Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

シティサイクル クランクを外す

2017-10-07 20:05:13 | シティサイクル 塗り替え
分解を進めているシティサイクルですが今回はクランクを外します コッターレスクランクと
呼ばれているタイプです 初めて見た構造で少し驚きました





自転車の色を塗り替える為に全ての分解をしています 前回チェーンを外しました
今回は前のギア チェーンホイールを取り外します 自転車の洗車はしましたが
チェーンケースで覆われたギアは綺麗になっていません 汚れた写真ですみません




昔はクランクにコッターピンを打ち込んでシャフトに
固定していましたが 今回のタイプにピンは有りません
中央の 14mm のフィキシングボルトで取り付けてあります
コッターレスクランクと呼ばれています






このクランクを外すのには この様なクランク抜き工具を
使います






このフィキシングボルトには 抜き工具のお尻の
ソケットレンチを使います 14mm です






ソケットを装着しモンキーレンチでボルトを緩めます
急に緩む事も有るので ギアの近くでの手作業は怪我を
しない様に注意が必要です






フィキシングボルトが抜けました






クランクを抜く時は工具のこちら側を使います
ネジを回し中央の突起を凹ませておきます




工具のオスネジをクランクに締め込みます
手で奥まで締め込んでおけば大丈夫です




工具にモンキーレンチを掛け締め込みます
※ 正ネジです





 
クランクがジワっと抜けました 




あら・・

クランクだけが抜けてギア板が自転車の方に残っています
今迄触って来たのは クランクとギアが一体になった
ものばかりでした 今回の構造のものは始めてです






中央の丸い部分をクランクが押え付けていた様です
ギア板はシャフトから抜く事が出来ました






ギア板の奥には 黒いプレートが付いています
チェーンケースを取付けるベースです ちょっと汚れを拭いてみます






何か白い物が見えます 簡単に引く抜く事が
出来ます






結構しっかりした部品です どうもクランクで押された
ギア板を受けているパーツの様です






左側のクランクも外します する事は右側と同じです




左右のクランクとギア板が外れました




黒いプレートを外します 中央のロックリングを
外さないといけません






このフックレンチをつかいます HOZAN C-205








この様に使う工具ですが 先のフックがロックリングの
切欠きから外れない様に注意をします ※このネジは逆ネジです






ロックリングを外すとプレートは簡単に外れます





ハンガー周りの分解はここまでです 私が知らない構造を持ったチェーンホイールでした
そして嵌め合いの構造も 8個のスプラインなのでオクタリンクですが この形状の物は始めて触りました
色々と楽しませてくれます この BB小物の分解は後にして次はブレーキを外しましょう

前回の作業 【 シティサイクルの分解 チェーンを切る 】

次の作業 【 シティサイクルの分解 ブレーキを外す 】

コメント (6)
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