百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

花鳥風月

2012年09月29日 | 千伝。
テキストと新聞コラムを読んで・・

健康で長生きをする秘訣とは何か?

「教育」と「教養」だそうです。

・・??、間違いです。

「きょういく」と「きょうよう」が、正解です。

「今日、行くところがある」

「今日、用事がある」

明日は、中秋の名月ですが・・台風17号が近づいてきています。

日本三大名月の里・・滋賀の石山寺から観る月、京都の大覚寺から観る月、長野県千曲市の姨捨(おばすて)から見る月。

また、土佐の桂浜、さらに備後の桃島から観る月も、いと美しいものだと思います。

その名月や・・もし月が存在しなければ、地球の海の潮の満ち引きは、3分の1の規模は小さくなるということです。

生命の進化が、遅くなるということだそうです。

そして、地球は、8時間程度で自転するようです。

そうなると、毎日が巨大な台風並みの嵐に見舞われる日々です。

大きな声を出さないとコミュニーケーションが、成り立ちません。

花も咲きません。

鳥も飛びません。

月の引力とは、優しい摩訶不思議な力です。

明日、行くところがあります。

明日、用事があります。

あれもこれもしなければならない思いは、月観る余裕も花を愛でる余裕もありません。

道半ばで、志半ばで、人生の幕が降りるのは、案外幸福なのかもしれません。

花鳥風月の趣きとは、まさしく奇蹟な世界です。感謝