575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

土の俳句        愚足

2006年03月20日 | Weblog
 来月の「お題」は「土」。 なかなか見つかりません「土の句」清水哲男氏の「増殖する歳時記」の助けを借りて。
   
  畑打つや土よろこんでくだけけり      阿波野青畝
  日当りの土生き生きと龍の玉        山田みずえ
  ナイターに見る夜の土不思議な土     山口誓子
 よくわかる句です。

  土佐脱藩以後いくつめの焼芋ぞ      高山れおな
  土筆生ふ夢果たさざる男等に        矢島渚男
 分からん上に、これは「土」違い。       
                 
  
 
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2 コメント

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土曜日もあり (遅足)
2006-03-20 10:02:20
「土」といっても、本当の土にこだわる

必要はありません。

土という言葉が呼び起すイメージに従っていけば・・・

と言っても、やはり難しい。



土佐藩もあったのだ!

これは、故郷、土佐を脱藩した坂本竜馬のことと、

自分を重ね合わせた句かな?

いずれにしろ焼き芋を食べているわけ。

ビフテキじゃなく。



      

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素敵な土の句 (愚土)
2006-03-20 11:05:03
 土も捏ねよう、作りよう。

  

   水金地火木土天海冥石鹸玉        守屋明俊

   人類の旬の土偶のおっぱいよ       池田澄子

   姥捨の梅雨の奥なる歯朶(しだ)浄土   櫛原希伊子

     
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