Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

下田八幡神社(2013年11月24日参拝)

2014-01-12 | 神社
大安寺から駅に向かって歩くこと数分で、
下田の総鎮守である八幡神社に到着。


所在地:静岡県下田市1-18-38
御祭神:誉田別命
創建:不明


【由緒】
当神社は正応年間(1288年頃)既に鎮座していたと伝えられています。

永正4年11月港内で漁夫が漁をしていたところ、
木像一体が網にかかってきたが獲物が捕れない。
漁夫はおこってこれを海に捨てた。
このような事が6回も繰り返された7度目の時、数十の鯛と共に又木像が網の中にあった。
これは福神だといって持ち帰った。

その夜、漁夫の夢の中にこの尊像が現れて、
「吾は正八幡大神である。久しく海底に沈んでいたが、いま時が来たのでここに現れた。
この地は縁のあるところである。吾が像を安置すれば永久に当地の民を擁護しよう。」と仰せられる。

これを聞いた人々は驚き喜んで、村を上げてお告げのとおり
牛頭天皇(現在の副祭神)の傍らに小さな社を設けてお祭りした。
ここで神を敬い信仰する人が祈れば必ずそれに応えられた。

その後、長き歳月を経たが、朝比奈家二代が下田領主であった時、
「正八幡宮は下田の鎮守本社である。」と定められた。
爾来下田の総鎮守として崇敬されています。


【鳥居】


細長い神社のようですね。


【鐘楼堂】


お、これは意外なものがありました。


【神門】


これは立派な神門ですね。

予想外です。


【仁王像】




神門の下に悪魔のような像が二体あった。

参拝した時はよく分からなかったが仁王像らしい。

まったく仁王像に見えないんですけど。(^^;

正直怖いよ。

それにしても鐘楼堂といい、仁王像といい、
神仏習合の名残りでしょうか。


【拝殿】


約30年前に再建されたもので、
下田の総鎮守に相応しい美しい拝殿です。


【注連縄】


日枝神社の注連縄もそうだったが、
伊豆の注連縄は茶色っぽくて綺麗ですね。


【狛犬】



【御獅子神社】




昔はこの場所にあの仁王像が置かれていましたが、
いつの間にか御獅子神社が鎮座しておりました。


【稲荷社】



【洞穴】



この神社に御朱印はございません。
社務所に張り紙がありました。

こうしていただけると助かります。

我々はピンポンで呼び出さなくて済むし、
神社側もいちいち対応しなくて済みますしね。

大安禅寺(2013年11月24日参拝)

2014-01-12 | 仏閣
了仙寺から伊豆急下田駅までのメインストリートは、
意外にもいろいろお寺があります。

観光寺院と檀家寺とハッキリと分かれているようです。


泰平寺と本覚寺は見るべきものが少ない檀家寺なので
華麗にスルーし大安寺というお寺へ。

ちなみに泰平寺と本覚寺は御住職がいらっしゃれば御朱印をいただけます。


所在地:静岡県下田市4-2-1
宗派:曹洞宗
御本尊:釈迦如来
創建:不明
開山:悟澗
札所:伊豆八十八ヵ所霊場、伊豆国七福神


【歴史】
創建当時は因善寺と称し真言宗であった。
天正十八年 (1590)僧、寂用英順が二世となり曹洞宗に改宗と伝えられる。
山号の乳峰山は裏山の形状が乳房に似ている事から付けられた。

貞享五年(1688)3月、日向国佐土原藩主が将軍家御用材を江戸へ送る途中、
遠州灘で嵐に遭い、積荷の一部を海に捨てて危うく遭難を逃れ下田に入港した。
しかし御用材を捨てた責任を取り、乗組員16名は3名の武士を含め
15歳の少年七蔵まで全員が切腹し大安寺に埋葬された。

船に残っていた柘の木は寺に寄進され本堂の柱になっている。


【参道入口】


時間があんまり無いのに本堂まで遠い。(泣)

無駄にダッシュしました。(^^;


【山門】



【境内】


とても静かでひっそりとした境内である。


【地蔵尊】



【本堂】



【内陣】






堂内に入ってビックリ。

予想以上に豪華な内陣と諸仏が祀られていました。


【狛犬】



【鐘楼堂】



【石仏】






人工的に掘られたものと思われる洞穴に祀られていました。


【御堂】



【十三重塔】



【御朱印】