まちや小(ぐわあー)

その先を曲がったら何があるのだろう、どきどきしながら歩く。そして曲がってみて気がついたこと・感じたことを書く。

茨城空港

2008年03月25日 | Weblog
以前、茨城空港を利用する茨城県内のビジネス客は「県内外(栃木・群馬・埼玉等)併せて4万人という数字が発表された」と書いた。
これはまだ就航先も決まらない、発着時間・便数も決まっていない前提での数字(アンケートによる回答)なので、あくまでも参考ということになるのだが。
で、問題は国の需要予測、これがすごい!
なんていうか、茨城県は県内外併せて4万人(羽田空港から茨城空港に切り替えると回答)。ところが国は茨城県だけ(ビジネス客)で18万人と発表しているのだ。
18万人(県内:国の予測)と4万人(県内外:茨城県発表)。この数字の違いと、その根拠、あまりにも違いすぎる数字である。

ここで、茨城県空港対策課は「回答率が低く…」「北関東の人口は700万人で潜在的な需要はある」と云っている。
これは苦しい言葉。
北関東には福島空港もある。
また「伊丹便が伊丹空港のジェット機発着枠が満杯で使えないとか、絶対的に茨城空港の発着本数が少ない」ということになると、茨城空港の利用人数は「さらに下方修正すること」にもなる。
だから、現状の予測数値は変えない(変えられない)のかも知れない。
これ以上下方修正したら、空港の存在にかかわってくる数字(問題)になるからだろう。

※茨城県が1999年に発表した茨城空港の需要予測は「81万人」、うち県内で「31万人」が利用。ところが2005年、国が「69万人」と、この数字を下方修正した。
ところが茨城県はあくまでも「81万人」という数字を使い、「69万人」という数字を発表(公表)してはいないのです。