所在地:奈良県奈良市十輪院町27
宗派:真言宗醍醐派
御本尊:地蔵菩薩
創建:(伝)弘安6年(1283年)
開基:(伝)朝野魚養
札所:大和北部八十八ヶ所霊場、大和地蔵十福
【歴史】
元正天皇(715‐724)の勅願寺で元興寺の一子院といわれ、
右大臣吉備真備の長男・ 朝野宿禰魚養の開基とも伝えられています。
詳細は明らかではありませんが鎌倉時代、無住法師の『沙石集』(1283)では
本尊の石造地蔵菩薩を「霊験あらたなる地蔵」として取り上げられています。
室町時代の末期までは寺領三百石、境内は1万坪の広さがあったようですが、
兵乱等により多くの寺宝が失われました。
しかし江戸時代の初期には徳川家の庇護を受け寺領も五拾石を賜り諸堂の修理がなされました。
明治時代の廃仏毀釈でも大きな打撃を受けましたが、
現在、当山の初期の様子を伝えるものとして本尊の石仏龕、本堂、南門、十三重石塔、
不動明王二童子立像、それに校倉造りの経蔵(国所有)などが残っています。
近年は昭和28年本堂の解体修理から平成8年防災施設の完成により、
諸堂宇が整備され境内は寺観を整えることができました。
【南門】
南門の前には10台以上停められる駐車場がございます。
この門は何気に重要文化財です。
【本堂】
国宝。
私が初めて訪れた時は渋い本堂だとは思ったが、
まさか国宝とは思いませんでした。
きっと私の目が節穴なんでしょう。(^^;
堂内には重文の石仏龕の他、弘法大師、理源大師・聖宝の坐像が祀られています。
【護摩堂】
智証大師の作といわれている重文の不動明王が祀られています。
毎月8日が御開帳になります。
【御影堂】
【魚養塚】
開基である朝野宿禰魚養の墳墓で、
奥の石棺に如来坐像が彫ってあるそうです。
【やすらぎの塔】
【不動明王像】
鎌倉時代作と伝えられているだけあって、
お顔の部分が見えにくくなっていますが力強さを感じました。
【合掌観音像】
こちらも鎌倉時代の作らしいですが、
不動明王とは正反対でとても優しい表情をされておりました。
【鎮守社】
左が伊勢大明神、右が春日大明神のようです。
石造の祠ですね。
【興福寺曼荼羅石】
写真が上手く撮れませんでしたが、
興福寺の仏様と五重塔を刻んだ結構大きい石がありました。
よく見ると斜めに割れていたのを修復されているようでした。
【十三重塔】
数えてみると10しかありません。
破損したんでしょうね。
【御朱印】
宗派:真言宗醍醐派
御本尊:地蔵菩薩
創建:(伝)弘安6年(1283年)
開基:(伝)朝野魚養
札所:大和北部八十八ヶ所霊場、大和地蔵十福
【歴史】
元正天皇(715‐724)の勅願寺で元興寺の一子院といわれ、
右大臣吉備真備の長男・ 朝野宿禰魚養の開基とも伝えられています。
詳細は明らかではありませんが鎌倉時代、無住法師の『沙石集』(1283)では
本尊の石造地蔵菩薩を「霊験あらたなる地蔵」として取り上げられています。
室町時代の末期までは寺領三百石、境内は1万坪の広さがあったようですが、
兵乱等により多くの寺宝が失われました。
しかし江戸時代の初期には徳川家の庇護を受け寺領も五拾石を賜り諸堂の修理がなされました。
明治時代の廃仏毀釈でも大きな打撃を受けましたが、
現在、当山の初期の様子を伝えるものとして本尊の石仏龕、本堂、南門、十三重石塔、
不動明王二童子立像、それに校倉造りの経蔵(国所有)などが残っています。
近年は昭和28年本堂の解体修理から平成8年防災施設の完成により、
諸堂宇が整備され境内は寺観を整えることができました。
【南門】
南門の前には10台以上停められる駐車場がございます。
この門は何気に重要文化財です。
【本堂】
国宝。
私が初めて訪れた時は渋い本堂だとは思ったが、
まさか国宝とは思いませんでした。
きっと私の目が節穴なんでしょう。(^^;
堂内には重文の石仏龕の他、弘法大師、理源大師・聖宝の坐像が祀られています。
【護摩堂】
智証大師の作といわれている重文の不動明王が祀られています。
毎月8日が御開帳になります。
【御影堂】
【魚養塚】
開基である朝野宿禰魚養の墳墓で、
奥の石棺に如来坐像が彫ってあるそうです。
【やすらぎの塔】
【不動明王像】
鎌倉時代作と伝えられているだけあって、
お顔の部分が見えにくくなっていますが力強さを感じました。
【合掌観音像】
こちらも鎌倉時代の作らしいですが、
不動明王とは正反対でとても優しい表情をされておりました。
【鎮守社】
左が伊勢大明神、右が春日大明神のようです。
石造の祠ですね。
【興福寺曼荼羅石】
写真が上手く撮れませんでしたが、
興福寺の仏様と五重塔を刻んだ結構大きい石がありました。
よく見ると斜めに割れていたのを修復されているようでした。
【十三重塔】
数えてみると10しかありません。
破損したんでしょうね。
【御朱印】
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