百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

百島 再発見

2012年09月27日 | 百伝。
百島の地図を眺めています・・。

はて、百島で生まれ育ったにしろ、未だに行ったことのない場所、まだ見たことのない場所があるはずだと気づかされました。

そう言えば、小生、一度も本村地区の茶臼山(茶臼山城址跡)に登ったことがありません。

福田地区のさくら通りにある如意輪観音堂? 椋の木? それからニセアカシアの花畑?・・行った記憶がありません。

本村地区の寺男の墓? 首なし地蔵? 大畑大師堂? 白石神社? 稲荷大明神? 御衣大師?・・全く記憶にありません。

百島小学校近くにある「荒神の丘」は、記憶に残っています。

泊地区を御案内します。

野鳥の森もあります。

端っ先(はなぱっち)という場所もあります・・昔、デゴン(スナメリクジラ)の置き場所でもありました。

それから、最上(さいじょう)稲荷・・子供の頃から神秘的な結界のような場所に映りました。

さらに、泊の厳島神社(明神さん)の近くに小さな池があって、メダカが沢山泳いでいました。

絶滅危惧種に指定されているメダカです・・今も、あの池に生存していれば、神さま、明神さん、もしくは弁財天さまの御加護に違いありません。

個人的な興味なのですが・・百島の西側に明神岬(明神ケ鼻)というチンカカ奇石群のある海岸線があります。

海老呑へ海岸沿いに歩いて行くのに、とても難所だった記憶があります。

チンカカという名称も不可思議です。

泊の厳島神社(明神さん)は、元々、このチンカカ(明神ケ鼻)にあり、移転されたとの言い伝えがあります。

百島の最北端が、女男石。

百島の最南端が、だんご岩。

つまりは、陰陽石をも意味します。

九州には、千手・女男石という地名もあります。

陰陽石神社もあります。

昔の先人は、いろいろと考え抜いたものです。

百島の御弓神事・・西日本一帯で伝わる「百手神事=御弓神事」発祥の地が、百島であるとアピールも出来ると思います。

百島に桂川が流れています。

あの桂川の名前は・・どこに由来するのか?

遠い昔、祖母が、井戸の事を「川」と呼んでいた幼い頃を思い出します。