中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 681 故郷からの春便り!

2016年04月29日 20時46分14秒 | 日記
   
   瓶にさす藤の花ぶさみじかければたたみの上にとどかざりけり・・・正岡子規のこんな歌を思い出す卯月の末。
   故郷の幼なじみのとっちゃん家の「藤の花」も、きっと甘い香りを漂わせているんだろうなあ!

   その、とっちゃんから「春の味覚が」届きました。
      

   美味しそうなワラビ(しかも大量)と、かわいい土筆のピールです
   ワラビはあく抜きして、お醤油・みりん・おこぶ・かつお・にんじんの千切り・・・と一緒につけ込む。
   時間も、手間もかかる一品。味がしみこむまでには1日~2日かかるんだよね。

   
   ありがとう。心がなければできない「手仕事」
        どんなにかお手間だったことでしょう。

   のどかな空の元で土筆つみをした子供の頃。袴を「しょうやく」することも楽しみの一つでした。
   母の手伝いをしている・・・それも喜びの一つだったのかもしれません。
   料理上手の母が作ってくれた「土筆の卵とじ」思い出されます。
   
   二度と、取り戻すことのできない遠い日の温かい思い出に、一時浸ることができました。

   とっちゃん、ありがとうね。とってもおいしかったよ。ぱくぱく遠慮なく頂きました。
   今日はとっちゃんへのお礼のブログです。


   
   西穂高の日の出だよ
コメント (2)
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Vol. 680 木屋町「おにかい」

2016年04月28日 18時41分16秒 | グルメ
   
    写真は高瀬川。この川にそって南北に延びる筋一帯を木屋町と言います。 

    東西に延びる四条通と南北に延びる河原町筋その交差点「四条河原町」
    北へ少し入った細い筋に「おにかい」はあります。

    
    文字通り、二階にあるお店です。
    女性も気軽に入れる居酒屋さん。
 
    「旬のお野菜を美味しく食べよう!」をスローガンに京都は乙訓の里、
    向日市にある五十棲農園産のお野菜を中心に。
    その他、全ての食材の品質にもこだわって・・・
    包丁の冴え・・・というより「食材そのもの」を生かしたレシピになっています。

    まずはいただいた物
       
    サラダ・カツオのたたきキャベツのわさび醤油漬け・

       
    れんこん焦がしウニ醤油・とうもろこしの天プラ ホワイトソースととうもろこしのお塩・

        
    冬トマト 雪塩で・新玉葱 たまねぎ味噌をかけて、桜エビも添えてありました・

     
    土鍋で。豆苗としらすと生のりの炊き込みごはん
    お野菜の旨みたっぷりお出汁で30分かけて炊き上げます❗❗
    目の前で生姜をおろして混ぜ混ぜしてくださいました。

    店内は和風・木調です。
    全体に照明を落としぎみ。
    机上のお料理にライトがあたっておいしそう~~!に浮き立ちます。
    
    おなかいっぱい!

    親しい友とリラックスして頂く「おばんざい」
    何はなくとも「心の栄養」
    しっかり詰め込んだ「春宵の思い出ご飯」でした。

    おにかいは・・・系列店が
    いそずみ・・ISOMATU・・ISOYA・・・とあるそうです。
    それぞれ特徴のあるレシピを取りそろえているようです。

    「おにかい」はいつも満席。
    予約をなさった方が確実かと。下記の通り

    住所: 〒604-8026 京都府京都市中京区 河原町通四条上ル米屋町388
        電話:075-223-5052
             営業時間:18時00分~1時00分


    皆様本日もご訪問いただきありがとうございました・・・・・・
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Vol. 679 木屋町イタリアン・アモーレ!

2016年04月27日 20時34分15秒 | グルメ
   
    またまた、グルマンの大食いのお話で恐縮です。
                気取らないイタリアンはいかがですか?

   南イタリアを中心とした料理が頂ける和風モダンな一軒家のレストラン。
   開放感溢れるテラス席もあり。夏期は(5~9月)納涼床でも食事ができる・・・そうです。
     住所: 〒600-8014 京都府京都市 下京区和泉屋町161
                             電話:075-708-7791

   

   
   夜のテラス席は幻想的ですね。

   店内に入ると「薪釜」がでんと見えます。こちらで焼くピザは「ふっくらパリッと」
   気取らない、ナポリ、シシリアなど南イタリア料理が中心だとのこと・・・

   スタッフの元気に働く姿が見られるオープンキッチンもいい感じ。
   店内は、クラッシック、バール、町屋、テラスと4タイプの異なるフロアーになっているんだそうです。
   私たちは「どのフロア」?たぶん「町屋」
  
   で、こちらを頂きました。
   すてきなイタリアーノがお運びくださいまして、とってもBUONOでありました。
   

   二人でたいらげました。だいたい私は「歳」のわりに「大食いです

   阪急四条駅東詰をあがり、高瀬川沿いに南へ5分。左手に見えます。
   是非お出かけを・・・
   お味は好みがありますよね。でも、「雰囲気は」とってもいいのです。

   のんきなお話ですみません!
   本日ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・・・・

   
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Vol. 678 スナップエンドウとスナックエンドウ!

2016年04月26日 20時10分40秒 | 日記
   
    甘みがあってとても美味しい「お豆さん」
   ところで名称は「スナップエンドウ」それとも「スナックエンドウ」どちらでしょう?
   スーパーなどでは「スナップエンドウ」となっているところが多いですね。

   実は呼び名が違うだけで同じものなんだそうですね。

   もう少しお安くなるといいなあ?と、思うのは私だけ?

   
    こちらがスナップエンドウの花

   
    こちらがいわゆる「粒エンドウ」・・・豆ご飯にするエンドウの花です。

   
    こちらが「莢」を食べる絹さやなどの花です。

   白い花と赤い花では「実のなり方」がちがうんですね。
   

   ちょこっと豆知識でした。

   豆の花で思い出した「唱歌」
   みどりのそよ風 いい日だね
      ちょうちょもひらひら 豆のはな
          七色畑(なないろばたけ)に 妹の
             つまみ菜摘む手が かわいいな


   つまみ菜というのは「間引き菜」のことなんですね。
   のどかに田や畑が広がっていた「ふるさと」がちょっと懐かしくなりました。

   皆様本日もご訪問頂きありがとうございました・・・・・・


 
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Vol. 677 鯉のぼりと吹き流しのお話

2016年04月25日 15時48分28秒 | 日記
   
    端午の節句・・・元々は五月最初の「午の日」であったのですが
   後に5月5日となったのですね。さて、こどもの日。そもそも鯉のぼりを揚げるのはなぜでしょう。
   そして共に揚げる「吹き流しの意味は」

   吹き流しは実は  魔除けなんですね

   吹き流しには五行説に基づいた五つの色。
    青(緑)・赤・黄・白・黒(紫)の5つの色 が使われています。
   これは古代中国の「五行説」に基づいていますが。では五行とはなんでしょう。

   木(青) 火(赤) 土(黄) 金(白) 水(黒)・・・・もっかどごんすい・・・
   私は「もく・か・ど・ごん・すい」 
   と、覚えています。
   これは宇宙の輪廻。
   まず「木」はこすれあって「火」を生み「火」はすべてを燃やして灰を生み「土」を育てる
   「土」の中から「金」は生まれ「金」の表面には「水」が宿る。そして「水」は「木」を育てる

   この五行に当てはめられた「五色」が吹き流しの色なのです。
   「万物をなす5つの元素」これが邪気を払い子供を守ってくれる信じられていたのですね。

   さて「鯉のぼり」
   皆様ご存じですよね。
   中国に古くから伝わる登竜門の伝説になぞらえ、 竜門の滝を登り切ると鯉が竜になるように、
   我子も健康に育ち、将来は大きく出世して欲しいとの気持を込めたということ。
   
   7歳までを生き抜くことが難しかった時代。無事に成人してほしい。
   鯉のぼり・吹き流しには、飾り物ではない「真実」の深い願いが込められていたのですね。


   さて、皆様。本日もご訪問頂ありがとうございました・・・・・・

   


 
 

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Vol. 676 関防印「三楽」のこと。

2016年04月24日 17時31分19秒 | 絵文
     
    右側は、もう25年使っている関防印の「三楽」です。左側は「悠美子」雅号印とよばれるものです。
    特に関防印。彫り師の品格の表れている形の良さと。
    その二文字に込められた意味の深さが気に入って、愛用しています。
      三楽・・・には実は、深い意味があるんです。

    少し、調べてみますと
    《「孟子」尽心上から》  
    君子の三つの楽しみ。
    ①一家の者が無事であること ②天にも人にも恥じるところのないこと ③天下の英才を教育すること。
    と、ありました。

     ところで、その関防印とはなんでしょう?
    間違ってはいけないので調べてみました。関防印(かんぼういん)は、冠冒印とも、
    また引首印(いんしゅいん)とも言います。
    元々は公文書に捺す割印のことです。関防とは中国の関所のことで、
    関所を出入りするさいに書類におした印が始まりのようです。
    現在でも契約書などの上部に『契』といった文字の割印をおしたり、
    海外に行くときパスポートに入国審査の印をおしますが、
    関防印はその名残りです。
と、言うことでした。

    
    作品の右上に押してあるものが「関防印」ですね。
    左下に押してあるものが「落款」です。または雅号印とも言います。
    書道の場合。落款については、雅号を持っている場合には2顆一対(姓名印・白文。雅号印・朱文)を基本とします。
  
    絵文は楽しむもの。お遊びの範囲ですから、気楽に!
    関防印も、三楽のほかに「清遊」「風信」「無碍」「清風」など作品や季節に合わせて楽しんで押すようにしています。

    最後にもう一つ。
    印の文字が白いものを「白文」赤いものを「朱文」といいます。
    白い文字は「陰」赤い文字は「陽」となります。

    約束事としては、関防陰を「陰」雅号印を「陽」として押すこととなっています
    もちろん、このことを踏まえた上で崩すのは「自由」です。

    最後に作品に対しての「印」の大きさを載せておきます。
    
     この写真はお借りしました。
    (注・・・1分は3ミリのことです)

    本日ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・・・・
    そして、絵文を共に楽しんでくださっている皆様。参考にしていただければうれしいです。


    

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Vol. 675 絵文のお稽古 in 江坂

2016年04月14日 20時26分25秒 | 絵文
   

   しっとりと爽やかさ同居しているような今朝の空気。通学の子供たちの声が眠気を覚ましてくれます。
   うれしい一日の始まりでした。

   今日は卯月前半のお稽古最終日。
   後半は23日。出張・岡山教室からの始まりです。

   いつものように楽しくお稽古。
   今月は「桜」と「雀」のお手本です。

      

   お二人お休みでした。
   なかなか全員そろうって難しい。でも、ほとんどの方が皆勤なんですよ。
   そう言えば・・・私は常に「皆勤賞」です
   皆さんとのお稽古がとても励みになっているんですよね。
   楽しみが先立てば、疲れはしない。

   1時半から4時まで。熱心にお稽古。
   その後5時までお茶タイム。

   先日おそろいで参りましたランチ会のお話などしながら楽しいひとときでした。

   
   いつものように・・・Yさん手作りのケーキ・・・
   今日は二種「二個」頂いてしまいました。ごちそうさま

   公民館の中庭「ハナミズキ」が白い雲に手を差し出すように咲いていました。
   動き始めた季節の中、今日も幸せな一日でした。

   


   Windows7・・・からの初めての投稿です。
   画像は個別でアップロードしました・・・

   本日ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・・・・

   
   
   
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Vol. 674 問題解決・道半ばですが!

2016年04月11日 19時24分13秒 | 日記
   
   カラスノエンドウ・・・かわいく咲いていました。

   昨日、しばらくお休み宣言。
   取り消しです。
   あっさり問題解決。

   もっとよく読めばよかった!
   
   写真はお借りしました。
   まとめてアップロードできないときは
              個別で。。。と注意書きが・・・書いてあるではありませんか!!!
 
   気づいたのは「ブロガーさんの投稿記事を拝見して」
   検索キーワードを変えて検索しましたところ。ぴったりの答えが
   書いてあるブログに「行き当たりました」

   その上、その方から、ご親切にも「コメントまで頂きました」

   立ち読みして、本は買わないで、失礼したようなわたくしですのに。

   感謝、感激・・・・・すっきりした!

   Windows7・・・何とか使いなせるようになれるかなあ~~!

   そのうち「まとめてアップロード」に挑戦です。


   本日はご報告までに。
   ご訪問くださいました皆様ありがとうございました。
   

   
   

   
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Vol. 673 しばらくおやすみを~~!

2016年04月09日 20時00分23秒 | ご指導
   皆様こんばんは。
   PCをWindows7に変えましたところ「画像の」取り込みができなくなりした。
   obyteのファイルはアップロードできません。そんな表示が出るのです。
   検索してみましたが「なんのことかさっぱりわかりません。」
   そんなわけで、しばらく投稿をおやしみさせて頂きたいと思います。
   問題解決までどの程度の時間がかかるのかわかりません。

   解決の手段も今のところわからない状態です。
   
   再開できましたら、またどうぞよろしくお願いいたします。

   XPは問題なく使えるのですが、ブログやメールは特にセキュリティーが
   甘くなるとのこと・・・・8日にサポートが終わってしまったのです。
   
   私の方からの訪問は楽しみにさせていただきたいと思いま~~す。

   では、みなさま しばらくお別れです。


   
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Vol. 672 2016年都をどり!

2016年04月08日 18時27分42秒 | 旅行
 
   2016年「都をどり」144回目の開催とか。4月2日、40年ぶりで行って参りました。
   

   会場は、四条通から祗園花見小路を南へ・・・建仁寺の手前にある「祗園甲部歌舞練場」
   
   
   時は桜の頃・・・満開の桜に誘われて、人人人の京の町。
   

   写真撮影は禁止でしたのでWEBサイトからお借りしました。
      
   まずはお茶を一服。お菓子のご名を忘れてしまいましたが「とらや謹製」

   その前に舞妓さんの衣装。舞妓さんの書画などを鑑賞。
      

       

   薄い色の桜の右に見える建物が会場です。中庭も手入れされていて美しく。
   戦火を逃れた建物は時代の流れを留めて美しく。

   毎年、初舞台を迎える舞妓さんの初々しい踊り。
   京舞の技を極めた芸妓さんの踊り。
   華やかで、優美な世界を堪能しました・・・来年もいってみよ~~!

      

      

    


   優美さを届けることは、一朝一夕にとはいかないこと。
   三味線、唄、小大鼓、小鼓、太鼓、鐘、笛・・・日頃の鍛錬を忍びながら、
   日常を離れた異空間を後にしました。
  
   皆様本日もご訪問頂きありがとうございました。
   
  

 
   

   

   

   
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