百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

空福の時間。

2019年01月21日 | 千伝。

~今朝の日本経済新聞一面の記事から~

70歳を過ぎても働く意欲を持っている人が3割。働いている人に限定すると37%に上る。2017年の70歳以上就業率(15%)を上回り、高齢者就労を促進する政府の取り組みにあわせて労働参加が進みそうだ。一方で8割近くが老後に不安を感じている。社会保障の負担増や給付減に備え、長く働いて収入を確保しようとする様子がうかがえる。

今日一日だけ、久しぶりの無職という身分でした。

明日から、また新しい職場で働きます。

人生の中にある「時間」。

70歳まで働くのならば、もっと単純明快に考えないとね。

食べること、寝ることだけは、自然のままに、無理に我慢しない方がよいかもしれません。

健康維持は、空腹の時間に難しいことは考えない。

お腹が空いたならば、何か食べればいいのでしょう。

疲れたら、眠ればいいのでしょう。


韋駄天

2019年01月21日 | 空木宝剣

新春や ガラパゴスから スマホまで

今日は、第24回都道府県対抗男子駅伝。

神戸の、大地震の翌年から始まって24回目。
広島の平和公園と宮島を往復する、世界遺産コース。
平成最後の天皇杯は、福島県が優勝。

平成の時代は、バブルの崩壊やら、目を疑うような大震災や大津波に遭遇した。
映像のない時代には、はるか遠い出来事も、今や手のひらのスマホの中に、治まってしまう。
人間の能力が、全部外に出てしまって、いつの日か人間はカラッポに。

四本足から二本足に変えたことが、いわば、人類史においてガラ系からスマホへの、大転換だったと言える。
前足が手になってからは、人間は欲しいものは何でも手に入れようとして来た。

やがては、世界や宇宙までもと。
その勘違いは、神への冒瀆となる。

恐ろしや恐ろしや。

人は、何のために走るのか?

そこに道があるからではなく、
その手が招いた災いから逃げる為に、残された二本の足で走る。

というのが正解。


百円貯金。

2019年01月21日 | 百伝。

百島郵便局へ、毎日、百円を貯金しに行くのも、話題性もあるからいいなぁ。

今日のニュースから。

昭和生まれの20代も絶滅したという平成31年・・・早いもので、今年も、もう24分の1も過ぎました。

目が赤く腫れて、しばらくチカチカしていました。

最近、知り合った上海生まれの中国人。

30年前、日本人から「面倒を見るから」と言われて来日。

今では、その寝たきりになった日本人を面倒見ている甲斐甲斐しい方です。

中国事情には疎いですが、やたらに習近平国家主席を称えます。

中国とアメリカは、地球上の未来の覇権を争っているようですが、人間は、これから何を探求していくのかなぁ?

昨日で、日本の大学入試センター試験も日程終了。

よく分からない試験選抜のシステムだけど、若者も学力の差も、どんどんと拡大しているような気もします。

でも、AI(Artificial Intelligence人工知能)だとか、情報収集とか、ロボットだとか、そういう人工知能が発達して管理する未来社会であれば、どんな頭脳、知識、道徳観を備えればいいのかと考えてしまいます。

こんなことを言うと、誤解も語弊もあるかもしれませんが、介護の業界で働く若者の中に、今の日本の首相の名前を訊いても答えられない方もいます。

彼らの大学という感覚は、例えば、東大というのは、東京にある大学で、東洋大学も東海大学も東京大学も、すべて東大なのです。

それでも、不思議に高齢者から人気のある介護する若者もいます。

昨日付けで、10年以上所属した療養型病院での勤務を終えました。

考えてみると、毎月一人看取ったとしても、十年間ならば、百人以上お見送りをしたことになります。

家族を見ても、誰か分からない認知症のまま旅立たれた方も、朝方しっかり会話されていたのに夕方には、旅立たれた方もいました。

退院されたあと、介護殺人という悲しい事件もありました。

総じて、高齢者の時間は、止まっているかのように孤独です。

年金受給額の多い方は、延命治療されるケースも多々あります。

そういえば、ぼくの知人の中にも、親が亡くなって生活が苦しくなったという者も多くいます。

充実した豊かな時間を満喫したまま人生を終えるには、長寿社会では困難極まる至難の業です。

毎日、目が痛い、身体のどこかが痛い、起きれないのであれば、来る日も来る日も嫌になります。

意義ある人生にするには、しっかりした頭脳、体力、元氣がなければ出来ないのです。

つまり、生きがい?・・・動ける、働ける、頼りにされる、必要とされること?

若い頃に聴いた「チャゲ&飛鳥」という歌い手が、唄う歌詞に「これから 一緒に 誰かを殴りにいこうか~yayaya」というフレーズがあります。

この過激な暴力容認のような歌詞は問題なのでは?

・・・と誰でも思ったのでは?

殴りに行く者は、誰かに殴られたくない凶暴な弱者です。

だから、「喧嘩が弱くても、殴られたら、殴り返すぞ」という強硬な態度でないと、笑顔だけでは現実の反社会的弱者にも負けて、競争社会では生きていけません。

笑顔が武器となるのは、笑顔、笑顔、スマイル、スマイルで通用するマクドナルド効果。

売り手、買い手、上下関係、政治、経済、中国、アメリカ、社会、生活、宗教、地位、立場、名誉、財産。

棘のある言葉は、人を傷つけます。

愛のあるAIが必要です。

人を慰め、癒し、いたわる、励ます、優しい言葉です。

先日の地元のローカルニュースで、AI溢れる郵便局の取り組みが紹介されていました。

ご近所、地域の高齢者に「毎日、郵便局まで百円を貯金しに来ませんか?」と呼びかけです。

郵便局まで歩く、元氣な姿を確認できる・・・おまけに、10年間で30万円以上貯まるとのこと。 

生活が不便でも、何か、どこか羨ましい、微笑ましいと思えるような生き方をしたいものです。

毎日、百円貯金と貯筋に励みます。