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575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

秋雨塚     遅足

2016年04月11日 | Weblog
最後の花見に平和公園へ。あちこちでバーベキューの煙。
もう一つの目標は、長栄寺の墓域にある秋雨塚の句碑。
案内板にしたがってゆくと小高い丘の上にありました。

 「蜘の囲に秋の小雨のかかりけり」

時は秋。小雨が降ってます。
巣には無数の光の珠が・・・
秋の美の発見の一句です。

作者は、寺村馬六(てらむら ばろく)
江戸時代の俳人でした。
芭蕉の弟子・各務支考の門人で、
尾張美濃派の俳人として活躍。
俳号は楓左坊とのこと。

塚は最近に作り直されたものでした。

コメント
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