貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

横須賀巡り

2011-05-02 08:20:57 | 単車雑感
Dトラで息子とタンデムで横須賀へ行ってきた。
実家で呉の大和ミュージアムへ連れて行って貰って以来、大和がお気に入りになったので、三笠公園に戦艦三笠を見に行ってきたのだ。



館内は初めて入ったが、『坂の上の雲』は愛読書なので、小説で得た知識を現物や展示物で補強する感覚だった。艦内は英国製で士官(貴族階級)向けの西洋風で洗練された部分と水兵(労働者階級)の差が際だって大きい。後は調度品が一回り小さいのに気付いた。士官向け寝台もソファなんかも小さいのだ。
他には第七艦隊のOperation TOMODACHIが早速展示されるなど、米軍の対応の素早さが目に付いた。自衛隊の展示もあるが、第七艦隊の展示の方が目を引く。



少し移動して臨海公園で休憩した。
目を引くのは米海軍第七艦隊のミサイル駆逐艦マッキャンベル (USS McCampbell DDG-85)だ。アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦の35番艦で基準排水量9200tonだ。日本初のイージス艦こんごう型のモデルシップになる。
明治時代の戦艦三笠が15,000tonで、その頃の駆逐艦は300tonほど。搭載兵器のサイズが違うとはいえ、いかに大型化したことか。



手前の潜水艦は海上自衛隊のおやしお型だ。満載排水量が4,000tonの通常動力型潜水艦で新型のそうりゅう型が配備され始めたが、まだ海自の主力潜水艦になる。ちなみに旧日本海軍の潜水空母として有名な伊400型潜水艦より小さい。



奧が米海軍第7艦隊のマッキャンベルと同じアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦で艦名不明。
手前の潜水艦は”はるしお型わかしお”だと思われる。上記のおやしお型の前級で今まで続いた涙滴型潜水艦の最終モデルとのこと。おやしお型は葉巻型だそうだ。
この記事自体Wikipediaの受け売りだが、そう言われると形が違う。3隻の内、奧の2隻は”おやしお型”だ。



分かり難いが写っているのは おおなみ(DD-111)で、海上自衛隊のたかなみ型護衛艦の2番艦にあたる。満載で6,200tonなので大きいという感覚はない。



こいつは原子力空母のジョージ・ワシントン (USS George Washington, CVN-73)の艦橋部分。一度全貌を見てみたいが、公園からはこれだけしか見えない。知っていた訳でなく、もしかしてと思って撮った画像がドンピシャだったのだ。

軍港巡りクルーズなんて奴があるらしいので、息子をダシにしてまた行ってみようかと。
コメント
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