おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

秩父鉄道秩父駅~三峰口駅。その5。贄川(にえかわ)宿。かかしの里。(「荒川」を遡る。第9日目。)

2021-06-25 20:20:49 | 荒川を遡る

             荒川に注ぐ支流の渓谷。

      「八幡橋」。

「贄川」交差点を右折し、「贄川宿」へ。

さっそく人形(かかし)達がお出迎え。

かつての宿場町 贄川宿が、かかしの里に

秩父市荒川贄川の贄川宿は、古くは江戸時代の頃から昭和初期まで、三峯神社参詣や秩父甲州を住環する商人の宿場として栄えました。

また、近年は2014年まで、毎年秋のイベントとして贄川宿縁側展が開催され大変人気を集めていました。

そんな贄川宿ですが、再びかつてのにぎわいを取り戻そうと地元の方たちの力によって、2016年春から「かかしの里」づくりを始めました。

現在では、贄川宿内の街並みの中の至る所に、愛嬌いっぱいのかかしが60体以上設置され、訪れた人たちを楽しませています。

宿場町内の縁側には、かつての縁側展のようにギャラリーになっている場所もあります。

2017年にはかかしサロンもオープン。建物の中にはかかしの他、かかしの里の写真や飾り物が飾られ、かかしの里へ訪れた人たちの憩いの場所として利用されています。

急な坂道を上った御岳山登山口の近くのかかし広場には、数多くのかかしが風情ある景色の中に溶け込んでいます。

ここからの眺望は武甲山や荒川が一望もでき、かつてこの地を訪れたナウマン博士や幸田露伴がスイスの景色を目前にするようだと眺望を絶賛したと云われています。

これからの季節、昔懐かしい景色の数多く残る贄川宿へ、ぜひお出かけください。

(この項、「WEBガイド秩父」HPより)

※上の二枚の写真は、集落より少し上がったところの写真のようです。そこには行きませんでしたので、写真を拝借。

宿内のようす。

ところで「贄川宿」とは? 三峰口からの宿入口にある解説板を先に紹介。

 

贄川宿

 秩父甲州街道を白久側から渡船場を越え、八幡坂を登ると贄川の宿に着く

新編武蔵風土記稿に「此所ハ江戸ヨリ甲州ヘノ道筋ニテ左右ニ屋並ソロヒテ丗六軒アリ。寛文七年ヨリ毎月二七の日ニ市立セシガ・・・」

 贄川宿は大宮郷(秩父市)に次ぐ秩父甲州往還の宿場で、三峯講中・諸国商人衆の定宿として江戸初期から賑わいを見せていた。また宿の立地が上信や甲州ヘの分岐点であったことや、物資の集散にも好都合であったため、六齋市や雛市も開かれた。

贄川宿の家並みは往還に沿って短冊状で、旅籠、酒屋、質屋、紺屋、豆腐屋などがあり、他にも医師、髪結い、荷継場などがあった。

この贄川宿には秩父の地質調査に来日したナウマン博士や宮沢賢治、それに明治の文豪幸田露伴も立ち寄り、いずれも東方の眺望を絶賛している。

 

駆け足ですが、かかし達の姿を。と、かかしの手直しをしている人が。

 

各家ごとに。軒先や縁側、庭先に・・・。

 

なかなか見事です。一瞬、語りかけたくなるようなかかしも。

みごとな出来映えです。くつろぐ姿、仕事をしている姿、子ども、お年寄り、孫と、親子と、・・・。

           

        


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