奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

間取りと設計プランデザインでの暮らし方の質の違い・・・暮らしの環境と整理整頓の基本になる部分、毎日の暮らしを支える家の事だから考えておきたい動線整理の意味。

2020年03月22日 | 家 住まい 間取り プラン

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ

※回遊動線を意識したLDK空間と立体的空間要素を整理して視界からの情報で開放感提案デザイン事例CG

 

暮らしの環境と生活の基盤を整える

家づくりの大切な事・・・・・・。

勿論、予算のお話しもありますし、

周辺環境のお話しもありますよね。

 

みなさんにとって

家づくりにおける大切な要素は

何でしょうか?。

 

キッチンの設備でしょうか?。

リビングの快適さでしょうか?。

広さや開放感でしょうか?

 

人それぞれ大切にしたいことはあると思います。

でも、それぞれにつながる大切な考え方。

その中の一つに「生活動線」の

確保があります。

 

動線とは人が移動する軌跡の事・・・・・。

このblogでも何度も書いている内容ですが、

ホームページから「お問い合わせ」として

ご相談も多いので、

勿論「正式な相談」として「面談予約」をいただき

カウンセリング的に調整した場合は

ご相談料をいただいていますが、

あまりにも「多い」ので

少し「アドバイス的」に

改めて書いてみようと思います。

 

間取りを考える際は

気になる生活動線ですが、

間取りを決めていく上で

どのようなことがポイントとなってくるのか?

 

特に家づくりにおいて

それほどこだわりがない方でも、

生活動線は生活の快適さに大きく

関わってくるので

少なくともここには焦点を当てて

計画を考える様にしてくださいね。

 

生活動線のポイントを・・・・・。

 

まずは家事動線。

家事動線とは、

家事をする際に利用する

動線のことをいいます。

 

家事を行う人にとってみたら

この動線は何よりも

大切なことだと思います。

 

しかし、家事動線とは

結局は他の住人にとっても

必ず利用する動線なので

最も重要な動線であることは

間違いありません。

 

家事をする際は、

料理や掃除洗濯ものなど

複数のことを同時に行う場合が多いですよね。

 

ですので、ポイントとしては

当たり前の事ですが

それらを同時に行いやすいように

動線を確保することです。

 

例えば、キッチンと洗面所を

ドア一つで区切ることで

行き来をしやすくなりますし、

キッチン、洗面所、リビングを

ぐるっと行き来しやすいように

位置関係と作業の連動性を加味した

設計デザインを施す事で、

出入りもしやすくなりますし

その際はドアの開閉方向やドアの形式を

同時に検討して

家事をこなす「移動」をデザインする事が大切ですよ。

 

次に通勤動線を・・・・・。

通勤動線とは、

会社へ行く際、学校へ行く際に使う

移動の動線です。

 

忙しい朝によく使う動線なので

混雑が予想されるため、

その設計計画は非常に重要です。

 

家族構成や通勤通学の距離

時間帯によりますが

ある程度は皆が一斉に

移動することが考えられるため、

キッチンやリビング、

洗面所への通路は

それらを想定した動きの位置関係であったり

場所を同時に使うという

空間認識を確保する必要があります。

 

また、小さなお子さんがおられる家庭では

世話をしながら自分の準備も

しなければならない事もあるため、

よく使う部屋への動線は

非常に大切となってきますよね。

 

次に衛生動線。

衛生動線とは、トイレや浴室、洗面脱衣等へ

行くための動線のことです。

 

この動線を考える上で

一番迷うところは「トイレ」の間取りです。

 

キッチンやリビングの近くに

考えるのは

抵抗があるかとは思います。

生活と文化の習慣にもよりますが・・・・・・。

 

一番の候補としては、

廊下やホールに確保することです。

 

また、トイレや洗面所は

来客の方もよく使う場所なので

できるだけ使用中には

出くわしたくないですよね。

 

間取りを考える上で、

生活動線は

実際に生活の快適さに関わってくるので、

まず基本となる考え方を

整理整頓する事が大事です・・・・・。

 

そのうえで「次に展開」するの

広さの具体的内容や

イメージの部分。

考える内容は段階的に整理整頓する事が大事。

 

お掃除もそうですよね、

一気に出来ますか?

計画を練りながら

一つ一つ丁寧に解消していくように。

 

実際の生活をイメージして

生活動線を確保することが

どれだけ重要かは

最初の段階では分かりにくい内容かと思います

でもすごくそれは大切な事なんです。

 

進める上で物事の優先順位は各個人

考えることはバラバラだと思います。

 

そんなことよりも「デザインを」と思う人もいたり

大きさを先ずは、

設備の機能性を先ずは・・・・という風に

思う人もいるかとは思います。

 

結局でも「すべての要」となる部分が

まとまっていなければ

「理想」だけ追求しても「暮らしにくい家」に

まとまっていってしまいますからね。

 

着地点が最終的にはブレて現実は

求めた暮らしの内容とは

かけ離れたりしますからね。

 

暮らしの基礎は大事

だということをイメージして

家づくりを考える様に・・・・・。

 

どんな暮らしの時間をイメージしますか?

 

暮らしの環境を

紐解きながら「デザイン」の提案と

暮らしの質的向上をいつも提案中ですよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office

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間取りとプランと住まいの設計デザインで暮らしの環境を改善するという事、住み方、暮らし方、環境が変われば居心地も生活の基準も変化して質的な改善が生まれますよね。

2020年03月22日 | 家 住まい 間取り プラン

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

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※リビングアクセス階段のデザイン設計提案事例

階段の一部をステージに一部飾り棚や寛ぎ空間の階段に

 

家で生活する時間の中で

間取りの要になる

LDK空間としてのリビング。

 

リビングは現代的な表現ですが

昔で言うところの「お茶の間」であり

住まいの中心ともいえますね・・・・・。

 

そんなリビングですが、

生活の様式的に一番多いのは

リビング、ダイニング、キッチンの

間仕切りがないワンルーム形式の

「オープンLDK」としての選択。

 

また家族構成によって

必要性が異なる「リビング階段」ですが、

環境の改善としてリビング階段を

取り入るケースも多いです・・・・・。

 

その他には「和室が隣接したリビング」や

「吹抜けリビング」などもありますが、

リビング階段とは、

家族が集まるリビングの中に

階段スペースがある間取りの事。

 

そのため、二階への移動、

逆に二階から一階への移動は

そこを通る事に・・・・・。

 

例えば、二階に子供部屋がある場合には

子どもが学校から帰ってきたときや

遊びに行くときなど、

子どもの出入りが分かりやすく、

コミュニケーションが

取りやすい環境というメリットがあります。

しかし、その反面

リビングで暖められた空気が2階に逃げるため、

暖房の効率が悪いというデメリットもあります。

 

これは吹抜けリビングも同様です。

「形」はもちろん大切ですが、

まずメリットとデメリットをよく理解して

しっかり生活環境としての良し悪しを

考えておく事が大事。

 

吹き抜けやリビングアクセス階段の提案は

意味があり、僕は暮らしの状況を加味して

間接的な意味でも直接的な意味でも

理由があり提案していますよ・・・・・。

 

まだ生活をしていないから見えない、

体験できない範囲の視野を踏まえて。

 

ちなみに、リビングを考える上で

よくありがちなのは収納問題。

 

リビングは家族のくつろぎの場でもあるので、

それぞれが趣味や用事を持ち込みます。

 

放っておくとついモノが増え、

いつの間にか散らかり

放題になりかねません。

 

今の暮らしはどうですか?

未来の暮らしはどうですか?

 

案経が変われば人は変わります。

どういう意味で暮らすのか?

そこは大事ですからね・・・・・・。

 

少し脱線した部分もありますけど

大事な家族とのリラックスタイムが

快適で楽しい時間になる

そんなリビングを演出できるといいですね。

 

暮らしの価値空間が持つ意味を大切に。

 

どんな暮らしの時間をイメージしますか?

 

暮らしの環境を

紐解きながら「デザイン」の提案と

暮らしの質的向上をいつも提案中ですよ。

 

 

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建て主目線+αの提案・・・・・。

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