Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

両差しの芸(逆鉾)

2017-07-25 21:23:19 | 他スポーツ
今日はどうしてもブログのネタが思いつかないので、困ったときは昔の力士からと、写真の元関脇逆鉾の思い出です。逆鉾は井筒部屋に伝わる伝統ある四股名で、私の少年時代は「琴錦と逆鉾は先代を知っている」というオールドファンもいました。逆鉾は先代井筒親方の3人の息子の次男で、三人とも大相撲に入門し「井筒三兄弟」と呼ばれました。弟は元関脇寺尾です。

逆鉾は一つ、記録を持っています。当時では新記録だった、関脇在位9場所連続の記録です。その中身はほとんどが8勝7敗だったので、逆鉾が大関になれなくて惜しいというイメージはないですが、それでも関脇を守るには上位の一角を崩さねばならず、横綱大関陣にとって嫌な相手だったのは間違いありません。

相撲振りは師匠であり父でもある、鶴ヶ嶺譲りの両差しを得意にしていました。逆鉾の両差しは、立ち合いどちらかの四つに組んでから巻き替えるのが必勝パターンでした。よく「相手が巻き替えたら出ろ」と言われるように、巻き替えは相手の攻撃の合図ともなる危険な賭けですが、逆鉾の巻き替えはよく決まっていた印象です。

鶴ヶ嶺は逆鉾の両差しを、「両差しになるまでは逆鉾の方がうまいが、逆鉾はきめられることがある。私はほとんどきめられなかったので、(両差しに)なってからは私の方がうまい。」と評していました。三賞最多受賞記録を持つ、技能賞の常連だった鶴ヶ嶺から、このコメントを引き出したことは、逆鉾もよくやったという証明でしょう。

逆鉾は弟の寺尾と、兄弟同時関脇という記録も達成しています。先に上がって関脇をキープした逆鉾に、寺尾が追いついてできた記録です。逆鉾は寺尾の取り組みを「思わず心配になる」と言っていましたが、その後長く取ったのは寺尾で、逆鉾はその後肩を痛めて関脇を陥落すると、その後は関脇に戻ることはありませんでした。

親方としては、弟子の鶴竜を横綱まで育てています。鶴竜については「寺尾の突き押しと逆鉾の両差しをミックスした力士に育てたい」と夢を語っていました。当時110kgほどの軽量だった鶴竜が、横綱まで育ったのは逆鉾の手腕もあるでしょう。なかなか、横綱を育てるのは難しいので、親方としても成功していると思います。
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札幌戦プレビュー

2017-07-24 21:42:29 | 浦和レッズ
今度の土曜日、浦和はアウェイ札幌ドームで、コンサドーレ札幌と対戦します。夏の札幌のアウェイは、旅行先として見れば楽しい場所です。私も2000年に行ったことがありますが、行かれる方は試合とともに街も是非とも楽しんでください。

札幌は、前節はアウェイの大宮戦でした。札幌はJの中断期間で、じっくり調整する時間があったので、ドルトムント戦、C大阪戦と試合続きだった浦和と比べるとコンディション的にはいいでしょう。その大宮戦のスタメンを見ると、エースストライカー都倉はベンチにも入っていませんでした。

札幌は基本は3バックのチームです。浦和の4-1-5を警戒して、5バック気味に試合に入りながらカウンターを狙ってくるものと思われます。もっとも、その攻めは都倉がいたからこそ機能する印象で、前節大宮戦は2-2の引き分けでしたが、その2点はDF福森の直接FKからでした。MFマセード、FWヘイスは埼スタでのアウェイ戦はいなかったので、どういう選手か情報は持っていません。

札幌といえば小野伸二ですが、彼は基本ベンチスタートです。流れを変えるために出る選手で、今でもダイレクトプレーなどで札幌の攻撃を円滑にする技術を持っています。見たいような見たくないような、少し複雑な気持ちで見ることになるでしょう。

浦和は、前節のC大阪戦で2-4の惨敗を喫しました。機能していなかったDFラインには、手が入れられる可能性があります。DFは比較的層が薄く、那須の起用くらいしか流れを変えられそうなオプションは思い付きませんが、このまま何もしないわけにはいかないのではと思っています。

攻撃も、FWタイプを3枚入れた前節の布陣は機能したとは言い難かったです。一人はトップ下気味にさばける選手がいないと、うまくボールが回らないように感じます。武藤か高木俊幸の起用か、柏木を1列上げてトップ下にするか、これもあまりオプションが思いつかないのが残念です。
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大相撲名古屋場所総括

2017-07-23 20:12:52 | 他スポーツ
大相撲名古屋場所、先ほど終わり、横綱白鵬が39回目の優勝を決めました。結びの一番で日馬富士と対戦した白鵬は、立ち合いに変化して右の上手を取り、右四つがっぷりになって力比べになりますが、最後は体力の差を見せて日馬富士を正面土俵に寄り切りました。いつも白鵬が優勝するときは、中日まで全勝で行く「先行逃げ切り」が多いですが、今回もまさにそういう展開でした。

今場所を盛り上げたのは、13勝2敗で千秋楽まで優勝の可能性を残した、写真の前頭8枚目碧山(あおいやま)です。去年秋のさいたま巡業では比較的簡単にサインをもらうことができましたが、今場所の活躍で巡業先では人気者になるでしょう。190kgを超える巨漢ですが、重い突き押しが武器で、うまく当てることができれば上位力士も吹っ飛ばすポテンシャルはあります。

組んでしまうとそれほど強くないので、白鵬や日馬富士には「うまさ負け」しますが、来場所は小結昇進の可能性もあり注目です。それでも、碧山の頑張りで盛り上がったとはいえ、上位に休場力士が多かったのは残念でした。今場所は、4日目から鶴竜が休場すると、稀勢の里、照ノ富士が相次いで休場し、本来横綱と当たらない予定だった前頭4枚目の宇良(うら)や輝(かがやき)が上位と当てられる「割り直し」が生じました。

そういう若手たちの、上位相手の思い切った相撲は将来を予感させましたが、本来は上位力士がしのぎを削るのが土俵なので、ちょっとですが物足りなさも残しました。彼らには2か月でできるだけ負傷を治し、秋場所こそ横綱や大関にふさわしい相撲を取ってくれることを願うしかありません。

三賞争いは、殊勲賞に白鵬に勝った御嶽海、敢闘賞に碧山が選ばれました。北勝富士、阿武咲、嘉風が勝った場合受賞という条件付きの土俵でしたが、千秋楽で敗れ受賞はなりませんでした。彼らは無条件で受賞させてもいい活躍でしたが、最近少し三賞の受賞条件が厳しくなっているかなと感じます。

三役争いは、小結琴奨菊が7勝8敗で陥落確実、関脇玉鷲が7勝8敗で微妙と、1,2枠空く可能性があります。二つ空けば、碧山の次に来そうなのは前頭2枚目で9勝6敗の栃ノ心か、前頭5枚目で12勝3敗の栃煌山です。上位全員と当てられている栃ノ心と、上位と当たっていない栃煌山では星の内容にも差があるので、勝ち越しの原則で行けば栃煌山ですが、発表を見てみないと何とも言えないでしょう。
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悪かったコンディション(7/22C大阪対浦和)

2017-07-22 22:54:14 | 浦和レッズ
今日のアウェイC大阪戦、2-4で浦和の敗戦に終わりました。要因として考えられるのは、浦和のチーム全体としてのコンディションの悪さでした。この試合、立ち上がりでC大阪に立て続けに2点を取られてしまって、浦和が早くも追わなければいけない展開にしてしまったことで、余計に苦しい試合になりました。

NHK-BSの解説、木村和司氏によれば「浦和のDF、寄せが甘いですね」とのことです。自分が見ても同じ印象で、特にサイドの1対1の攻防でことごとく敗れていた、森脇の動きは今季最低に近い内容でした。後半頭で交代させた、ミシャの判断は当然と言えました。また、宇賀神も攻撃面で機能しておらず、両サイドからバランス良く攻めることを考えると、駒井の投入も当然と言えました。

この試合は、C大阪が尹晶渙監督仕込みのフィジカルトレーニングで動けており、逆に浦和のミシャサッカーは夏場できつい、両方の条件が合ってしまったので、予想以上の大差を付けられてしまいました。C大阪は基本、自陣に2ラインを引いて守っていましたが、行くべきときは行くと徹底していました。

最初の2点で勝負はあった印象ですが、取ったら人数をかけて上がれるC大阪の体力面の強さが、この2点を生んだと言えるでしょう。逆に浦和の方はチェックが一歩ずつ遅れ、1点目は柏木のハンドをめぐって全員の足が止まり、2点目は興梠が失ってからのフォロー体制がまったく取れていませんでした。

それでも、後半に駒井と那須を投入してから、浦和はいつもの形を取り戻しました。しかし、その「4-1-5」はC大阪サイドとしても予想の範囲内だったようです。C大阪はFWの位置にいた、本来はDFの山村を後半からDFに下げて、5-4-1の形で守る選択をしてきました。2点リードはあっても、守るときは守るとC大阪の意図は徹底しており、浦和はそれを打ち破ることができませんでした。

この敗戦は、ミシャが「子供の間違いのようだった」と想定外だったことはコメントから推測できますが、夏の暑い試合で無理に攻めに出た判断ミスもあったと思います。早く暑いときのオプションを用意しないと、今季は上位争いどころか、残留するのがやっとという結末を迎える恐れもあるでしょう。
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ワシントンの記憶

2017-07-21 22:27:32 | 浦和レッズ
先日の啓太引退試合で、元気な姿を見せてくれたかつてのエースストライカー、ワシントンの思い出です。私は、今思い出すと貴重な経験ですが、ワシントンがブラジル代表のユニフォームを着ていた姿を見たことがあります。当時、ブラジル代表が日本で開催されるコンフェデ杯のために来日しており、その代表に入っていたワシントンが、東京V相手にゴールを決めていました。当時から、右足の強烈なシュート力を持っていました。

しかし、ワシントンはその後、心臓の病気で命の危機に立たされます。そこから手術を受けて奇跡的に復活し、ブラジル全国選手権で得点王の常連となる活躍を見せ、2005年に東京Vに加入します。大宮サッカー場で東京V時代のワシントンも見ましたが、クロスを合わせてくれれば足でも頭でもゴールを決められるFWでした。

ワシントンはその年22ゴールを決めたものの、東京VがJ2に降格することになって、翌2006年に浦和に移籍してきました。彼にとって、この2006年が輝ける1年でした。当時の監督、ギドは選手に自由を与え、個人技を発揮しても構わないことになっていました。3-6-1の1トップで起用されることが多かったワシントンは、トップ下のポンテや山田暢久のフォローも受けながら、リーグ得点王の活躍を見せました。

翌2007年、浦和の監督がオジェックに代わります。この監督交代はワシントンにとっては不運なものでした。開幕前のゼロックススーパー杯で、昨年と同じ形の3-6-1が機能しないのを見たオジェックが、ワシントンの個人技では点が取れないと見て、永井をFWで起用してサポート役につけてきました。

ワシントンは点を取る役割に限定され、中央でボールが来るのを待つ役割が与えられました。それでも点は取れていましたが、ワシントンにとっては「任せてくれればもっと点は取れる」という不満を溜め込んでいたと推測できます。その亀裂は、リーグ終盤戦の川崎戦でベンチの指示を無視してワシントンが自らPKを蹴ってしまったことで、修復不能となってしまいました。

それでも、心臓の病気を抱えながらのこの活躍は、今でも鮮明に覚えています。浦和での思い出は必ずしもいいものばかりではなかったと思いますが、こういう機会に顔を出してくれることが、昔を知るサポとしてはありがたいことです。
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夏が来た

2017-07-20 21:55:47 | 埼玉
夏が来たと聞くと、昔の渡辺美里の曲を思い出す、40代の私ですが、いよいよ梅雨が明け夏本番の到来です。夏らしい写真はないかと、過去の写真を調べるとおあつらえ向きのものがありました。さいたま市の花火大会での写真です。今年も、何とか都合をつけて、是非とも行きたいものです。今日は調子が悪いのでスポーツネタを考える元気が出ないのでこの辺で失礼します。
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白鵬、通算勝利1046勝

2017-07-19 19:46:27 | 他スポーツ
昨日の大相撲名古屋場所、横綱白鵬が千代の富士が持っていた史上2位の通算勝利1045勝を更新しました。35歳まで困難な地位の横綱を務めた、千代の富士の記録は偉大ですが、白鵬の更新は時間の問題だったイメージです。

その理由は白鵬が驚異的な勝率と休場の少なさを誇るからです。千代の富士は肩の脱臼癖があって休場が多かったですが、白鵬は毎場所当たり前のように出場して、大抵の場所で優勝に絡んでいます。昨年亡くなった千代の富士がもし生きていれば「俺なんかとっくに超えられているよ。」とコメントすると思います。

白鵬は、モンゴルから来日した当時、体重が67kgしかなかった一般人でした。しかも、今思うと無謀ですが、受け入れる部屋が決まっていない状態で来日してきました。ビザが切れそうになる時期に、宮城野親方が救いの手を差しのべたので入門できましたが、彼が横綱になることを予想した人は皆無だったと思います。

相撲はある程度体重がないと取れないスポーツですから、最初白鵬は稽古をさせず食事だけ摂らせ、体重が80kgになったときにようやく稽古が許可されました。今、160kg近くある体は、ほとんどが筋肉という検査結果が出ており、努力で今の体を作った力士です。

白鵬が現在の地位を築いたのは、もちろん努力ですが、ちょっとした運もあります。白鵬が上がってきた当時は横綱に朝青龍がいましたが、昇進のときは白鵬の「壁」であった朝青龍が、白鵬が全盛期に届くころに不祥事で土俵を去りました。充実期を迎えたところで朝青龍がいなくなったことで、白鵬は単独天下になり、順調に白星を重ねることができるようになりました。

それでも、年間最多勝は常連で、しかも86勝4敗というありえないレベルの記録まで残しています。強さに関しては疑いの余地はありません。腰が安定しているので、下位力士にはよく見て立ち、本当に全力を出さないと勝てない日馬富士や稀勢の里との一番で、思い切ってスピードのある立ち合いを見せる、使い分けも強さの秘密です。

巡業に行っても、白鵬は十両力士の稽古を見るなど、目でも稽古しています。32歳という年齢を考えると、一番いいときよりは落ちているとは思いますが、それでもまだ白鵬は強い、そういうイメージで相撲中継を見ています。
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C大阪戦プレビュー

2017-07-18 22:07:46 | 浦和レッズ
今週末、浦和はアウェイ長居スタジアムで、セレッソ大阪と対戦します。C大阪は現在11勝2敗5分けで首位に立っており、浦和としては何とか勝って引きずり下ろしたい一戦になります。C大阪とは開幕2戦目で対戦し、3-1で勝利していますが、当時のC大阪は開幕直後ということでチームがフィットしていなかったように見えました。

しかし、C大阪は3部練習をするなど練習がきついことで知られる、尹晶渙氏が監督です。尹監督が率いていた当時の鳥栖でも3部練習をしていましたが、こういう暑さがきついような、相手が疲労してくるときに力を発揮してきた記憶です。こういう精神力を前面に出すサッカーは、時として大敗することも鳥栖時代はありましたが、C大阪ではそういうことはなく堂々得失点差+19です。

当時の試合では、ボランチのソウザにパスミスが目立っていました。この選手は不思議な選手で、FKやCKなど、長い距離のボールは芸術的なボールを蹴れるのですが、短い距離の簡単なパスをミスする傾向がありました。しかし、今でも安定して起用されているところを見ると、その欠点は何とかなったのでしょう。

浦和戦での尹監督は、自陣に2ラインを引いて入るサッカーで入ってきました。もっとも、C大阪が体力レベルの高さを打ち出すなら、攻めて来る可能性も十分に考えられます。本来CBやボランチが本職の、山村のFW起用も当たっており、前回の試合とはイメージの違う相手と当たることになるでしょう。

浦和は、ドルトムント戦で敗れたとはいえ、球際を思い切って戦う姿勢は取り戻した印象を受けました。それを、Jリーグのチーム相手にできなければ意味がありません。今回のC大阪戦は、他カードがなく注目を集める試合なので、浦和としては首位C大阪に勝って目立っておきたいところです。

ミシャ監督が、新潟戦で負けたら辞任の可能性も示唆するなど、一時深刻な状態になった浦和ですが、失うものは何もないとまとまることができれば、後半戦の巻き返しもあるのではと思っています。
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鈴木啓太引退試合雑感

2017-07-17 21:45:01 | 浦和レッズ
啓太引退試合は、浦和レッズのOB選手主体の「REDS LEGENDS」(以下赤)と、啓太と日本代表でチームメイトだった選手が中心の「BLUE FRIENDS」(以下青)というチームの対戦でした。啓太は前半は青チームで出場し、後半から赤チームでプレーして90分プレーすることになっていました。

もちろん、あくまで記念試合なので、選手たちの動きはおとといのドルトムント戦と比べれば明らかにゆっくりしています。前半、赤チームはOB主体、青チームは中村俊輔、松井大輔、巻誠一郎ら現役選手というメンバー構成だったので、青チームで先発出場した啓太に点を取らせようと皆が頑張っていました。

最初、啓太はボランチにいましたが、試合が進むにつれて周りの選手たちが「前に行っていいよ」と気を遣ってくれました。啓太は青チームで2得点1アシストと十分結果を残しますが、アシストしたのが中村俊輔のスルーパスやクロスで、彼の持つ偉大なテクニックがこういう試合ではファンの印象に残る素晴らしさを感じました。

赤チームは福田正博、岡野雅行、マリッチというベテラン中心の3トップでスタートしましたが、やはりと言っては失礼ですが彼らは40代や50代ということで、動きは相当落ちていました。岡野は「スタンドから「走れ」と言われるので走ったけど、足がついていかない」と正直な心境を話しています。

前半0-3と青チームリードで折り返した試合ですが、後半から出てきた赤チームのメンバーがまさに2006年の優勝メンバーでした。GK都築、DF坪井、闘莉王、ネネ、MF平川、啓太、小野伸二、三都主、永井、ポンテ、FWワシントンという当時を思い出すメンバーです。メタボ体型で動きは期待できないと思っていたポンテやワシントンが、今できるプレーを真剣に見せてくれました。

特に、ポンテは体さえ絞ることができれば今でもJ2やJ3ならプレーできるのではと思うほど、フリーになってサイドでボールを引き出したり、スピンの効いたキックを味方に正確に蹴っていました。後半、ポンテ2ゴール、ワシントン2ゴールという結果にも現れた、彼ら二人のコンビネーションは見ていて楽しめました。結果は4-4で終わりましたが、この試合は多くの選手たちの近況が知れて良かったものでした。また、そうやって引退試合をやれるような選手が浦和から出てきて欲しいと思いました。
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ドルトムント戦マニアック分析

2017-07-17 13:48:25 | 浦和レッズ
浦和が、前半を1-0とリードして折り返せた要因として考えられるのは、ボールを失った後の体を投げ出しての「回収」がうまく行ったことも考えられます。阿部勇樹、柏木、槙野あたりがぎりぎりのところで粘った結果、まだコンディション的に十分でなかったドルトムントが球際で相手に少し負けたことが、ドルトムントにチャンスが多い割に点が入らなかった要因です。

楽しみにしていた、ブンデスリーガ得点王のオバメヤンはあまり目立ちませんでした。その理由としては、彼が「待ち」のFWだろうということが考えられます。いいボールがあまり入らずシュートチャンスがなかったことと、浦和が引いていて得意のカウンターを繰り出すチャンスがなかったことが考えられます。

後半に入り、浦和もドルトムントも大幅にメンバーを入れ替えます。この入れ替えは、選手層ではドルトムントに敵わない浦和としてはもちろん不利になる要素です。また、ドルトムントにモル(9番)という、圧倒的なスピードを誇るアタッカーが入ったことも浦和には厳しい要素でした。

それでも、浦和も駒井、梅崎の両サイドを使って攻める場面もありましたが、やはりカウンターになればドルトムントに一日の長があります。モルが個人技で何度も仕掛けたことで、ついにスピードなら日本では速い部類の槙野がモルに抜かれ、同点ゴールを右サイドから決められます。

また、ドルトムントは両SBの上がりの速さも目立ちました。カストロにボールを収めておけば、大抵ピスチェク(26番)とシュメルツァー(29番)が間に合ってクロスまでは行ける強さを持っていました。それにボス監督が気付いたかららしく、後半から3-4-3に組み替えて、この両SBの強さを維持しながらアタッカーを一枚増やすという采配を見せてきました。

最後は、一時は同点ゴールも決めた遠藤のヘディングのクリアがミスになって、それがシュルレのところにちょうどこぼれたという不運から、ドルトムントに2-3とされる決勝点を決められます。シビアに見れば、勝てる内容の試合ではなかったと思いますが、それでもこの日のぎりぎりの球際をJリーグでも見せてくれれば、今後のリーグ戦でも戦えるのではと感じた試合でもありました。



































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