HARD HEAD

旅行 社寺

八王子城 散策

2016-07-06 16:21:53 | 
 2016.07.05
    このところ暑さが厳しいことと、体力にも今一つ自信がないので家でぶらぶらしていましたが

    今日は関東地方は涼しいとの天気予報で去年八王子城に登城したとき曳橋が工事中、

    今年の春には完成するとの事でしたので百草園をAM9:00に出発して見学して来ました。







  八王子城 国指定史跡 日本百名城 

    小田原に本拠をおいた後北条氏の、三代目氏康の三男、北条氏照(?~1590)が

    築いた山城です。天正10年(1582)頃に築城が開始され、天正15年(1587)頃までに

    滝山城から拠点を移したとされます。

    豊臣秀吉の関東制圧の一環で、天正18年(1590)6月23日、前田利家.上杉景勝軍に攻められて

    落城しました。八王子城は関東屈指の山城です。氏照が構想していた城郭は壮大で、

    落城時はまだ未完成であったと考えられています。

    城は大まかに、城下町に当たる「根小屋地区」、城主氏照の館などがあった「居館地区」、

    戦闘時に要塞となる「要害地区」に分けられます。(八王子市発行パンフレットより)



  案内図



  JR高尾駅近くの トドリ古戦場跡





  八王子城跡 ガイダンス施設 奥に八王子城跡の城山(深沢山)が見えます。

        見学の拠点として、広大な山城.八王子城と、城主の北条氏照について

        わかりやすく学べる施設です。 

        高尾駅から歩いてきたので50分ぐらいかかりました、約35分程見学して

        外に出ると小雨が降り始めました。



  大手門跡 現在は埋め戻されていますが、昭和63年の調査で門の礎石や敷石が見つかりました。

       大手門は城の表門にあたり、このあたりが八王子城の正面口であったと考えられます。





  古道 戦国時代に御主殿に入る道。対岸の道は江戸時代に作られた林道。







  曳橋   整備された御主殿跡へ入るための通路として、城山川にかけた橋。

       (立派な橋が完成していました)

       当時はこの位置に簡単な木橋をかけ、その橋を壊すことで敵の侵入を

       防いだと考えられます。





  築城当時の石垣





  御主殿虎口





  櫓門跡



  冠木門



  虎口を上部より見る。



  曳橋と虎口周りを上部より見る。



  御主殿跡の整備 氏照の館などがあったとされます。

          発掘調査の結果、建物の礎石やや水路跡、多数の遺物が出土しました。



  池を中心とする庭園遺構。



  御主殿跡全景 (東側から見る)





  主殿





  庭園







  会所





  敷石通路





  道路状遺構(手前)  御主殿跡を西側から見る。





  御主殿の滝。

     雨も止みそうになく足元も悪いので本丸への登城は中止し家路に着く(12:00)。