もとは法相宗に属したが、現在は独立して北法相宗大本山を名乗る。
   西国三十三所観音霊場の第16番札所である・・・・とちょっとコピペ!

     
   暑くて・・・ちょっとへこたれまして。
   音羽の滝には行き着かず。大黒天に軽くご挨拶。
 
   とりあえず、記録・証拠写真を残して。そうそうに退散。
      
   
     
   仁王門横。先頃修復が完成、塗り直された「三重の塔」朱の色が鮮やかに蘇って
   創建当時の輝がもどっていました。一度焼失?再建はいつ頃のことだったのか?
   
   さてお寺をあとにして、大勢の観光客でまっすぐに歩くことも出来ない
   土産物店の建ち並ぶ「坂道」を少々散策(?)
   

   
   
   レンタル浴衣を纏ったお若い方々・・・可愛いですね。
   不思議に古都に似合うのです・・・例え外国の「方であっても」
   違和感がない・・・可愛い帯結びに惹かれてパチリ!

   清水寺へのルートは何本かあるようですが。
   高台寺・産寧坂・・・このルートが一番人気かもしれません。
   そこは外し、「京漬け物・佃煮店」「おかき・お茶の店」「和菓子店」「洋菓子店」
   「扇子店」「陶器店」「和の小物店」等々。覗き込みながらブラブラ。

   ゲンナリブラブラ下る清水坂。通りすがりに見つけた「夢二カフェ・五龍閣」
      
   五龍閣(ごりゅうかく)は京都・建築家武田五一が設計したセセッションスタイルの西洋館。
   大正3年(1914年)、製陶家松風嘉定の邸宅として竣工した。
   別称は旧松風嘉定邸(きゅうしょうふうかていてい)。
   平成11年(1999年)に国登録有形文化財に登録された。
   現在は株式会社順正のカフェレストラン順正清水店として活用されている。
   ちょっとコピペ!

      
   
   店内には、松風嘉定と親交があったという「竹久夢二」の作品が多数飾られ。
   天井は高く。ステンドグラスから差し込む日差しは柔らかく。
   大正デモクラシーの重厚な佇まい、調度品。
   *食べなかったけれど「京野菜カレー」が美味しそうでした*
       (写真はお借りしました)
           めっけものをした感じ。

   こちらで一時休息致しましたのは言うまでもなく
   

   今回も仲良し二人旅。遠路をお運びいただき有難うございました。
   所用も片付きましたね・・・感謝!感謝!

   旅は道連れ、世は情け。
   非日常の世界。旅は心の洗濯をするのに持って来い。
   新しい物、新しい事に触れ、新鮮な活力も生まれるようです。

   堰を切ったように「旅」をしているわたくしです。

   皆様本日もご訪問頂きありがとうございました・・・・・・
   

   
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Vol. 612 愛言葉はPRONTO!

2015年07月09日 20時59分38秒 | 日記
   

    ゆみこ先生へ。
   谷川俊太郎の詩を贈ります。
   またステキな絵をつけて作品にしてください。

   

   6月30日
   若く才能豊かだった教え子が逝きました。
   46歳・・・あまりにも早い。


   谷川俊太郎の詩。
   このメッセージは彼女の遺言です。

  
   イタリアへ留学していた彼女と。
   ベネチアで会ったのは23年前。
   「プロント」と電話で呼びかけあった。
   あの時。まるで昨日の出来事のようです。

   ホテルを訪ねてくれた彼女の
   明るく自信に溢れた燦めき
   勇気を示すように首元に捲かれた「赤いストール」


   これからも  PRONTO!
   どうしてる。こちらは元気だよ!

   そう声をかけ、彼女の命も照らして生きたいと思います。
   
   だから、愛言葉は「プロント」

   
   有明駅の向こうに見えるのは、最期を迎えた病院・・・住まいするマンションが望めたそうです。

   

   どうぞ安らかに!               合掌!

   
   

   



   
   
   
コメント (2)
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