百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

灯り。

2015年11月30日 | 千伝。
明日から師走。

今日は、自治会長として朝から小間使いのように走り回っていました。

町内初となるLED の街灯設置、いちばん小さい20Wのものでも2万円以上します。



市から1基につき1万円の補助がでますが、あと30基以上の設置予定ですから、町内会からの出費も大変です。

数年かけて町内の電灯、すべてLED となります。

午前中、車のタイヤを冬用のスタッドレスタイヤに交換済み。

午後から、幸福日本一に至る歩みの写真展へ。





夜、来月の市長選挙に向かって立候補者の公開討論会に参加。



あっという間の素晴らしい2時間の討論会でした。

現職と前国会議員の一騎討ちとなりますが、両者に市長になって欲しいぐらい熱意溢れる討論会でした。

地域の誇りとは、先人が築いた歴史文化であること。

地域の豊かさとは、生活の満足度の高さであること。

地域の未来像とは、そこに暮らす人の夢、希望であること。

人口減少の時代・・観光客誘致か? 出生率アップ政策か? I .J .Uターンの移住誘致か?



東京などの大都会は、稼ぐための街として捉え方をしないと、地方都市は埋没してしまうという感覚。

帰り道、夜空を仰ぎながら、ゲゲゲの鬼太郎の作者、水木しげるさんのご冥福を祈りました。


 
水木さんは、以前僕が暮らしていた調布市に住まれており馴染み深さと、それより何より、父と同年代で時期を同じくして、父も水木さんも戦地のラバウルやらココボで過ごしていたという驚きです。

父の世代が凄いと思うのは、あの世代は戦争という死や飢餓を体験しながら、年金制度もなかったに等しい親に仕送りをして面倒までみたということです。

そう、戦後の日本を経済大国へと押し上げ、支えた世代なのです。

そして、あの世代の年金受給の金額に頼る子や孫が、いかに多いか・・現在の日本社会の側面です。

今夜、LED の電灯は、輝いていました。



明日から師走。



新しい年に向かって、もう少し踏ん張らないとね!