経営計画は多くのことを企てすぎないこと！

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「行動」が変われば「結果」が変わります。

これがコンピテンシーの威力です。


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【贈る言葉】

経営計画がうまく進捗しない会社を分析してみるとあまりにも多くのことを企てすぎて失敗しているように思う。「あれもやりたい、これもやりたい」と言う気持ちは分からないでもないが、優先順位を決めて一つずつやっていくほうがうまくいく確率が高くなる。

　　　　　　　　　～蛻変力＜その１６＞～

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【本文】

■経営計画は多くのことを企てすぎないこと！■

かなり大きな金型メーカーからオファーがあって経営計画策定と実践について支援したことがあった。

経営計画を立てて活動していたが活動メニューがいささか多すぎたように思う。

期末になると言うのに、いずれの部門も経営計画の遂行率は限りなくゼロに近かった。

部門長たちは「日常の業務が忙しくてできなかった」と言い訳に終始した。

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経営計画に採り上げるメニューをせいぜい厳選した３項目程度に絞ることを提案した。

そして会長、社長にも出席してもらい、毎月進捗会議を開催してフォローすることにした。

会議でのフォローアップがプレッシャーとなり、部門長は何とか時間を作って経営計画を遂行するようになった。

遂行率は８０％程度に終わったが、前年のほぼゼロに比べれば隔世の感があり、次年度の活動に弾みが付き、かなり蛻変力がついた。


　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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不良に泣かされた顧客は他社に乗り換える！

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【贈る言葉】

経営者は口では「顧客重視」と言うが、実際は利益を重視するあまり品質は二の次になった。品質不良に泣かされたお客様は絶対に買い替えのときは他社に乗り換える。大手メーカーは品質に力を入れなくなってしまった。

　　　　　　　　　～顧客重視＜その１６＞～

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【本文】

■不良に泣かされた顧客は他社に乗り換える！■

高度成長時代には次のような言葉がよく使われた。

「製品には当りはずれがあるからね」と。

買って直ぐに故障してしまう製品が実際多かった。

そんな事ではいけないと大手メーカーは品質向上に真剣に向き合って、品質の良さを日本のブランドにした。

アメリカからは「失業の輸出」と叩かれ、日本製品がバッシングを受けたが今は昔だ。

経営者は在任期間が短いから、何とか足跡を残そうと短期の利益を増やすことに奔走する。

品質管理部門は存在するが、人材も予算も極少に抑えている。

高品質、高信頼性こそが「顧客重視」だ。

品質でひどい目に遭ったお客様は買い替えのとき、間違いなく他社に乗り換える。

リピーターを増殖するためには「品質重視」に舵を切ることだ。


　　　　　　　　　＝　コンピテンシー宣教師　＝


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