おやじのつぶやき

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コットンハーバー。まだまだ課題がありそうな街づくり? 横浜編その7。

2014-02-28 23:07:15 | 旧東海道
注:葛飾北斎作「神奈川沖裏波」は、「Wikipedia」より。ただし、描かれた場所は異なっている(もう少し南側、現横浜駅南方? 「本牧沖」付近)。

 2003年(平成15年)、横浜市神奈川区橋本町二丁目および星野町、山内町の各一部について、工場跡地や遊休化したドック(浅野造船所)跡地などの土地利用の転換により、再開発することを目的に「山内ふ頭周辺地区土地区画整理組合」が設立され、2004年6月に区画整理事業が着工された。

1970年頃のようす(「歴史的農業環境閲覧システム」より)。浅野ドックが中央にみえる。左が横浜市場。線路は「東高島駅」構内。

 「コットンハーバータワーズ」4棟と「コットンハーバー マリナゲートタワー」1棟の高層マンション群が建設されている。また、その他の施設・店舗として結婚式場「コットンハーバークラブ」やプラザ栄光生鮮館コットンハーバー店(スーパーマーケット)などがある。プラザ栄光生鮮館はスーパーマーケット「コットンマム」の閉店後に同地に出店した。
 一方、天然温泉リゾート&フィットネスクラブ「INSPA(インスパ)横浜」は開業から3年が経過した2010年9月30日に閉店となったが、2013年12月から完全会員制施設として営業を再開(リニューアルオープン)している。
 また同施設の西側に計画されていたホテルは着工後に開発中止となり、この他には当地区内でオフィスビルも計画されていたが着工に至らずに中止されている。
 2010年代に入ってからの新規の開発として、ポートサイドリカー(プラザ栄光生鮮館の運営会社)による賃貸マンション「ヒストリアレジデンス海舟」が2012年に完成、また有料老人ホームの「サンシティ東神奈川(仮称)」が2014年末に完成予定である。
 この他、地区内に新しく整備された「星野町公園」があり、この公園内では神奈川台場の遺構を見ることができる。また、当地区の東端にはコットンハーバーボートヤードがある。
「コットンハーバー ヒストリアレジデンス海舟」の1階には「神奈川台場資料室」があり、神奈川台場に関する資料の他、マンション建設時に見つかった遺構がそのままの形で展示されている(注:2014年2月現在、閉鎖中)。(以上、「Wikipedia」参照)

地域一帯が超高層マンション群に大変化。


「星野町公園」。向かい側は、JR東高島駅構内。
東の海側はデッキ・テラス式の公園に。
遠くに「横浜ベイブリッジ」。
「みなとみらい地区」が目の先に見える。
振り返ってマンション群を望む。波止場の雰囲気を漂わせるテラス。
「コットンハーバー」案内表示。

 ただ、上にもあるように、今ひとつマンション住民以外の人たちを引き寄せる魅力に欠ける印象。「みなとみらい」相互のアクセスが十分でないこと、最寄りの交通機関が限られていること、さらに、東高島駅周辺地区や瑞穂埠頭にある米軍施設など、返還後の再開発のプランなど、まだまだ今後の課題が多いようだ。
開発が中断されたような敷地が広がっている。


2010年代のようす。開発が進んでいます。



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