中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 831 美しい「東京駅」& 丸の内界隈!

2017年05月31日 20時42分31秒 | 旅行
   
   思いがけず幸運な旅をさせて頂きました。
   いつもは品川で降りるのですが、今回は東京駅まで参りまして・・・晴れた空の元
   ノンビリ散策致しました・・・丸の内界隈は美しいですね。

   
   一部「ホコテン」になっていまして、どうしても「お茶」したくなりますね。
   大阪には見られない「優しい雰囲気」並木の緑を漉かしてこぼれる「日差し」が柔らかいです。
   お店の造りも、ヨーロッパ風です!
 
   
   フランスでは、よく見られる「カフェテラス」寒くても、コート・マフラーをまとって「外」
   夏でも「外」・・・ホントにお好きですよね・・・それがまた「絵」になる。  
   こちらも素敵な「マドモアゼル」たち・・・外国かと見間違えそう!

   食事は「KITTE」の6Fで頂きました
   お魚料理の「銀平」
   どのお店も満席、ウエイティングの方々。こちらのお店ではタイミングよく待たずにご案内頂けました。
   
   シラスのサラダ・お刺身・掬い豆腐・天ぷら・・・どれもとても美味しく頂きました。それにお安い(*^_^*)
   大阪「グランフロント」にもあるようです。行ってみよ~~!

   食事の後は
   KITTEの3F・2Fにある「学研文化総合ミュージアム」へ。
   東京大学の貯蔵品を鑑賞。なんと「無料」なんですよ。
   蔵書・生物たちの剥製・骨組み・・・等々・・ここは子どもたちに見せたいですねえ。
   馬や6メーターはありそうなアリゲーターの骨格標本・・・圧巻でした。
   写真が無くて残念!

   東京駅丸の内側・・・工事も終わり近くなり整ってきました。
   タクシー乗り場が整備されたのですね。もう少しで完成しそうです。
   それにしても「何年がかり?」
   KITTEの庭園から見る東京駅が一番好きなんです。

   さて、本日はこんなところです。
   皆様、ご訪問頂きありがとうございました・・・

   

   

Vol. 830 行ってみたいな「インレー湖」

2017年05月25日 21時35分40秒 | 旅行
            
   ミャンマーの主な観光の名所の1つとして、インレー湖があります。
   海抜1300mのシャン高原に位置し、長さ22km、直径10kmある湖には、およそ15万の人々が暮らしていて、
   水深は浅いためここでは水上に家を建てて暮らすインダー族の暮らしに触れることができるのです。

   インダー族は、世界にここだけの蓮の糸の生産をしています。

   茎を二つに折ってひねり出す繊維が糸になるのです。
     
   茎から繊維を取り出してよるのですが、
   それだけでも大変な時間がかかる高級品。糸が繊細で機械織りはできないため
   インダー族の工房で手織りされています。世界でここしか生産されてないそうです。

   ミャンマーのインレーはヤンゴンからバスで約13時間と遠いのですが(勿論飛行機で行けます)
   インレー湖周辺のには独特の文化があり、非現実的な気分を味わえそうです。

   
   インレー湖巡りはこの船で
   
   
   船型のコテージ風ホテル
  
   
   五日ごとに開かれる「五日市」魚。肉。果物。野菜。布。糸。
   日常のありとあらゆる生活用品が売られています。

   
   足で櫓をこぎながら「網を打つ」なんというバランスの良さ。

   
   首長族のご婦人は・・・70歳だそうです

     
   魚の唐揚げ・・・美味しそうです。イタリアンもあって、それぞれ味の違うピザ。美味しそうです。

   一昨晩
   HISのPR番組からの写真です。
   私は「蓮から採れる」糸に興味があって、インレー湖に行ってみたいと思っているのです。
   奈良の當麻寺に残されている「中将姫が織り上げたという」蓮糸で織られた「蓮の曼荼羅」
   1200年以上を経て尚現存するという・・・素晴らしい自然の持つ力!

   しかしながらこちらへ参りますには   
   いろんな意味で「余裕」が必要かなあ?と、・・・
   何年も思案ばかりしています。
   
   さて、本日ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・・・・

   

Vol. 829 水無月のお手本描き直しました!

2017年05月22日 21時52分00秒 | 絵文
   
    八月盛夏の頃を「朱夏」と言います。  
    朱を言葉に入れてみました。

   
    草喰 なかひがし・・・で一度頂いたことがある
    葱坊主の花・・・食べられるんだ・・・と驚いたことが。
    田舎では「花が咲いたら美味しくないよ」と土に戻していたんですが!

    前回の手本、う~~ん?不満足。
    で、描き直してみました・・・なかなか、これはといったものが描けないのですよね。


    ところで今晩は「BS」で日本の歌に聴き惚れました。
    昔を懐かしむのは「歳を重ねた証」かもしれませんが。
    それがどうした(*^_^*)
    歳を重ねることも悪くないなあと、思えるこの頃。

    花の命の 短さを
     初めて知った 哀しさに
      青いインクも滲んでる
       めくれば はらはら
        涙こぼれる はたちの詩集

    これは昭和36年(1961年)にヒットした白根一男の
       「はたちの詩集」の歌詞です。


    私が14歳の時のヒット曲
    今でも歌えるこの歌・・・白根一男さんのソフトな歌声が
    しっかり耳元に残っています・・・歌の好きな子どもだったんです(*^_^*)。

    昔の歌には「曲」にも「歌詞」にも情緒があります。
    絵文に通じる何かを感じる懐かしのメロディー
    今宵も良い時間を過ごせました。

    本日ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・・・・

Vol. 828 水無月のお手本描けました!

2017年05月17日 22時31分16秒 | 絵文
   
   少し早いのですが6月のお手本は「暑中見舞い」となります。
   この言葉を省いても「季節のお便り」としてご利用頂けるように、考えてみました。
   絵は筆数を少なく簡略化。文章も書き慣れた言葉で気負わず書けるように・・・

   
   プチトマトです。

   
   葉書絵も楽しんで頂きたいとおもいます。
 
   ところで、月の異名は数多くあります
   いすずくれづき(弥涼暮月)・えんよう(炎陽)・かぜまちづき(風待月)、
   けんびづき(建未月)・すいげつ(水月)・くれづき(涼暮月)・せみのはつき(蝉羽月)
   たなしづき(田無月)・たんげつ(旦月)・とこなつき(常夏月)・なるかみづき(鳴神月)、
   ばんげつ(晩月)・ふくげつ(伏月)・まつかぜづき(松風月)・みなづき(水無月)・ようひょう(陽氷)

   この中で馴染み深いのは「水無月」でしょうか?
   和菓子の名前にもなっていますね。

   さて、もうすぐ「扇子」の出番。
   今は100均でも売られているけれど
   やはり手描き・・・お中元にいかがでしょうか?
   

   本日ご訪問頂きました皆様ありがとうございました・・・・・・

   


Vol. 827 清酒「白雪」探訪記!!

2017年05月15日 23時38分25秒 | 日記
   
    白雪ブルワリーレストラン長寿蔵・・・小西酒造が経営する「酒蔵を改造したレストラン」
      兵庫県伊丹市中央3-4-15
        阪急伊丹駅より 徒歩5分ほど

   
   阪急伊丹駅から徒歩五分。。。この公園を抜ければ左手に見出しの酒蔵が見えてきます。

   伊丹市に「小西酒造」の本拠地があるなんて、「全く」知りませんでした。
   
   あまりにも有名な銘柄清酒「白雪」
   伊沢八郎さんの歌うCMソング「白雪の唄」今でも歌えます。

     富士の白雪 朝日に映えて
      男どうしで くむ酒は  
       明日の明るい 夢がある
        山は富士なら 酒は白雪

   抜群の歌唱力と、明るい裏声。耳元に今も響き渡るようです。

   伊沢八郎さんをご存じない方、女優の「工藤夕貴」さんの
   父親と言った方がいいでしょうか。
   
 
   さて、本題
   小西酒造は清酒「白雪」(雪の「ヨ」の真ん中の線は突き抜ける)の醸造元であり、
   現在では、清酒の製造のみならず、ビールの醸造、輸入酒の販売もおこなっているそうです。
   文禄 - 元禄期(1661年 - 1704年)ごろの伊丹は上方酒造業の中心で多くの酒造業者があり、
   小西酒造もそのころを起源とすると考えられ 
   酒造メーカーの中では有数の歴史を持つ企業としても知られる・・とのこと。
  
   現在は
   「白雪ビール」というブランドの地ビールを生産しているそうですよ。
   

   1995年(平成7年)6月、本社ビルの横に酒蔵として使われていたものを改造して
   地ビールレストラン「白雪ブルワリービレッジ長寿蔵」をオープン
   和食からイタリアン、お肉料理、と内容は豊富なようですが
   私たちは和食のランチを頂きました
   
   これにご飯、味噌汁、食後に珈琲が付いて¥1700でした。
   とても美味しく頂きました。

   レストランの入り口には「酒造メーカー」らしく
   杉玉が揚げられ、白雪の樽も置いてありました。
    
   


   思いがけず「歴史への小さな旅を」させて頂いた一時となりました。

   余談ですが「阪神淡路大震災」で崩れ落ちた「伊丹駅」そしてその周辺。
   見事に立ち直り、大きな「街」に変貌していました。

   さて、皆様本日もご訪問頂きありがとうございました・・・・・・


Vol. 826 荒牧バラ園 in 伊丹市!行ってきました!

2017年05月15日 20時20分26秒 | 日記
   
   荒牧バラ園。。。女子6人で行って参りました。
   所在地: 〒664-0001 兵庫県伊丹市荒牧6丁目4−12
   阪急電車「伊丹駅」からバスで・・約20分・・・入園料は無料なんですよ。
   
   荒牧バラ公園は、兵庫県伊丹市荒牧にある日本の公立都市公園。
   テラス式庭園として、南欧風にデザインされた庭園。
   園内には世界のバラ約250種1万本が栽培されています。
   こちらでは、
   天津乙女やマダム・ヴィオレなど世界的に名高い
           薔薇の品種が生み出されたそうです。


   見渡す限り「バラ一色」・・・まさに「丹誠・丹精」を尽くされた美しさ!
   赤・ピンク・紫・白・ローズ・黄・・・柔らかい若葉に彩られて、その美しさも際だつのですね。
   空は「花曇り」風は「肌に心地よく」・・・感嘆の一時でした。
 
   バラ園は「本日が開場の初日」
   園内の道は穏やかな「スロープ」になっていて、車いすのお客様も多く見受けられました。
   心配りが嬉しいですね。健常者にとっても、勿論「ありがたい」ことでした。
   
   「木陰の元」おせんべいとチョコとお茶で、ちょこっと休憩。
   大人の遠足を楽しんだのでした。
   
  

   

   

   
 
    

   千の言葉より ひとつの花
  
   美しい花の前では
     多くの言葉は いらないですね

   ただ、ただ、感動するだけでいいのです!

   そんな今日でした。
   本日ご訪問頂きました皆様ありがとうございました・・・・



Vol. 825 渡らない鴨のことが気になっています。

2017年05月09日 19時41分38秒 | 日記
   
   雨が少なくて「干上がっている」貯水池。汚れていますよね。
   こんな汚い池ですのに、毎日二羽の鴨が来ます。
   時折潜水して「泥」をかき回しているようです。結構長く潜っています。2分ほども。
   泥の中に「餌」になる何かがいるのでしょうか?

   汚れた池なのに・・・お腹こわさないかしら?と、気になります。

   この二羽はカルガモでしょうか。この季節までいると言うことは「北」へ帰らなかったんですね。

   元気で夏を越して欲しいなあと、願いながら毎朝カメラを向けています。
  
   

   年間を通して同じ場所に生息し、季節による移動をしない鳥の総称を留鳥(りゅうちょう)と言いますね。
   日本の代表的な留鳥は   
   ●カワラバト
   ●キジバト
   ●メジロ
   ●ハシブトガラス
   ●スズメ
   ●キジ
   ●ヤマドリ
   ●フクロウ
   ●ウグイス
       等だそうですが・・・
       移動しないと思われていた雀。
       新潟で足環をつけられた個体が、岡山県で回収されたことがあるそうですよ。
       よく飛べたことです~~
   
   北へ帰った鳥たちも、季節が巡れば再び同じ場所へ降り立つという。
   鳥たちの優れた能力侮れませんね。

   さて
   本日ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・・・・

   



Vol. 824 やっぱり「志村ふくみ」さんが好きだなあ~~!

2017年05月08日 20時41分32秒 | 日記
   
   志村 ふくみ(しむら ふくみ、1924年(大正13年)9月30日 - )は、
   日本の染織家、紬織の重要無形文化財保持者(人間国宝)であり随筆家でもある。
   草木染めの糸を使用した紬織の作品で知られる。

   
   生糸を草木で染めて織り上げられた着物。
   蚕は生きたまま茹でられるのです。一反の着物を織り上げるには3000匹の蚕が必要であるとか。
    
   染めには、やはり釜ゆでされる植物。やはり植物の命を頂くのですね。
   お蚕様も植物も人の上位に位置するという・・・ふくみ語録。

   ふくみさんは今年「93歳」
   語り口・・・爽やかで。滑舌もしっかりしている。声も若々しく美しい。言葉には深い趣がある。
           お話しの内容には感謝と愛と思いやりがあふれている。
   姿勢は・・・矍鑠としている。背筋も伸びて。とても90歳を越えているとは思えない。
   歩く姿・・・颯爽としている。すたすた早足。

   2014年/編集の「再放送」
   見入ってしまいました・・・やはり大好きな方です。

   その中で「蓮糸で織られた」中将姫の「蓮の曼荼羅」奈良の當麻寺蔵  
   
   千年を超えていまだ現存するという・・・蓮の糸の見事さ!

   
   泥水を吸ってさえ、かくも美しく咲く。この茎から糸は採れるそうです。
   
   
   茜・・・と言う木で染められた「蓮糸」茜色ですね。

   この色は「十代の娘さん」の着る色であるとか。
   初々しい色なんですね。
  
   個展で久々に着物をまとってみました。
   仕立てたほとんどが「タンスの肥やし」になっている今。
   お蚕様にも植物様にも、タンスに至るまでに経た多くの方々の「手」にも、なんだか申し訳ない
   眠らせておいては勿体ない・・・

   そんな心に至った今日でした。

   さて
   本日ご訪問頂きました皆様ありがとうございました・・・・・・

   
 

Vol. 823 太閤園 & 藤田美術館訪問記!

2017年05月07日 20時56分51秒 | 日記
   
    小雨が降ったりやんだりの一日。
    雨後の緑が、爽やかに風に揺れる六日。
    昨年の秋から約束していた「女子三人オフ会」果たせました。
   
    茶道具の展示が開催されているという「藤田美術館」訪問をメインにして。
    藤田美術館は
    大阪市都島区にある美術館。明治に活躍した実業家、藤田傳三郎のコレクションを所蔵
    (国宝9件、重要文化財52件)。展覧会は春季、秋季の年2回。
   
    藤田邸の敷地は現在中央部が藤田美術館、東部が太閤園、
    南部が大阪市公館(現:ザ・ガーデンオリエンタル大阪)、
    北西部が藤田邸跡公園となっているのです。
    太閤園は、現在藤田観光によって運営されている宴会場・結婚式場・ レストランとなっています。

    展示内容を簡単に
   
   
   
    利休手作りの竹花入れ・・・には、驚きです。ありがたく思えてしまいました。
    国宝「曜変天目」・・・炎の作り出した芸術。小野道風の書。
    中高年の見学者が多かったですね。

   
    美術館の中庭にある「多宝塔」は空襲の中焼け残ったのだそうです。貴重ですよね。

    太閤園でお茶をしましたのは言うまでもなく。
    美しい庭園を臨む窓辺で「目には緑」を楽しみながら、一服。
   

    傳三郎の息子さんの私邸用に立てられて、現在は料亭になっている「淀川邸」
   
    なんだか敷居が高そう~~~~~!     
    それにしても男爵の称号まで頂いた藤田傳三郎。彼の残した足跡は大きいですよね。
    人は一代、名は末代~~!!

    感動の一日でした。

    こちらへの交通手段
    
    JR東西線 大阪城北詰駅徒歩1分
    地下鉄長堀鶴見緑地線 京橋駅徒歩4分
    京阪本線 京橋駅徒歩7分

    本日ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・・・・
   

Vol. 822 柏餅のえ~~?なお話し!

2017年05月05日 19時01分28秒 | 日記
   
    今日のお稽古でのおやつは「かしわ餅」
    お当番さんのご配慮です。こどもの日ですものね。

    ところでなぜ「こどもの日に」柏餅を頂くの?
    それはこんな訳から
    かしわの葉は、新芽が育つまでは古い葉が落ちない。
   そのことに目をつけて江戸の商人が、
   「子孫繁栄(家系が途切れない)」の縁起物として武士の間に、広めたのです。
   端午の節句に、柏餅を食べるのは、江戸時代に生まれた日本の風習なのです。


    さて、所変わればのお話。
    私の故郷では柏の葉でなく「マガタ=サルトリイバラ」の葉を使っていましたね
    山に近く、便利に利用できる葉が ↓マガタ・・・であったからでしょうか。
   
    お江戸は都会でマガタが手に入りにくかったのでしょうネ?

    サテ、サテ、今日の本題
    実は「柏」って書く木 ↓は本来この写真のように針葉樹なんですよ。
    

    柏餅に使われる葉。↓実は「檞・カシワ」って木の葉なんだそうです。
      
    どうして混同してしまったんでしょうね?
    マア、それはそれ、謎は、謎として、かしわの香りが食欲をそそる
    「かしわ餅」を美味しく頂きました~~~!お当番様に感謝しつつ~~!

    ところで桜餅の「葉」は食べられますが
    柏餅の葉は、食べませんよね。 
    最近は中国からの輸入品が多く、残留農薬も気になります。

    何かと難しい時代ではありますが、まずは「楽しく」
   
    京菓子の老舗「笹屋伊織」謹製の桜餅です。

    本日ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・・・・