Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

西武ライオンズの戦力外

2018-10-07 20:01:13 | 他スポーツ
今年の野球界にとって、残念な季節がやってきました。西武ライオンズですが、来季契約を結ばない選手として、藤原良平投手、豊田拓矢投手、福倉健太郎投手、玉村祐典投手、坂田遼外野手を発表しました。既に引退を表明した松井稼頭央選手、自由契約になったワグナー投手を含め、7名がライオンズを去ることが決まっています。

今年は、中継ぎ陣が総崩れに近い状況もあったので、投手中心のドラフトになることが予想されます。そのため、投手主体に戦力外通告を行う球団の方針は理解できます。藤原と豊田は、30歳を過ぎており、今季はほぼ二軍での暮らしだったことを考えると、本人も戦力外通告を受けることは予想していたとのコメントです。

この中では、思い出に残っているのは坂田です。彼は函館大という、地方の大学からのスラッガーということで、無名時代の秋山翔吾とよく比較していました。長打力があるので「左のおかわり君」という愛称も持っていました。もっとも、守備力はそれほど高くなく、右翼手に置くと守備範囲が狭いという問題があり、レギュラー定着はなりませんでした。森友哉の台頭でDHのポジションが埋まったのも、彼にとっては不運でした。

豊田に関しては、社会人野球TDKからの26歳でのプロ入りということで即戦力を期待していました。事実、キャンプでは首脳陣から「豊田は新人とは思っていない」と信頼を得ており、1年目はほぼ一軍で34試合に中継ぎで登板していました。当時から、西武は中継ぎが手薄だったので、彼にはもっと投げて欲しかった残念な思いがあります。

藤原は中継ぎで何年か一軍でプレーしていました。まったく戦力にならなかったのは今年だけですが、それでも10年在籍して最多登板が2014年の20試合ということを考えると今後は難しいと判断したのでしょう。引退の予定ですが、西武は比較的引退後の面倒を見てくれるチームなので、何かで関わればいいですね。

福倉は27歳、玉村は23歳ということで、もしトライアウトを受けるなら年齢でひっかかることはないでしょう。西武ではあまり一軍でプレーできませんでしたが、何かきっかけがあれば変われるかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パナマ戦プレビュー

2018-10-07 17:15:04 | ワールドサッカー
Jリーグは、来週末は代表休みで、金曜日に日本代表のパナマ戦(新潟)が行われます。今、欧州の代表チームは、欧州内でリーグ戦方式の親善試合を組んでおりなかなか日本には呼べないので、どうしても空いている南米や北中米カリブ海の相手を呼んでくるしかありません。パナマも、そういう方針で呼んできた、W杯ロシア大会にも出場した相手です。

もっとも、パナマはこのロシア大会が初出場でした。しかも、レベルの高くない北中米カリブ海予選をギリギリの3位で通過したチームです。ロシア大会では、厳しいことを言えば大会32チームで最弱チームだった印象は否定できません。W杯では、ベルギーに0-3、イングランドに1-6、チュニジアに1-2と3戦全敗で1次リーグで敗退しています。

ビデオ観戦で、イングランドと対戦した試合を見ています。それによればパナマは5-4-1の布陣で、最初はイングランド相手に前から追う戦略でしたが次第に苦しくなって自陣に押し込まれています。その試合で見た印象では、セットプレーの守備が弱く、細かくゴール前で動けば比較的簡単にマークを外すチームでした。

それでも、相手が日本なら、もちろんイングランド相手とは違った戦略があるでしょう。同格のレベルが集まる、北中米カリブ海選手権(ゴールドカップ)では2度の準優勝という実績もあります。パナマという国があまり大きな国ではないので、無限に代表選手が湧き出してくることはないですが、それでもこの国では元大宮アルディージャのバルデスなど、世界を渡り歩く才能も生み出しています。

日本としては、おそらく初対戦の相手ということで、立ち上がりの出方に戸惑わないことが重要です。今回は長友や吉田、原口、大迫などロシア大会組も復帰しており、経験もありますからある程度の試合はできるはずです。日本代表の、世代交代を巡る新旧世代のチーム内競争が、いい意味で試合に出ることを期待したいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミラーゲームの行く末(10/7仙台対浦和)

2018-10-07 16:54:28 | 浦和レッズ
今日のアウェイ仙台対浦和は、1-1の引き分けに終わりました。3位鹿島を追いたかった浦和としては残念な引き分けですが、試合内容を見ると勝てそうな試合には見えなかった印象です。浦和は、神戸戦、柏戦と攻撃で威力を発揮してきた、柏木、長澤、青木の3ボランチを継続してきました。この戦術の良さは、入れ替わりながら中盤のラインから一人出ていけることです。

これに対する仙台の出方が注目でしたが、仙台は梁勇基を起用して、椎橋をアンカーに置く3ボランチで、浦和と同じ戦術の3-5-2で試合に入ってきました。つまり、この試合は両チーム同じ戦術の「ミラーゲーム」ということになりました。同じポジションの選手の、どちらがより機能するかの戦いです。

当初、この戦術の良さを生かしたのは浦和の方でした。浦和と対戦する相手は、柏木を消すことをまず考えるでしょうが、柏木が時として最終ラインに下がってボールを引き出そうとする動きはマークしにくいです。そうやって、低い位置でフリーになることができた、長澤の長い距離のパスから、右サイドのスペースを利用した橋岡のヘディングシュートで、浦和は先制点を得ることに成功します。

これに対し、仙台は当初、3ボランチの機能させ方をわかっていないような戦いでした。仙台のアンカー、椎橋は後ろに残ったままで、前にいる梁や野津田にいいボールが供給できていませんでした。しかし、仙台がFKで見せた、浦和のゾーン守備の外側を狙った奇襲から、板倉のヘディングシュートが決まって同点になってからゲームの流れは変わりました。

後半に入ると、仙台がこの3ボランチの使い方を習得したようで、野津田や梁がいい位置でボールを持てるようになりました。浦和は次第にカウンターでしか攻撃を繰り出せなくなり、しかもこのゲームは暑さの影響で皆体が動いていないからなのか、細かい競り合いでファウルが続出する荒れた試合になってきました。青木も負傷交代するなど、後半の浦和は流れをつかめていませんでした。

最後はナバウトを入れて運動量を生かす交代を打ちますが、ナバウトはスピードの方はさほどではなく、ゴール前に走るまではできても決定機にならず試合は1-1で終わりました。ファウルの影響でロスタイムこそ7分という異例の時間がありましたが、点が入りそうな気はあまりしなかった最後の展開でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする