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「意識」が変われば「行動」が変わります。
「行動」が変われば「結果」が変わります。
これがコンピテンシーの威力です。
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【はじめに】
単一事業を深堀りして成長発展していく経営手法もある一方で、数多くの事業を手掛けてサバイバルしていく経営手法もある。
どちらも「あり」だが、どちらにもリスクがある。
~経営管理力<その31>~
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【本文】
■「一本足打法」でいくか「多角化」でいくかを考える!■
レコード針に命を賭けていたのが「ナガオカ」だったが、あっという間にカセットテープになり、更にCDに移行していった。
カネボウは「ペンタゴン経営」が自慢で5つの事業を柱に成長してきたが化粧品以外はみな赤字に陥り、最後は不正経理もあって経営破たんした。
一本足打法も多角化も、どちらも「あり」だが、どちらにもリスクがあると言うことだ。
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例えばダイキン工業は「エアコン単一事業」だが暑さと寒さが地球上からなくならない限り存続できるだろう。
家庭用ミシンの老舗だった「ブラザー工業」は、タイプライター、家電、複合事務機、さらにはカラオケ機器など多角化の推進でサバイバルし、ミシンの売上比率は約5%になった。
経営管理を上手にやることと経営革新の繰り返しで、単一事業も多角化も上手にリスクを回避すればサバイバルの手段になりえると言うことだ。
それもこれも経営者の決断と実行がなければ、ナガオカやカネボウのようになってしまう。
=コンピテンシー宣教師=
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