こころの羅針盤

私の人生に待ちうける「意識」の大海原・・・心と身体と魂と、日々の感情生活を語ります。

おもしろいのは、人間

2008年12月10日 | 愛とゆるし
人は長く付き合ってみると、短期間では知りえない“関係の面白み”がでてくるように思います。常に変わらぬ親密さと安定感ある関係はもちろん貴重ですが、折々の情況で、接近したり距離を置くことを繰り返しながらも、細々と繋げて来た関係というのもいいものです。

長い付き合いの友人や知人の意外な一面を知り、感心することもあれば、時には失望させられることも。お互い様ですが、そうやって小さな刺激をくぐり抜けながら努力してきた関係ほど、時の経過と共に面白みを増してくるような気がします。意思の疎通が図れず、苦い体験をくぐり抜けてきた関係が、何時しか、深く味わいある関係に変貌していたということもあります。

時の流れの中で人は変化していきます。だから“内的成長”の可能性を信じて、あきらめたくありません。これ以上は付き合いきれない!と耐えがたくなったときでも、遠のいて遠のいて限りなく遠ざかったとしても、ギリギリのところで切ってしまわない。こころの持ち方の問題ですが、“可能性が息づく余地”だけは残しておきたいものです。

“人間はおもしろいなあ”としみじみ思えたら、今生の人間業(?)は成功していると思うのですが、どうでしょう。。。

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