Kobby loves 埼玉&レッズ

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67kgからの出発(白鵬)

2018-12-12 21:55:40 | 他スポーツ
今日はネタがないので、困ったときは力士の名前を思い出すことにして、九州場所は休場したものの第一人者の横綱白鵬を取り上げます。白鵬はモンゴル人ですが、来日するときに受け入れ先の部屋が決まっていない状態で来てしまいました。今思えば無謀な話でしたが、滞在期限が切れて帰国しなければならない間際になって、現在の師匠である宮城野親方が受け入れを決断します。

もっとも、当時の白鵬は体重67kgという、どこにでもいる一般人体型でした。そのため、相撲はある程度体重がないと取れないと判断した親方は、最初は稽古をさせずに食事だけさせて、体重が80kgになった時点でようやく稽古が許可されました。今の160kgの体重は多くが筋肉で、努力して作った体です。

今の四股名の白鵬は「柏戸と大鵬のように一時代を作って欲しい」という期待を込めてつけられた名前です。その四股名の縁もあって、生前の大鵬親方とは親交がありました。勝って騒がれる力士になるな、負けて騒がれる力士になれというのが大鵬の教えだったと、一部テレビ番組で明かしていました。その期待には十二分に応え、大鵬の優勝記録32回を更新する41回の優勝を誇ります。

白鵬の強さは、立ち合いの当たりの強さを使い分けていることと感じます。下位力士相手には慎重に取り、本当に全力を出さないと勝てないとみた相手だけ、本気の立ち合いを見せます。何度も国技館で彼の相撲を見てきましたが、そういう立ち合いを見せたのは日馬富士と稀勢の里だけだった記憶です。そのため、白鵬は変化を食わないという優れた特徴を持っています。

また、下位にほとんど取りこぼさないので、先行逃げ切りの優勝争いができます。白鵬の場合は初日からの8連勝は当たり前で、その後の上位陣との直接対決では既にリードしている状況を作れます。41回の優勝で逆転優勝は少なく、大抵先行逃げ切りの優勝だった印象が強いです。

もっとも、最近の相撲界は世代交代の流れになってきています。貴景勝などの若手に、まだ強さを見せられるかは未知数です。もし、初場所に出てくるようなら、白鵬の相撲は是非ともじっくり見届けたいです。
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ラグビー日本対ロシア後半

2018-11-30 22:43:51 | 他スポーツ
ラグビー日本対ロシアの後半のビデオを見ました。最終スコアは32-27と日本が辛くも勝ちました。それができた原因としては、バックスを使う日本本来のラグビーを思い出したからだと思っています。流れを戻すきっかけになったのは、フランカー西川がシンビンで一人少なかった後半開始直後に決めた、WTB福岡の追撃のトライです。

トップレベルのラグビーでは、相手より一人多い状況を作れればトライにできます。どうやってその「一人多い」状況を作り出すかは、いろいろな作戦があるでしょう。古典的にはモールを押し込んで相手が人数をかけた隙なのでしょうが、日本の場合はバックスの配置なのでしょう。その「一人多い」状況を作れば、日本が誇る韋駄天の福岡ならトライは可能でした。

これで日本の本来の展開ラグビーが戻ってきました。反則さえしなければ、日本のボール回しはロシアを上回ります。No.8のツイ・ヘンドリックがロシアの守備を個人技で振り切って得たトライで、完全に流れは日本になります。FW戦の劣勢が前半の苦戦の要因でしたが、後半はFW陣も踏ん張り、ロシアに大きなアドバンテージを与えませんでした。

途中出場のSO田村が落ち着いて、PGやコンバージョンを成功させたことと、最後のリーチ・マイケルのトライで、この試合を逆転することができました。それでも、この試合には大きな課題もあります。それは、バックスの球回しで時折地面につくパスミスが見られたことです。W杯で当たる、アイルランドやスコットランドクラスだと見逃してくれないミスに感じます。

また、今回の試合はリザーブ組のテストもありましたが、彼らが出た前半の内容が悪かったのもあります。ラグビーのW杯は1次リーグだけで4試合、1か月弱ある長期戦なので、全試合ベストメンバーで戦うのは不可能でしょう。この課題を解決するには、SRのサンウルブズが使われることになるのでしょう。今年のサンウルブズ、W杯の鍵を握る試合です。
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ラグビー日本対ロシア前半

2018-11-28 22:22:06 | 他スポーツ
ラグビー日本代表のロシア戦の前半の映像を見ました。前半は10-22とビハインドを負うことになった日本代表ですが、その理由にロシアのプレースタイルがあります。ロシアはFWの力でゴリゴリと来るチームで、FWで1mを地味に稼ぎながら、PGの3点でしっかりと得点を狙ってきます。日本はロシアとのブレイクダウン(ボール争奪戦)で後手に回り、ボールを離すことができない「ノットリリースザボール」の反則を何度も取られます。

こういう攻めが可能なのは、ロシアのSOのキックの精度が高いからです。彼は代表得点数では日本が誇る五郎丸歩選手を上回るレジェンドで、3回のPGのチャンスをすべて決めて9-0とリードを奪います。その後もロシアが、FWで押しながらキックで日本陣内に蹴って、触ればトライといういいボールを入れてきます。日本は辛くもキャリーバックで逃れますが、ロシアの圧力に苦しんでいました。

ブレイクダウンでは、ロシアのボールをほとんどターンオーバーできず、逆に日本ボールもそう簡単にはキープできず、スコア通りロシアが優勢に試合を運んだ前半でした。これに対し、日本はバックスの球回しに期待を寄せましたが、トライは相手反則で得たFKからフランカーのリーチ・マイケルが独走した1トライだけでした。相手の隙を見破ったリーチ・マイケルの観察眼はさすがですが、バックスが思うように機能していなかったという意味でもあります。

最後は相手のノックオンでアドバンテージをもらいながら、左右にボールを回すもののロシアのゲインラインを突破できず、最後はFBツイがノックオンとなって笛となります。皆さんご存知の通り、日本はW杯本番の開幕戦でロシアと当たるので、この試合は自信をつけたい試合でしたが、この内容では先が思いやられるという前半になってしまいました。

後半、どうやって日本が修正してゲームの流れを戻したか、興味が出てきたので可能なら後半も映像でチェックしたいです。
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浅村栄斗、楽天FA移籍

2018-11-25 20:29:12 | 他スポーツ
ちょっと古い話ですが、西武から国内FA権を得ていた浅村栄斗内野手が、楽天に移籍することが決まりました。彼の残留を願っていた西武ファンとしては残念な出来事ですが、浅村本人としては今年の成績は自己最高の3割30本100打点をクリアして、いわば「一番高く売れる」時期です。ここを逃しては、もったいないと本人も感じていたのでしょう。西武ドームに来たらブーイングを覚悟して欲しいです。

もちろん、浅村が持っている価値は大きいです。理由は二塁を守れる貴重な大砲だからです。二塁のポジションが固定できていない、楽天の他にもオリックスとソフトバンクが動いたほどで、彼がいれば一年間二塁を守ってくれるという信頼感があるでしょう。もっとも、守備は決して名手ではないので、大事な場面でエラーすることもあります(敵になったので厳しいことも書きます)。

もっとも、打つ方に関してはリーグを代表する打者です。既に1000本安打も達成しており、本人は「ホームラン打者ではない」と言いますが20本塁打は安定して期待できます。思い切ってフルスイングを見せるのが売り物で、初球から思い切って打てます。ヤマを張ることもあり、西武ドームではストレートを投げると信じて三球振ったものの、相手が三球スライダーを投げて三振したことも思い出せます。

西武としては、二塁のポジションでは浅村以外起用していないので、後継者は難しいです。頭に浮かぶのは、どこでも守れる外崎の二塁コンバートでしょう。守備固めなどで三塁手にはよく入る外崎ですが、二塁はあまり経験していないので、守備がどこまで使えるレベルかはこれからキャンプで見極めることになります。

また、浅村が務めていたキャプテンの後継者も考えないといけません。今のレギュラーメンバーで、成績面の実績で言えば秋山翔吾が最も相応しいと思いますが、性格的なところもあるので、それもキャンプの楽しみということにしようと思います。

楽天から人的補償で誰が取れるかも注目です。これまでの楽天の二塁手、藤田あたりがプロテクトを外れるようなら狙う価値もあるでしょう。投手の可能性もあり、それもちょっと悲しいですが楽しみということにしておきます。
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大相撲九州場所総括

2018-11-25 20:06:03 | 他スポーツ
大相撲九州場所は、小結貴景勝の初優勝(13勝2敗)で幕を閉じました。今場所は横綱3人が全員休場、大関豪栄道も途中休場など上位陣が総崩れの、寂しさも感じる土俵でしたが、貴景勝と高安が土俵を締めてくれました。貴景勝の良かったところは、毎日当たってから攻める相撲に徹していたことです。14日目に高安に敗れた相撲も、当たりは貴景勝が押し込んだ相撲でした。時折はたきも見せますが、貴景勝の場合仕掛けるタイミングが良く、本人が言うように「大卒の同期が入ってくる頃には届かない地位(大関?)にいたい」という夢は叶うかもしれません。

高安は12勝3敗と、唯一上位陣で責任を見せてくれました。場所前はあまり状態が良くないという報道もありましたが、彼の場合は技術より力で前に持って行く相撲なので勢いが付けば可能性もあります。もっとも、千秋楽の御嶽海戦の内容は残念でした。立ち合いで相手に二本差され、ギリギリ残したものの上手を取れないうちに強引に出たのがたたり、御嶽海に逆転のすくい投げを食らってしまいました。

今場所のハイライトは、14日目の貴景勝と高安の直接対決でした。結果こそ高安が勝って、千秋楽に決着を持ち越しましたが、内容は貴景勝の相撲で、一気の突きで高安を後退させましたが、皮肉にもその当たりが強すぎて高安が予想以上に後退したので、勝負と見て押し込んだ貴景勝の突きが空振りになって土俵に落ちた内容でした。高安としては運もあって拾った勝利でしたが、結果的にはものにできませんでした。

三役を巡る争いでは、関脇御嶽海が千秋楽に高安から白星を得て7勝8敗となり、小結に留まることが濃厚です。西関脇逸ノ城が6勝9敗、西小結魁聖が3勝9敗3休で負け越して平幕に下がるので、空く枠は二つです。上がりそうなのは東前頭筆頭の妙義龍が8勝7敗、西前頭2枚目の玉鷲が9勝6敗で有力です。貴景勝の関脇昇進は100%間違いないですが、西の関脇が誰になるかが微妙です。御嶽海の関脇残留の可能性もわずかですがあります。

下位では、幕下から十両への昇進は毎回チェックしています。今回は、ベテラン二人が十両に戻りそうです。東幕下筆頭の臥牙丸が5勝2敗で、東幕下5枚目の蒼国来が7戦全勝で再十両となりそうです。今のところ、確実に十両から陥落するのは二人だけですが、もし成績が微妙というもう一人の力士が幕下に下がるようなら、西幕下筆頭で4勝3敗の大成道にもチャンスがあるかもしれません。

また、元関脇琴ノ若の息子、琴鎌谷は今場所自己最高位の幕下9枚目でしたが、3勝4敗と跳ね返されました。幕下上位は、彼のような有望株も突き当たる最初の壁です。十両から落ちてきたベテランが技で手玉に取る、ここを突破して、是非とも十両の土俵で彼を見たいと思います。
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大相撲九州場所中盤戦

2018-11-19 21:53:08 | 他スポーツ
大相撲九州場所は9日目を迎えました。今日の結果はまだ把握していませんが、昨日の時点では写真の小結、貴景勝が7勝1敗でトップに立っています。小結は難しい地位で、初日に横綱と当てられることが決まっていますが、その横綱戦で稀勢の里を破って勢いに乗りました。貴景勝の突きは押し出しを狙うこともありますが、タイミングよく技をかけることも多く、名門埼玉栄高校出身らしい技の豊富さを見せています。

九州場所は例年、あまり荒れないことが多いですが、今場所は稀にみる混戦です。それはやはり、本命白鵬の休場が大きいです。白鵬は出てくれば今でもトップクラスの力を見せますが、膝の骨折で休場したことで、一人横綱になった稀勢の里に大きな期待がかかることになりました。しかし、稀勢の里はその期待に応えられず、初日から4連敗して休場という最悪のシナリオをたどってしまいました。

また、大関陣もあまり良くありません。場所前の稽古では好調を伝えられた豪栄道も3敗、足の親指の靭帯損傷は「痛くない」と言っていた栃ノ心は4勝4敗とまさかの不振です。稀勢の里がいなくなったことで、結びの一番が大関戦になりましたが、締まらない土俵で「もう終わり?」と感じてしまうほどです。

唯一頑張っている上位は大関高安です。場所前はあまり調子は良くないような報道でしたが、彼の場合は前に出る相撲なので、うまく勢いに乗ればチャンスは十分です。高安は上位陣の中で唯一優勝がないので、今場所は大きなチャンスになります。貴景勝との直接対決も残っており、このまま2敗で行ければ面白いです。

下位では上位初挑戦になった竜電が高安を破ったのには驚きました。跳ね返される予想でしたが、高安戦はうまく下手を取って長い相撲に持ち込み、相手に力を出させない勝利でした。十両まで行きながら、股関節の骨折で序の口まで落ちた苦労人ですが、上位と当たるところまで来られたのは彼の努力の成果だったと思います。
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戸田マラソンin彩湖2018年

2018-11-18 21:07:21 | 他スポーツ
戸田マラソンin彩湖の10kmに出走し、60分40秒と自己ベストが出ました。レース前は60分切りを狙っていたので完全に満足ではないですが、28秒ベストタイムを更新できたと思うことにします。今日は曇りで涼しく、マラソンには絶好の環境でした。そのため、今回はこれまでのトレーニングを信じて立てていたプラン通り、前半の5kmで29分前後でカバーし、後半の5kmは31分前後まで落ちてもいいというレースプランでスタートしました。

下に記したラップ通り、前半はうまく行ったと思います。5分40秒台が3回出ており、桜環境センターのトレーニングで鍛えていたスピードの向上は実感できました。このコースが彩湖沿いを外れて、見通しの悪い側道を2km折り返すというのは、既に4度目の出走なので理解しており、ここは相当長く、遠くまで走らされても心が折れないようにする、メンタルのコントロールも成功でした。

目標を果たせなかった理由は後半です。「頑張ればkm5分50秒切る」「苦しくても6分10秒で我慢する」が今の目標ですが、その後者を果たすことができませんでした。特に、8→9kmの失速はもったいなく、ここを6分4秒でカバーしていれば60分切りでした。原因はあり、ここは管理橋を渡って折り返し地点に向かう箇所ですが、その折り返しが予想より遠く感じ、少しメンタルが落ちたと振り返ります。

また、8km地点にあったミカンを食べていたのも理由かもしれません。ここは相当苦しくて前の選手を利用しながら走っていましたが、ミカンのある8km地点は一番精神的にきついところでした。ここが給水だったら多少は違っていたかもしれません。

それでも、テーマを決めながら桜環境センターでトレーニングをしてきた成果は出せました。後半のスタミナという意味では、まだまだ強化が必要なことを実感したので、長い時間の持久運動などのメニューを入れながら、後半にあまり落ちないようなレース運びができるようになりたいです。

S→1km 6:04
1→2km 5:49
2→3km 5:46
3→4km 6:09
4→5km 5:44
5→6km 6:09
6→7km 6:09
7→8km 6:16
8→9km 6:45
9→G 6:16
total 1:01:07

撮ってきた写真を載せます。































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無事是名馬(魁皇)

2018-11-15 22:47:12 | 他スポーツ
今、大相撲九州場所が行われています。九州場所で人気があったのは、かつては地元出身の大関魁皇でした。彼の持つ記録に、通算2位の勝利数1047勝があります。当時、横綱千代の富士が持っていた記録1045勝を塗り替えたことで注目を集めました。もっとも、強さで達成した千代の富士とは違って、魁皇は39歳まで現役だった、驚異的な力士寿命の長さで達成した記録です。

千代の富士の記録とは意味合いが違うことは魁皇自身も理解しており、「勝ち星の数で上回ったといっても、あの大横綱を上回ったことにはならない」と認めています。それでも、魁皇は大関以下の力士では最多となる、通算5回の優勝があります。下手な横綱よりは強かった大関でした。たまたま、その優勝が連続していなかったので横綱にはなっていませんが、大関という難しい地位を10年以上務めた実績があります。

魁皇の相撲は、左四つで右上手を引いてからの投げが必勝パターンでした。当時、四つ相撲になったら絶対に勝てないと思われたほどの安定感を誇っていた横綱貴乃花に、四つ相撲で勝てる唯一の力士でした。魁皇が勝つときは、右上手を引いてすぐに投げを打った時でした。魁皇はいくつかの怪力伝説を残しており、ビールケースを中身が入った状態で2ケース片手で持てる、リンゴを握りつぶせるなどの伝説があります。

そんな魁皇も、晩年は毎場所のように8勝7敗が続き議論も呼びました。ライバル千代大海は序盤戦に強く、前半戦でカド番脱出は堅い成績を残していましたが、魁皇は中日を終えて4勝4敗のような低迷はざらでした。しかし、そこから他の大関との対戦で白星を拾って、終わってみると8勝7敗に収まっていることが多かった記憶です。

魁皇は11回のカド番がありますが、ほとんどが負傷休場によるものでした。皆勤しての負け越しはほとんどなく、そこに大関としての誇りを持っていたのではと思われます。魁皇が引退した場所は中日で3勝5敗で、得意としていた大関戦を落として3勝6敗となり、皆勤しての負け越しが濃厚になったので、そこで引退の決断を下すことになりました。

魁皇は39歳まで取ったことで、悔いなどはないように思えますが、5回の優勝の中に地元九州場所がなかったことが、ひょっとしたら抱えている小さな悔いかもしれません。
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フィギュアスケート

2018-11-11 21:20:56 | 他スポーツ
今、フィギュアスケートはグランプリシリーズの4戦目の日本大会(NHK杯)まで終わりました。ここまで、男子シングルは順調に進んでおり、羽生結弦選手がフィンランドで優勝、宇野昌磨選手がアメリカと日本で優勝と、グランプリファイナルがこの両者の勝負になる可能性が高いです。今年のフィギュアスケートはルール改正が行われ、演技後半の1.1倍になるジャンプが、ショート1回、フリー3回と明確に線が引かれました。

そのため、羽生も宇野も、この1.1倍のところに基礎点が高いコンビネーションジャンプを持って行こうとしていますが、演技終盤で体力が落ちているところでのコンビネーションはさすがの彼らでも苦しいようです。それでも、二人とも勝てる大技を持っている強みがあります。羽生はこれまでの常識では考えられなかった、4回転トーループ+トリプルアクセルというコンビネーションを試合で披露してきました。

フィギュアスケートは一見、宇野が得意にしている4回転フリップのような大技が注目されますが、実際はコンビネーションジャンプの基礎点は10点を超える高得点が狙えます。そこに難度の高い技を持ってくる、これからはそういう次元の争いになってくるのでしょう。羽生も宇野も、まだ成功率には苦しんでいるので、グランプリファイナルではその完成度の勝負が見られそうです。

これに対し、女子シングルはNHK杯で優勝した新星、紀平梨花選手が注目です。ショートでは5位と出遅れましたが、フリーでトリプルアクセルとトリプルトーループの連続ジャンプを成功させて大きく加点をもらい、その後のトリプルアクセルも成功させました。男子ではウォーミングアップ代わりに跳ぶトリプルアクセルですが、女子では安定させて成功する選手はおらず、紀平の挑戦は楽しみです。

大技で勝負する紀平は、まだフランス大会を残しており、グランプリファイナルは約束されていません。それでも、彼女のようなタイプが世界に出て、大技を大舞台で成功させることで自信をつかんで欲しいと思います。もっとも、日本女子のエースは、まだまだNHK杯では2位だった宮原知子選手です。彼女の場合は3回転+3回転のコンビネーションが得点源ですが、大技よりは完成度を重視するタイプです。

今年は大技に挑むか、確実に今できる技を綺麗に跳ぶか、分かれ目のシーズンです。紀平が成功するか、宮原が日本のトップを守るか、その攻防でこれからのフィギュアスケートは変わっていくでしょう。
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ラグビー日本対NZ

2018-11-04 20:55:42 | 他スポーツ
昨日、味の素スタジアムで行われた、ラグビー日本代表のNZ戦をビデオ観戦していました。NZは先日のブレディスロー杯豪州戦に出ていたメンバーは不在でしたが、ウイングのナホロ、ミルナスカッダー、FBのジョーディーバレットなどA代表に絡む選手も一部含んでいました。NZは今季公式戦9勝1敗の好成績ですが、メンバーを落としたフランス戦やアルゼンチン戦などもきっちり勝利しています。日本相手にメンバーを落とすのはある意味当然とも言えました。

そんなNZ相手に、先制点こそPGで失いましたが、ジョーディーバレットのキックをチャージするというアニセのスーパープレーが出て、一時7-3とリードを奪います。今回の日本は「積極的な守備」をテーマにしており、前からNZにタックルに行く守りが機能した時間もあります。日本の課題だった、タックル成功率もある程度調整してきた印象を受けます。

それでも、NZはやはり世界一のチームでした。BチームのNZにも組織は浸透しており、日本の守備が薄いところを速いパスで2,3人が絡んで突破すると、日本の守備は対応できませんでした。そういう、どこへ行けば効率良くプレーできるかのノウハウは、子供のころからラグビーに親しむNZだからこそできる技術でしょう。

日本はNZに10トライを喫し、最終スコアは69-31という大敗ですが、それでも考え方によってはNZから5トライを取れたと考えることもできます。事実、31点はNZ相手に取れた最多スコアです。善戦と言い切っていいかは少し複雑ですが、それができたのはNZが比較的得意でないFW戦で戦えたことも理由だったと思います。

まだまだ、バックスの力はNZとは大差がありますが、スクラムに関しては長谷川スクラムコーチの指導で、8人全員が力を出すスクラムを進めています。そのため、NZ相手に押し込まれたスクラムトライなどはなく、ここで頑張れたからこその5トライだったと思います。NZというチームが、バックスの力で相手の気持ちが落ちたところをたたみ掛けるチームなので、FW戦にこだわらないことも一つの要因と思います。
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