瓶にさす藤の花ぶさみじかければたたみの上にとどかざりけり・・・正岡子規のこんな歌を思い出す卯月の末。
故郷の幼なじみのとっちゃん家の「藤の花」も、きっと甘い香りを漂わせているんだろうなあ!
その、とっちゃんから「春の味覚が」届きました。
美味しそうなワラビ(しかも大量)と、かわいい土筆のピールです
ワラビはあく抜きして、お醤油・みりん・おこぶ・かつお・にんじんの千切り・・・と一緒につけ込む。
時間も、手間もかかる一品。味がしみこむまでには1日~2日かかるんだよね。
ありがとう。心がなければできない「手仕事」
どんなにかお手間だったことでしょう。
のどかな空の元で土筆つみをした子供の頃。袴を「しょうやく」することも楽しみの一つでした。
母の手伝いをしている・・・それも喜びの一つだったのかもしれません。
料理上手の母が作ってくれた「土筆の卵とじ」思い出されます。
二度と、取り戻すことのできない遠い日の温かい思い出に、一時浸ることができました。
とっちゃん、ありがとうね。とってもおいしかったよ。ぱくぱく遠慮なく頂きました。
今日はとっちゃんへのお礼のブログです。
西穂高の日の出だよ