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消耗戦(5/6C大阪対浦和)

2013-05-07 18:44:04 | 浦和レッズ
このC大阪戦は、浦和は猛暑のタイ遠征帰り、C大阪も中2日の強行日程で、両チームともきつい状況でした。普段だと、試合の終盤に運動量が落ちるのは目立たない試合もありますが、この試合は70分過ぎは両チームとも動きが落ちているのは、テレビ越しにもはっきりわかりました。

試合が動いたのは、そのタイ遠征で負傷を押して試合に出た槙野のミスからでした。左ストッパーの槙野が相手が詰めている状況で那須にバックパスを出そうとしたのは普段ならあり得ない判断ですが、たぶん頭の中も疲れていたのでしょう。坪井なら単純にクリアで逃げられたと思いますが、槙野はうまさ故の判断ミスだと思います。

それをカットされて杉本に先制点を叩き込まれたのは痛かったですが、大宮戦の接触プレーからの肝挫傷でタイ遠征に行っていない原口がチームを救うあたり、サッカーはうまくできていると思います。原口のゴールといえば2011年の大宮戦で倒れ込みながら足を伸ばして決めた同点弾が印象的ですが、この日のゴールはその記憶を塗り替えるインパクトがあります。

スカパーの解説の福田がカウンターの隙を狙っていたGK加藤の球出しやそれに反応していた梅崎や宇賀神もほめていましたが、やはりサッカーは個人技が華で、一人であれだけの距離を持っていったドリブルは永井雄一郎のインパクトを思い出します。

那須のヘディングも見事でしたが、これだけ攻撃で頑張れた試合は確実に勝って置かないといけません。C大阪が引いて守らず、たとえ宇賀神をフリーにするデメリットはあっても、承知の上で攻めに出たので、浦和は最後は引いて守っても良かったと思います。

山口の同点ゴールは鈴木啓太のミスからですが、右サイドにスペースがあって楠神にキープされた方が良くないです。守る時間は5バックにしても良いミシャサッカーですが、梅崎が久々の試合だったので、ここは引くべきという状況判断をミスしたと思います。

結果は痛い引き分けですが、5月の遠征は終わり、W杯予選の中断まであとは埼玉スタジアムと国立競技場の試合が続きます。この本拠地に腰を落ち着かせる状況はチームの戦術的整備には絶好の時間です。まだシーズンは長く、これからの頑張り次第なので、次の鹿島戦での一発回答を期待したいです。

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