ちょうど30年前の平成3年5月14日、昭和最後の名横綱ウルフこと千代の富士が引退表明した日。
5年前の平成28年、61歳で逝った千代の富士。
同年代として・・・・よく記憶している。
脱臼癖のある肩に筋肉の鎧をつけるために、毎日千回の腕立て伏せをしていたという。
現役時代、若い頃の千代の富士は、立ち会い時には相手力士に睨みつけるようにガンを飛ばして不人気だったが、遅咲きの大関昇進した頃から大化けした。
ウルフとしてのヒーロー力士、際立って強く美しく輝く、落ち着いた名横綱に大変貌した。
引退後、大相撲協会の内部では理事役員には成るが、不人気、冷遇、左遷処分もあった千代の富士、名横綱の栄光が沈む年寄時代・・・・やはり現役時代がいちばん輝いていた。
因みに、ちょうど50年前の昭和46年5月14日には、昭和の大横綱大鵬が引退表明した日でもある。
中学三年生だった・・・・よく覚えている。
(取り組みは、栃の心と輝)