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代表はボランチで狙う?(遠藤航)

2018-09-14 23:00:25 | ワールドサッカー
先日の日本代表戦は、チリ戦の中止で1試合になってしまったのは残念ですが、それでも元浦和の遠藤航選手がボランチで出場していたのは嬉しい知らせでした。体格がハンデになる恐れがあるCBではなく、代表はボランチで狙うつもりなのでしょう。長谷部の代表引退で枠が一つ空いているので、ここに遠藤航が定着してくれれば、ベルギーリーグ挑戦が吉になるようで嬉しいです。

遠藤航は、神奈川県横浜市の出身で、ジュニア時代は横浜FMに所属していましたが、ジュニアユースに上がれずに地元の中学校でプレーしていました。そこをスカウトしたのが当時湘南ユース監督(現湘南監督)のチョウ・キジェ氏です。このときの縁があったので、浦和から3年契約1億円とも言われるオファーを一旦断って、一年だけ湘南に残留する誠意を見せています。

浦和入りは2016年です。このときに浦和のオファーを受けた理由に「ACLに挑みたい」ということを口にしていました。事実、浦和は2016年にベスト16、2017年に優勝という結果を残していますが、そのどちらの大会にも遠藤航は主力として出場していました。ボランチもSBもCBもこなせるのが武器ですが、浦和ではCBで出ることが多かったです。

CBとしての遠藤航は、シュートブロックの上手さという武器が光ります。相手が思い切ってシュートを狙いたいときに、浦和DFに当たって入らない場面で、足を出しているのは遠藤航ということが多かったです。当時、彼は青のスパイクを愛用していたので、「頼れる青スパイク」としてサポーターとしてはすぐに目に留まる活躍でした。

2017年のACL優勝当時は、右SBで出ることが多かったです。バランスを取りながら必ずクロスで終わってくれる信頼性が彼の武器でした。カウンターを食らわず、DFラインにあまり穴を空けない、堅実さで浦和の守備を支えていました。この優勝は、遠藤航にとって一つの夢がかなった結果なので、それが実現した以上次の夢である海外に挑みたいという気持ちはわかります。

ベルギー1部シントトロイデンでは、ボランチとしてポジションをつかみ、既に2ゴールを挙げています。海外挑戦も人によっては選手としての価値を落としてしまうこともありますが、彼の場合はプラスにできそうです。是非とも、ベルギーでも日本代表でも、ボランチとして大きく飛躍して欲しいものです。
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