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何もさせてもらえない(12/20浦和対マンチェスターシティ)

2023-12-20 22:03:35 | 浦和レッズ
日本時間今朝未明に行われた、浦和レッズのクラブW杯準決勝マンチェスターシティ(以下シティ)戦は、0-3で浦和の敗戦に終わりました。サポーター的にはもちろん勝って欲しい思いで見ていましたが、何が通用して何が通用しないか、少しでも何か得たものがある試合になって欲しいという思いもありました。今回の試合は「何もさせてもらえない」という、こういう試合がサポーター的に一番堪える負け方です。

浦和は5バックのような、最初から自陣に引く意図があるような戦術はあえて採用しませんでした。しかし、シティのパス回しは正確で取り所がなく、自在に回されて左FWのグリーリッシュにボールを出す攻めに対し、浦和はどうしても1トップのカンテ以外の全員が下がらざるを得なくなってきます。グリーリッシュとの1対1にさらされ続けた右SBの関根は、もともとDFの選手ではないことで次第に守備が綻んできました。

また、シティはCFのハーランドこそベンチ外でしたが、かなり代表クラスのメンバーを投入してきました。シティの強みと感じたのはボランチのロドリのロングシュートで、GK西川が何とか止めていたものの威力あるシュートが次々飛んできました。そのシティの攻勢を前半一杯しのげればゲームプラン通りだったでしょうが、マテウスの左クロスをホイブラーテンがオウンゴールして0-1で前半を折り返すことになります。

こうなってくると浦和も、ある程度は攻めに行かないといけないですが、そういう相手に対してカウンターで裏返せるところはさすがシティでした。縦パスでショルツもホイブラーテンもまとめて置いて行かれるパスから、関根一人が守るところをコバチッチが押し込んで、0-2となったゲームはほぼ決まりに近い状況でした。

3失点目もグリーリッシュが関根を抜き去ってからのシュートをGK西川が止めたものの、こぼれ球をベルナルド・シウバが決めたものです。さすがに関根はもう限界と見たスコルジャ監督は、左SBの明本を右に回し、左SBに荻原を投入してきましたが、3点リードを得たことでもう大丈夫とみたシティ側が、無理に攻めずにキープを選択して、ゲームはシティに自陣で回される展開になります。

正直、個人技もパス精度も守備力も、レベルが違い過ぎてどこから攻略できるかわからない、選手たちも限界を感じたような試合だったかもしれません。浦和はボール支配率20%台、シュートはわずか1本と完敗を喫しました。それでも、まだ3位決定戦があるので、ここで今日の悔しさを少しでも晴らして欲しいとサポーター的には思います。

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