所在地:徳島県板野郡板野町黒谷5
宗派:東寺真言宗
御本尊:大日如来
創建:(伝) 弘仁6年(815年)
開基:(伝)空海(弘法大師)
札所:四国八十八箇所4番
【歴史】
弘法大師が42歳にあたる弘仁6年、
この地に長く留まり修行していたとき大日如来を感得された。
大師は一刀三礼をして55センチほどの大日如来像を彫造され、
これを本尊として創建し寺号を本尊に因んで「大日寺」と命名したと伝えられる。
また「黒厳山」の山号は、境内が三方を山に隔てられており、
人里はなれたこの地は「黒谷」と称されたのが由来といわれ、
地元では「黒谷寺」とも呼ばれていたという。
寂本(1631〜1701)の「四國禮霊場記」(元禄2年=1689)によると、
かつては立派な堂塔が並び、美しく荘厳な小門から入った境内は広々としていた。
しかし歳月が経ち伽藍の軒は風化していたが、
応永年間(1394〜1428)に松法師という人に夢の託言があって修復されたという旨が記されている。
伽藍は再び荒廃し、天和、貞享年間(1681〜88)に再興されている。
また、阿波藩主・蜂須賀家は代々大日如来を守り本尊としており、
とくに5代藩主・綱矩公の帰依があつく、
元禄から宝暦年間(1751〜64)には手厚い保護をうけ寺塔の大修理がほどこされている。
【山門】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/ad/bfdb53436d4d2ac125c239944387a50a.jpg)
【本堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/2e/5b2b32878df69f351dcb444edbc1af0e.jpg)
参拝客で賑わってますね~。
【御朱印】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/df/59424cf11e5ee9c6586a399af3837573.jpg)
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