友人のご主人が出演するオペラ鑑賞へ行ってきました。
生オペラはすご~く久しぶり。
しかもプッチーニのオペラ「蝶々夫人」は初めての演目なのですごく楽しみにしていました。
友人ご夫妻は上尾市民、さいたま市のお隣ですぐ近くです。
友人のご主人は定年退職をなさってから、本格的に声楽教室に通い始め、
日本歌曲やイタリア歌曲、オペラアリアを習い楽しんでいたようです。
その後地元の「あげオペラ合唱団」に応募し、コンサートで合唱に参加されていたとか。
そしてこの度のオペラ蝶々夫人では神官の役に大抜擢されたようです。
主役はじめその他の出演者の皆さん全員が芸大や音大出身のオペラ歌手なのに、
彼だけが素人でしかも初めてのオペラです。
さぞや緊張するでしょうね~
開演前に「あげオペラ児童合唱団」の皆さんが可愛い歌声を披露してくれました。
将来のプロ歌手を目指しているのかもしれませんね。
会場は300人ほどが入るだろうと思われる小さなホールでした。
客席と舞台、手が届きそうに近い距離でした。
初日の昨日はすごく緊張したようで、友人曰く「まったく声が出ていなかったの・・・」
2日目の今日の舞台は堂々とした歌声で役回りをちゃんとこなしていて立派でした。
友人曰く「昨日は20%の出来だったけど、今日は60%の出来で安堵した」とニコニコでした~
彼は普段にこやかなのにとっても緊張していた様子。
でも立派にお役を務めたので、安堵されて打ち上げを楽しんでいるでしょう。
(演奏中は撮影は禁止ですが、幕の終わりに全員で挨拶する時は撮影OKと許可を頂きました)
プロのオペラ歌手の皆さんはさすがの歌声でした。
最初から最後まで通して蝶々夫人を聞いたのは初めてでした。
有名な「ある晴れた日に」は知っている程度ですから。
生演奏のクラシックを聴くのも久しぶりで堪能しました。
大会場でなく小さなホールで手の届きそうな生演奏会、とっても楽しかった~
私の右隣のおばあさん、最初から居眠りをはじめ終始爆睡していました。
子守唄に聞こえたのかもしれません・・・