百島百話 メルヘンと禅 百会倶楽部 百々物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

ひぐらしのなく頃に

2007年12月22日 | 千伝。
・・アニメかゲームの名です。
舞台は、奥飛騨の白川郷です。
今日は、その聖地巡りです。

息子に頼まれて、早朝、高速を飛ばして、富山県方向から、奥飛騨に入りました。
早、雪一色の世界でした。
寒かった・・。(笑)

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地元の方に聞くと、最近、大学生ぐらいの年齢層までが、その聖地巡りに白川郷までやってくるのだそうです。

「ひぐらしのなく頃に」・・とても人気があるアニメ・ゲームだそうです。
福井では放映されていないのに、それにテレビをほとんど観ない中学生の息子が何故知っているのだろうか・・疑問に思っていると面白い答えが返ってきました。

今や情報は、you tube またはニコニコ動画やフランスのナントカ等々から手に入るそうです。
そこに掲載されているのが、人気急上昇のものだとか・・批評次第で上昇も下降もあるとか・・。
いくらでも無料で新曲も映画も手に入るとか・・??
違法行為はするなと忠告しておきました。

いつのまにか小生よりも、はるかに高いレベルでインターネットを利用しているのに驚かされた一日でした。

帰りは、R156を通り、帰福へ。
荘川の桜も寒そうでした。

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岐阜県との県境の油坂を越えて、福井県に入りました。
九頭竜湖沿いに走るR158は、片側は雪の壁と白い湖面と山並み・・絶景の雪景色を眺めるドライブコースです。
冬は、お勧めです。

今日は、息子とほとんど喧嘩もせず、楽しい一日でした。
「幸せ」を感じました。

それと・・車の後部の席で眠る息子を気にかけながら、何故か「あのひと」を思い浮かべてました。
隣に座って同じ景色を眺めたい気持ちが募りました。
そう、あの人が、そばにいるだけで「幸せ」を感じているのです。

きっと、この感覚は、20年昔、女房と出会った頃にも、同じ気持ちになっていたはずです。
忘れていた恋愛の核心的な部分を取り戻せました。

結婚して、いつのまにか、ときめく事がなくなるのは、「幸せ」が当たり前の日常生活の一部の涙に化けてしまったのでしょう。

「幸せ」は、日々の暮らしのなかで、笑える時こそが、光輝くものだと痛感した一日でした。
今日、その気づきを与えてくれた息子に感謝です。
素晴らしい雪景色でした。

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親子のきずな・・つなぎ橋です。
クリスマスイブには、瀬戸内海、尾道百島へ。

B'Z サルの歌

2007年12月22日 | 千伝。
20世紀末の昔、当時勤めていた会社の後輩から、「ほんとうにB'Zをしらないのですか?」と怪訝な表情をされた記憶がある。
(偶然だが、当時、インターネットの登場でBoomZoomというハンドルネームを、小生使っていた。)

邦楽でよく聴いていたのは、吉田拓郎さん、谷沢永吉さん、浜田省吾さん等々・・広島絡みの先輩のパフォーマンスや生き方や考え方に興味を抱いていた。

最近は、歳を取ったせいか・・同年齢のサザンの桑田や長渕剛のパフォーマンス、演技力、生き方が気になる。
サッカー日本代表監督に復帰した岡田も同年齢だが、どうも老けてみえる。(敬称略)

昨日、B'Zが、歌い演じる姿を、テレビで初めて観た。
普通の青年が、尋常ではない表現者に変身するのは凄いと思った。
サザンの桑田に相通じるものがある。
天晴れである。

ところで、俳優の高倉健さんは、小生にとって憧れの男のような存在だが、現代社会では、無口な男は、時代遅れの部類の範疇に入るのかもしれない。
寡黙な日本社会が、雄弁な欧米化社会へ変化したのかもしれない。
また、メッセージとしての歌の世界の進歩が、人間関係の社会に寄与しているし、これまた要因の一つだとも思う。

今日早朝、飛騨の世界遺産「白川郷」まで日帰りで出かけてまいります。
積雪20CMだとか・・。
冷えそう・・。

昨日、自分でも何を思ったのか・・
吐息の「吐」と「叶」うという字は、似ています。


サルの歌♪を聴きながら・・
凍える心を溶かしてみせます。

クリスマスイブ・・24日と25日は、広島へ。
家族で過ごします。

Merry X'mas !
楽しい時間を!