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ACL決勝1stレグ(横浜FM対アルアイン[UAE])

2024-05-13 20:04:24 | 他チーム
先日の土曜日、サッカーACL決勝の第1戦、横浜FM対アルアイン[UAE]の映像を見ていました。こういう中立観戦のときは、特徴がわからないアルアインを先に見るのがいつものパターンですが、4-2-3-1のアルアインは1トップのラヒミがスピードを生かしてカウンターで攻めると、明確に割り切っているチームでした。そのラヒミのカウンターでエドゥアルドが抜かれてからの開始13分の失点は、この中東サッカーにやられるときの定番の展開です。

しかし、アルアインを見ていると、そんなに組織力があるチームには見えませんでした。FWとDFラインの間は間延びしており、中盤での不用意なパス交換を横浜FMに奪われる場面も多く見られました。DF陣にスピードがあるので、横浜FMの4-3-3のウイングサッカーに対して個人能力で守れていましたが、これが続けば横浜FMにチャンスもありそうでした。

それでも、アルアインはGKエイサがこの日は大当たりの日でした。横浜FMに何本も打たれたシュートをことごとく止め、1点リードを守ってゲームを進めます。横浜FMのGKポープが相手シュートを後逸したミスが、オフサイドで取り消されていなければ、0-2でほぼ終わりにされた試合でした。この日はCFのアンデルソン・ロペスの登場回数が少なく、彼がシュートを放たないと横浜FMとして厳しそうでした。

UAEは代表チームを見ても、そういうカウンターで奪った1点を守り切ることで勝っているチームです。横浜FMとしては最もやられたくない展開に持ち込まれてしまいました。左ウイングのエウベルを下げて宮市を投入した交代を見ると、横浜FMとしては上手く行っていないことをベンチも感じていた様子でした。

しかし、この交代は当たりました。宮市の出来が良かったからです。相手右SBのトラオレが本来MFの急造SBということもあって、最初は身体能力で守れていましたが次第に綻びが出てきました。そこを、宮市のスピードで何度か裏返すことができていたので、可能性はまだありました。その攻めがようやく結実したのは、右からのヤン・マテウスのクロスを植中が合わせた同点ゴールからでした。

それでも、引き分けではアウェイゲームの勝利が必要となる横浜FMとしては苦しい結果ですが、後半41分に待望の勝ち越し点が得られました。宮市の左からの折り返しは当たり損ねのように見えましたが、そこに渡辺皓太が膝に当てて押し込む決勝点を得て、この試合は2-1で横浜FMの勝利に終わりました。中東の相手は個人能力の高さで何とかできるチームなので怖さはありますが、アウェイゲームが引き分けで良くなったのは横浜FMとしては良い結果だったことでしょう。

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