HARD HEAD

旅行 社寺

四国八十八ヶ所巡り 第六十八番札所 七宝山 神恵院

2012-12-06 21:57:04 | 四国八十八ヶ所巡り
2012.11.07 67番より約11km30分で着く。琴弾山の頂に琴弾八幡宮が鎮座する。

      神恵院はかって八幡宮の別当寺だった、明治の廃仏毀釈で八幡宮から

      分離させられ麓の69番観音寺の境内に移ったため、一つの境内に二つの

      札所が同居している。





  神恵院 真言宗大覚寺派 神恵院と観音寺の共通の仁王門



  神恵院の大師堂(左)と観音寺大師堂(右)の間の参道を進むと本堂。



  本堂入口 モダンなコンクリート打放しの建物の階段を上がると本堂がある。



  本堂 2002年建立 本尊 阿弥陀如来



  大師堂



  巍巍園 山の斜面や岩石、流水を巧みに利用した回遊式庭園。 同一境内の69番へ。

  


四国八十八ヶ所巡り 第六十七番札所 小松尾山 大興寺

2012-12-06 16:38:06 | 四国八十八ヶ所巡り
2012.11.07 のどかな田園風景が広がっている。66番より約10km25分で着く(12:00)



  仁王門前の地蔵像





  大興寺 真言宗善通寺派 往時は真言宗だけでなく天台宗を含めた修行の道場でもあった



  仁王門 1318年再建



  運慶作と伝わる仁王門の金剛力士像、四国八十八ヶ所唯一で高さ3.14mは迫力満点だ





  仁王門を入ると石段がある、その脇の古木はカヤとクスの大木で弘法大師のお手植えと

               伝えられ、県の天然記念物である。



  本堂と三枯の松





  本堂 1741年再建 本尊 薬師如来(秘仏、伝弘法大師作)



  大師堂     参拝後68番に向かう。




















  




施行八十八ヶ所巡り 第六十六番札所 巨ごう山 雲辺寺

2012-12-06 11:55:12 | 四国八十八ヶ所巡り
2012.11.07 長い道のりを越え、伊予国(菩提の道場)から讃岐国(涅槃の道場)に入る。

      ここまでたどり着けたのは己だけの力ではない。大師と人々への感謝を

      覚えながら参拝に行く。65番から約60分で10:30頃ロープウエイ山麓駅に到着する。





  標高927mの雲辺寺山の山頂付近にある、遍路道を登ると4.2km、2時間以上かかる。





  ロープウエイに乗る、下界に観音寺市街と瀬戸内海が見える。ため池もたくさんある。



  7分程で山頂駅に着く、標高920m、気温6度寒い。お迎え大師が迎えてくれる。

     地図上では、徳島県と香川県の県境をまたぐこの山の徳島県側にあるが

     四国八十八ヶ所札所としては「涅槃の道場」讃岐国(香川県)の討ち初めとなっている









  参道の五百羅漢が迎える中400m程で山門に着く。

  雲辺寺  四国霊場最高峰900mにある。「四国高野」と呼ばれるほどに僧侶たちの

       学問所として栄えたが戦国時代、ここも長宗我部元親の戦火のため灰燼に

       帰してしまった。  真言宗御室派



  山門  仁王門は200mほど下った遍路道にある。







  本堂 本尊 千手観音菩薩(重文)平安時代後期作。



  本堂の側にある 「おたのみなす」ブロンズ製、「花はすべて実となす」のように願いを

         腰かけて唱えると叶うという。

 



  大師堂に向かう、山頂ですが境内の広大さに驚かされる、堂宇はゆったりと点在。





  大師堂 深山の静寂の中に建つ立派な堂。



  鐘楼











  境内の紅葉と立ち並ぶ五百羅漢像



  ロープウエイで下山し次の67番へ向かう(11:30分)


四国八十八ヶ所巡り 第六十五番札所 由霊山 三角寺

2012-12-05 21:38:16 | 四国八十八ヶ所巡り
2012.11.07 今回の巡礼最後の日です。65番~70番までの6ヶ寺を回り高松から帰京します。

      ホテルで朝食後7:30分に出発する。今治湯ノ浦ICより高速に乗る。





  途中の石鎚山SAにより、愛媛のお土産を購入(タルト、大三島塩羊羹、坊ちゃん団子)

     当地限定、伯方の塩サイダーも売っていました。

     SAからは一昨日参拝した横峰寺がある、四国最高峰石鎚山も今日は遠くに見える。

     三島川之江ICでおり三角寺山に登る430mの中腹にある、山道は狭く

     バスは入れない、約9:00に到着する。







  三角寺  高野山真言宗 この寺も天正年間(1573~92)長宗我部氏との戦いで焼失。





  山門(仁王門、鐘楼門)鐘を撞いて入門する。





  本堂 1849年再建、京都の金閣寺を模したものという。 本尊 十一面観世音菩薩





  大師堂



  延命地蔵菩薩立像(H=7m、銅像)と大師堂



  薬師堂



  三角(みすみ)の池の島には弁財天が祀られている。







  境内には紅葉の中 冬桜が咲いている。



  足元のユリの花も綺麗だ。次の66番へ向かう。






今治散策

2012-12-05 15:57:07 | 四国八十八ヶ所巡り
2012.11.06 午前中で54番~57番の巡拝を終わり今治市内散策に行く。





  テクスポート今治 昨夜今治の産物はタオルと造船と言われお土産にタオルを購入するなら

     ここが良いと教えて貰い寄って見る、今治タオルの歴史資料館も併設されていました

     友達は奥さんと自分用にバスタオル二セットを買う、確かに肌触りが良く物も良い、

     私はバックにとても入らないので違う店でジョギングタオルを買いました。

     その後港の近くで昼食に回転寿司を食べましたが、瀬戸内の地魚美味しかったです。







  今治城  藤堂高虎が瀬戸内海に面した海岸に築いた大規模な平城。

       見学後、丹下健三(建築家、国立屋内総合競技場、東京都庁など設計)が設計

       した、今治市に残る建物を見学、アルミサッシュがなく建具にスチールを使って

       いる時代の斬新なデザイン,創造力に触れ学生時代あこがれたことを思い出すと

       ともに、市民の残すべき建築物(文化)を大切に守っていることに感心しました。



  今治市庁舎(右)公会堂(左) 1958年竣工 



  公会堂  現在改修工事中



  市民会館  1965年竣工



  愛媛信用金庫今治支店  1960年竣工

  その他今治市庁舎、別館(1994)、今治地域地場産業振興センター(1985)等があります。





  丹下健三さんが通った今治第二尋常高等小学校(現美須賀小)。

           来年(2013年)は丹下さんの生誕100年です。



  造船の町今治 港の近くにある、スクリュウのモニメント。真鍮で作成され大きいです。



  遠くにしまなみ海道の橋が見えます。



  漁港 魚市場も閉まっていましたので、ホテルに戻る。