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575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

着ぶくれて周五郎読む文庫本 朱露

2011年01月28日 | Weblog
      徒然なるままに本を整理していた。 
      数十年「積んどく」の山本周五郎。
      「樅の木は残った」が残ってない。
      「酒みずく語ることなし」を読む。

              


コメント (2)
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大寒や銭湯に行く下駄の音  亜子

2011年01月28日 | Weblog
銭湯。懐かしい。
子どもの頃に父に連れられていったのが最初。
多分、家の風呂が壊れたためだったと思う。
広い浴槽がうれしくて、泳いだ。
石鹸箱にタオルをかぶせて、泡立てて遊んだ。
大人の裸にも興味津々だった。
刺青をした人もいたりして。

その銭湯、どんどん減って、今は家の近くに一軒もない。
替わって登場したのがスーパー銭湯。
お年寄りの天国のようなところだった。
今はどうなんだろう?

下駄を履いて行くのは、やはり下町の銭湯。
一人だろうか?小走りに行く女下駄?男下駄?
それとも二人?
神田川の世界・・・
大寒では、湯冷めして風邪も引きそう。

作者は、家の中で、下駄の音を耳にした。
音は、昔のことを思い出させてくれる。
亜子さんは、どんなことを思い出したのだろう?
それとも現実の下駄の音かも・・・

                  遅足


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