【心に刻んでおきたい言葉】
社員教育を人事部が主導しているようではダメ。
経営トップは自分で社員を育てると言う気概が不可欠。
~中野克彦氏の言葉~
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【本文】
■ウォルマートも松下電器も経営者の教育熱は高かった!■
社員教育は何のためにやるのだろうかと時々考えさせられる。
アメリカ最大の小売業であるウォルマートの創業者「サム・ウオルトン」氏は、「どこにでもいるごく普通の人を雇用してしっかり教育訓練すれば会社としてなくてはならない人財になる」と語っていたのを思い出す。
松下電器の創業者である松下幸之助氏は「我が社は人作りをやっています。あわせて電気製品を作っております」と語っていたのを思い出す。
両者は経営者の立場で社員教育を主導していたと考えられる。
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世の中には募集して応募してきた人に面接をして、よいと思ったら採用し、後は「管理職や先輩の教えを守ってしっかり仕事をするように」と言って終わる会社は多い。
都内のある組み立てメーカーから全社員向けセミナーの講師を依頼されて伺ったのだが、次期社長と紹介された現社長の息子の専務はセミナー開始直後にいなくなり、もっとも聞いてほしかったキーマンが不在になってしまった。
自分でこれから社員を育てると言う気概は全く感じられずがっかりした。
=コンピテンシー宣教師=
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