貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

わらじカツ丼

2024-06-11 08:08:08 | ER-6f
ツーリングのチャンスが巡ってきたので出かけてきた。
どこへ行くのか迷ったが、R299十石峠が久しぶりに開通していたのでそれを目指すことにし、昨夏のブドウ峠再訪とは逆の秩父側から回ることにした。秩父と言えばわらじカツ丼だが、長野側からだと昼飯時を過ぎて食べることが出来なかったのだ。



普段通りに起きて8時過ぎに出発、遅めの出発は高速でカバーすべく勝沼まで利用し、雁坂トンネル越えで秩父を目指した。
新たな試みとしてYahooカーナビに案内させるというのがあって、談合坂SAで目的地をセットしようとしたが非常にやりにくい。iPhoneなので操作に慣れない上にテザリングのせいか反応も鈍い。
とはいってもセットしてしまえばコチラの物で迷いがちな甲府盆地をすんなり抜けることが出来たのはさすがだった。ただ、休憩の度にiPhoneと格闘して写真など撮る暇無し。
結論として目的地設定が楽なGoogle Mapに案内させ、ナビ不要時はYahoo カーナビの運転中表示と使い分けるのが良いとの結論に達した。



Google Mapに案内して貰って、小鹿野町にある安田屋小鹿野本店に到着。
店構えは昭和レトロな目立たないものだが、バイク乗りの口コミから広まって今では秩父名物になったと言うだけあって並んで待っているのはバイク乗りが目立つ。
30分以上待たされて出てきたのが、標準?のわらじかつ2枚乗せ900円也。



薄いとはいえとんかつ専門店のような厚みが無いだけで、並のカツ丼程度の肉厚はあって食べ応えは十分だ。甘いタレがご飯までたっぷり掛かっていてこれが美味でソースカツ丼より好みである。とりあえず乗っけときました的な蓋にも意味があって、取り皿代わりにちょうど良い。
もう10歳若かったら3枚乗せにしたのにと思ってしまった。


満ち足りた思いでR299を西に向かい、次の目的地である十石峠へ向かった。ブドウ峠が定番過ぎて十石峠の記憶はほぼ無いが、こちらも酷道ぶりは引けをとってない。



そろそろ登り切ったと思う頃に大規模な皆伐で急に開けたりと面白かった。



立派な展望台が建っている辺りは予算がある国道たるゆえんなのだろう。長野側はあっさりしたもので、この峠は秩父側から抜けるのが走りやすい。



一旦、小海線に交差するまで西に向かい、その後は小海線に沿った県道で小海町から南相木村へ向かった。この辺りは走り慣れた快走路でナビなど不要でいつもの南相木村のスタンド前で休憩した。ここへ来るとツーリングは終わりのような気がするが、まだまだ結構な距離が残っている。



馬越峠は大きく変わっていて、まず立原高原キャンプ場なる施設が立派に整備されていてキャンパーたちが結構来ていた。ちなみに馬越峠が今回のツーリングでの最高標高地点で1606mほどある。



変わるもんだと思って峠を超えると川上側は木が伐採され、まるで高原のような風景が広がった。



やがてレタス畑になる様で、もう山の中の峠道を下ると言うより農道を下っていく感覚に様変わりしている。働いている人は日本人では無い人も多く、人手不足は深刻なようだ。
信州峠までは至る所レタス畑だらけで、川上村はレタスバブルが到来しているのだろう。



みずがき湖からは、茅ヶ崎広域農道を使って甲府昭和ICを目指した。山梨は広域農道が気持ち良いので、今後はこちらを使うだろう。
帰着は19:30頃、走行距離522km 燃費24.6km/lと高速を多く使った割に今回も好燃費だった。
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奥只見の春はまだだった

2024-05-06 08:08:08 | ER-6f
GW中日の平日最後の日に奥只見ダムを目指してみた。
以前から行ってみたかったが日帰りには遠すぎて諦めていたが、ER-6fに乗り換えて長距離をこなすうちに日帰り圏内である事に気づいたのだ。
5時に起きたときは前日からの雨が降り止んでおらず、40分ほど出発を遅らせ濡れた路面にカッパをはいて出撃した。



圏央厚木PAで休憩するころには路面が乾き青空も出始めたが、北からの高気圧のせいか風は冷たく関越トンネル手前からグリヒも使うほどだった。
前日の夜に気温予想を見てウインタージャケットを着込んで大正解だった。



魚沼の道の駅ゆのたに到着は11時頃、圏央、関越とも渋滞無く空いていたが、40分遅れを取り戻すには至らず遅れ進行のままだ。



ここからは酷道として名高いR352杖折峠越え、樹海ラインへ続く。Yahooカーナビをセットして走り出したら通行止めマークがやたら目につくが、交通量は皆無と言ってよいほど快適で、快調に進むこと10分ほど・・・



無残にも奥只見への唯一のルートは閉ざされていた。
慌ててググるとまだ冬季通行止めのままで開通日は未定らしい。Google Mapでは通れるように見えたが?と改めて確認したら交通状況のマークが外れていただけだった。
福島側へはR252で北側を迂回するルートはあるが、そこもGoogle先生は通行止めのままだ。

とりあえず引き返して計画を練り直そうと7-11に入ったところ、追い越したばかりのチャリダーがやってきた。
目が合ってそれとなく会話が始まったらなんと同じ境遇で、朝出発の彼は通行止めを超えて杖折峠までは登ったがその先は除雪されてなく引き返してきたばかりだそうで、その先で宿を取ってたがキャセルしたばかりだという。
R252の迂回ルートは4/26開通が確認出来たのでそちらへ向かうことを告げたが、この時間ではチャリで只見町までは厳しいだろうし、復路の予定ルートだったとのことで完全に計画を練り直すようだった。



代替えのR252は交通量もそこそこ有って二輪とも頻繁にすれ違うが、それでも線形がよく快走ルートから始まる。
六十里峠の手前からは急勾配とヘアピンで一気に標高を上げていき溶け残った雪が目立つようになるが、路面がひどく荒れていてサスがプアなERではどっちに飛んでいくかわからんのでおちおち景色も見れないという道だった。



登り切ったら田子倉ダム湖畔に出るが、周辺の山々はすべて雪が見え隠れして絶景が続く。
ただ、雪解けで羽虫が大量に沸いて落ち着いていられないので写真を撮ってはすぐに走り出すことの繰り返しだった。



只見町ではツーリングお約束の天ざるそばを注文。ゼンマイの天ぷらは長い間食べてなかったので一際うまかった。
ただエビは無くても良いから山菜を増やしてほしいなと思う次第だ。



改めてルート検討をやり直し、R252,R400,R121,R400で西那須野塩原ICへ抜けることにしたが、走り始めて急に気が変わりUターンしてR289,R121,R400に変更した。
整備され線形がよくて淡々と走るだけだが、交通量は少ないし追いつけば譲ってくれるし抜きやすいし、景色を堪能出来るツーリングで至福の3時間になった。
塩原温泉からはクルマが増え始め観光地でもある事を感じるようになったが、これなら早く奥只見湖へ再チャレンジしたいというツーリングになった。ちなみにこの下道区間の燃費は30.8km/lとER-6f史上最高の燃費である。



帰路は西那須野塩原ICから圏央海老名ICまで高速を使い帰着は22:00前と出発の遅れを取り戻せずじまいだった。後半は休憩が多く体力の衰えを痛感したが、それでも717kmなのでそんなものだろう。

走行距離717km、燃費24.8km/l
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ウインカーもげる

2024-04-15 08:08:08 | ER-6f
久し振りにガレージを開けたらウインカーがもげていた。
経年劣化が激しそうな中華樹脂に加えて、一番出し入れするチャリが何度も引っかかったに違いない。。。。。

オリジナルに戻す気にはなれないが、引っかからないように小さく、更に軽ければもげにくいだろうとAmazonで見繕ってみた。
小さすぎて格好悪いが、光量は十分あるので見落とされる可能性は少ないはずだ。

既にこれで走っているが、やはり気になってバイクウインカーの保安基準を確認してみた。

・発行色は橙色のみ、光源のワット数は10W以上60W以下、
・発光面中心より内側20度、外側80度から視認可能であること
・毎分60回~120回で一定の周期であること
・フロントウインカーの最内縁が240mm以上離れていること
・リアウインカーの発光面の中心が150mm以上離れていること
・車両中心面に対して対称の位置に取り付けられていること
・照明部の中心は地上2.3m以下となるように取り付けられていること
・照明部の面積は7平方cm以上であること

どこをどう見ても7平方cmは無い・・・
レンズ面にEU適合のE24 R50のマークが有るので車検は通ると思うが、中華だし色々微妙。


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伊豆ツーリング 2024

2024-03-19 08:08:08 | ER-6f
今年の初ツーリングに行ってきた。
城巡りの塗りつぶしと戸田の深海魚が目的で去年と同じ伊豆半島の反時計回りだ。
出発は7:30頃、良く晴れて暖かい朝だが、丹沢や富士山は春霞だか杉花粉で見通せないというもやっとした空模様だった。
コロナ禍以降アレロックからエビナスチン(アレジオン)に効きの強さを落としているので、悪化しないかヒヤヒヤものである。



走り出していきなり複視が酷く走りにくい。冬や高速長距離用に使い分けてたX-11を殆ど使わなくなったのはこれが原因でフィット感が良すぎて眼球運動障害が強くなる。
引き返すのも面倒なのでそのまま箱根へ突入したが、速度が乗る下りはヒヤヒヤ物だった。
城巡りの塗りつぶしは三島、沼津へ回る必要があり、R1からR414で沼津中心部へ向かった。建物などの風景は一変したがやたら狭いガード下など昔のままの所も多く懐かしい。沼津Kawasakiも黒くなってPLAZAとして生き残っているようだ。



西浦辺りからようやく走れる様になったが、目がダメではペースが上げられず試行錯誤が続く。
片目をつぶれば良いのは分かっているが、どうしても両目を使うのと左目、右目を切り替えると大きく見え方が変わるのがダメだ。そうこうしているうちに右眼オンリーにしてみたら?と試したらそれが正解だった。
意外と片目だけでも遠近感は損なわれない物でそれなりに楽しく走れるようになったが、つい閉じ忘れてしまうので思うようには行かない。



戸田へ到着し、前回とは違う店に入った。



煮付けが食べたかったのだが生憎メニューに無く、深海エビのかき揚げ天丼とメヒカリの唐揚げにした。
揚げ物2種も大丈夫か?と懸念していたところにこのボリュームだったので、マジかよと思ったがかき揚げがとても美味しく、ドンドン箸が進んで完食出来た。



城巡りの都合で西伊豆スカイラインはパスして海岸線を南下して妻良を目指す。安良里城を忘れて引き返したりしたが、雲見からのR136はいつもながら非常に満足度が高く自分的には伊豆でベスト、全国でも屈指のワインディングだと改めて思った。ここを一気に走り抜けこれまた何時もの妻良で一服。昔と変わらず綺麗な海で潜って遊びたいといつ来ても思う。



石廊崎を抜けて下田からR414はさすがにクルマが多く辛抱の時間が続くが、湯ヶ島からK59に入るといきなり酷道が始まって再び楽しい時間が訪れる。視界が狭く速度が低いと複視もさほど気にならないのだ。
ただ、この時点で満タンから250kmを越えてしまい当初予定の伊豆スカ~箱根~小田原は燃料的に厳しいようだ。満タン15L警告点灯12Lで粘れば行けそうなだったが、素直に警告灯が点いたら東海岸へ下ることにした。



伊豆スカイラインもクルマが皆無に近く思うがままだったが燃費を考えて抑え気味、玄岳ICの手前で警告灯が点くようになり熱海へ下山した。
熱海で給油後、お初になる熱海ビーチラインで湯河原までバイパスしていつもの西湘BP経由で帰宅。
改めてフルヘルを被るのはダメだと思ったツーリングになった。

約380km 23.7km/l
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晩秋の散歩

2023-11-27 08:08:08 | ER-6f
小春日和だった祭日の午後、新調したスマホホルダーのテストがてら散歩に出掛けてみた。

スマホホルダーはER-6f購入後に買った物でスマホの保持、1100兼用可能という基本的なものは問題ないが、メーターが見えない、スマホ脱着に一手間かかる、スマホ非装着時にビビりまくるとか色々思うことは有った。

新しいホルダーは同じ中国製だがKaedearという横浜のバイクグッツ屋さんが販売しているAmazonや楽天での人気商品だ。
この交換で不満が全て解消され、5年間もよく我慢したなと思う次第。

時間も限られているので、足柄から林道を使って箱根に上がって紅葉の様子を見るというルートを選択。この春に自宅から県道で南足柄まで行けることを発見したが、R246より格段に走りやすくお気に入りになったばかりだ。

通ったキャンパスではないが、我が母校に敬意を表して記念撮影。松田町までは淡々とした田舎道が続いて良いツーリングルートだ。
松田町から足柄山~富士山を一望できる場所があり、思わず撮影のためにUターンしたりもした。

南足柄の市街を抜けて大雄山の麓から林道の旅スタート。

ゴルフ場までは快走出来たが、そこから登り始めた舗装林道は通行量が格段に少なく荒れていた。

丹沢には熊が出るが、足柄山は金太郎が熊を追い払ってるから大丈夫とか思いながら酷道の旅を進めていく。

途中、開けた場所があって南足柄から松田町を一望出来る場所があって、対の写真が取れた。

林道の交差点の度にスマホ地図で確認しながら杉、落ち葉、枯れ枝、浮き砂、落石を堪能し、ようやく足柄林道に出た。

ここからは交通量が多く路面に不安は全くないが、箱根帰りの対向車が多く気は抜けない走行が続く。

紅葉は今が見頃だと思ったが、すでに夕暮れで日が陰ってしまい撮影するには及ばなかったのが残念だ。

強羅で休憩したときは日が暮れて夜の帳が垂れる前。小涌谷を抜け箱根七曲がりから西湘BPを経て自宅に戻った。

150km程度だがなかなか面白い半日だったので、今度は日が長い時期にチャレンジしてみたいというか、Dトラ時代に走っておけばと軽く後悔した。
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ラーツー2023秋

2023-11-07 08:08:08 | ER-6f
コロナ罹患で時間が空いてしまったが、10月の半ば過ぎにラーツーに行ったので残しておく。
山梨県南部町の“峠のラーメン”を目指したが、出発直前まで悩んだのは服装だった。予想最低気温を考えると冬装備だし、日中は暖かすぎて眠くなる。

富士山北回りの予定が、ふと思いついて南回りの箱根御殿場から富士山登山口をつなぐ県道で富士宮へ抜けた。
午前中に紅葉と思ったが時期尚早で、代わりに仙石原のススキが見応え十分だったので、まぁ良しとしておく。
富士宮から南部町へ抜けるR469は見事な酷道で意表を突かれたが、かつては国を跨ぐ間道だったような歴史でもあるのだろうか・・・

目的地到着は12:00頃。オッサン単車乗りが列をなしていたのは某掲示板の影響だったかも知れない。
素直に並んで待って出てきたのはこの一杯。
ラーショの様なこってり系で手打ちの縮れ麺が良く絡む。店主高齢とのことで、間に合って良かったというのが感想だ。

梅ヶ島林道を走りたいと思い続けているが、残念ながら静岡へ抜ける林道は軒並み通行止めで雨畑ダムと早川ダムを見に行ってみた。

雨畑ダムは日軽金が所有する発電専用ダムだが、堆砂率は90%を越え日本一とのこと。水が湛えられたダムのイメージは全く無く、見渡す限り土砂の広場だった。
滞積した土砂を取り出す工事が進められているが、これだけの土砂をどう処分するのか検討も付かない。
雨畑川沿いを通行止めの突き辺りまで走ると立派な滝が待っているが、私企業所有のダムで絶賛工事中だったせいか、のんびりくつろぐような雰囲気は無かった。

次は早川ダムへ向かったが、南アルプス街道と名付けられたK37がリニア工事の車両が行き交う綺麗な2車線道路で、ダンプのマナーも良く適切に譲ってくれて快走出来た。ガソリン残量が気になり始めた250kmを越えた辺りでようやく早川ダムへ到着。あまりダムらしくもないダムでダムカードの配布もないようだ。


帰路はフォッサマグナ露頭があるとのことで、そこへ立ち寄った。一見、何が何やら良く分からないが、立派な石碑があって理解は出来たが余りピンとはこない。

それより日が傾いて陰った谷奥からビュービューと風が吹き降ろしてきて、とっとと帰れと山の神に言われているようだ。


本栖湖へ抜けるR300は昔馴染みの峠だが改良が進んだものの頂上付近のヘアピンが連続する愉しい道は残されている。工事片側通行で車列の先頭に出たので、好き勝手に走れたのがラッキーだった。
本栖湖の湖畔から西日に映える富士山を見たいというのが南回りに変えた理由だが、肝心の富士山は既に残照に照らされた状態で遅刻だった。フォッサマグナの山の神はこうなることを見据えて早々の出発を促したのかも知れない。

本栖湖畔は外気温7度前後とかなり冷え込んでおり、ウインターグローブとダウンベストを着込んで帰路を急いだ。日が暮れたのも関わらず道志路はクルマが切れず、淡々と流れるだけの退屈な時間が過ぎる。宮ヶ瀬湖辺りでやや気温が上がってようやく一息つけた。

旅の仕上はさがみ野の“ささやん”というラーメン屋。
出汁感が強く旨みの強い塩ラーメンでスープも完飲し十分暖まった。コッテリ系はスープを完飲するのに罪悪感があって残してしまうが、ここのは躊躇無く飲めるのが有り難い。年々この手のあっさり系を欲する機会が増えている気がする。

走行距離:430km、燃費:24.4km/l
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相模の守就任

2023-06-06 08:08:08 | ER-6f
城巡りで神奈川県1周ツーリングをしてきた。
足柄、丹沢湖の3ヶ所、お馴染み秋山街道の1ヶ所を攻略すると相模の国制覇、都筑区の4ヶ所攻略で神奈川県制覇となる。ついでに多摩川以南で未攻略な2ヶ所がターゲットだ。
300km位のほど良い1周ルートで同じ横浜市の都筑区から回るつもりだったが、チャリのレースで宮ヶ瀬周辺が午前中通行止めで、時計回りで攻略する事にした。

丹沢湖の先に有る中山城は道の駅山北から攻略可能だが、R246は好きではないので小田厚の側道からK62で秦野に至る長閑なルートにした。今年に入ってヤビツ峠から帰るときに見つけたルートだが、R246より格段に走りやすい。ただ、秦野からR246は混まないだろうと思ったのが大きな間違いでK77で大井町まで行くべきだった。東名渋滞用の抜け道があると聞いてはいたが多分そのルートに違いない。

道の駅山北は新東名の立派な橋脚の下になっていた。城巡りと道巡りのスタンプをゲットし、山北駅まで左岸の県道を使って戻って酒匂川を越えた辺りで足柄町の狩野丸山城を攻略、更に道の駅足柄に立ち寄ってわずか4つしか無い神奈川県の道の駅を制覇した。

ならず者を楽しみながら上り詰めたところに足柄城跡公園は有る。一服していたらオスプレイがグルグル飛び回っていて初めて目撃できたが、自衛隊の演習があったようだ。峠を下る最中にも富士山をバックに悠然と編隊飛行するオスプレイを見たが、絵になる画像を残すことが出来なかったのがちょっと残念だ。

小山町の道の駅に立ち寄ったところ何故だか山中湖畔にある山中氏館が攻略できた。このアプリは攻略可能な範囲が広すぎたり、姫路城のように大手門から300m位まで近づかなければならなかったりと意味不明な挙動がある。どのみちルート的に攻略予定だったので立ち止まってスマホを出す手間が省けただけが、ちょっとしらけてしまう。
ならず者走行を堪能しながら明神峠を越え、山中湖パノラマ台から従順なならず者と化して道の駅道志まで移動した。道志路は車やバイクが多すぎて敬遠しているがスタンプは必要だし、初めて昼食ポイントに選んでみたのだ。

冷凍っぽいかき揚げはどん兵衛のかき揚げに通じる旨さがあって見た目ほど悪くなく、蕎麦は腰が強くてこれまた中々いけた。トータル悪くない。
食後の腹ごなしに道坂峠を堪能し、都留の谷村城と勝山城をまとめて攻略、更に道の駅都留へ立ち寄った際に大月の岩殿山城も攻略した。
都留の道の駅は新しく出来たはずで、今後は休憩ポイントとして活用するだろう。

相模の国最後になった奥牧野城は、お馴染み秋山街道でならず者走行を堪能したついでに上野原方面へ折れて開けたところで上野原城と共に攻略した。これで相模守を名乗ることが出来るようになり最初の目標は達成だ。

多摩川以南で未攻略だった2城は仕事で馴染みがある路線の近くだが、JRで攻略できなかった場所だ。
こういうときはナビ頼りだが、そんなものは無いのでiPhoneに表示したMAPS.MEを頼りに津久井湖からR16橋本、都道の柚木街道で柚木城、野猿街道の聖蹟桜ヶ丘で高幡城を攻略した。
残る4城は都筑区近辺だが土地感はないので遠回りではあるが川崎街道でならず者走法を駆使しながら溝の口まで移動し、R246で有馬城山、荏田城を落とし、歴博通りで茅ヶ崎城、山田城山も攻略した。
さすがに初見の街中走行はかなり疲れたし、時間も食って辺りは暗くなりつつあったが、神奈川県87ヶ所制覇を50日間で達成したので満足ではある。
安着ご祝儀のビールは今年一番の旨さになった。

今後の城巡りと道巡りはツーリング先の寄り道程度にするつもりだ。
近くの東京埼玉にも攻略ポイントは沢山有るが、市街地もまた多いので塗りつぶすほどの魅力は感じてない。
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お城巡りツー

2023-05-09 08:08:08 | ER-6f
GW中にお城巡りアプリのイベントで静岡を回ってきた。
概ね馴染みがある16ヶ所がスポットで、日帰りで制覇するのが目標だった。

出発は7時過ぎ。雨上がりのヒンヤリとした空気で箱根は肌寒かったが、峠を下ると日が差して絶好のツーリング日和になった。

最初は由比の本陣公園で東海道広重美術館がある。この日は休館で中に入れなかったが、興味は有るのでサクラエビとセットで再訪したい。

清見寺は良く分からないままスポット制覇。

このアプリは走行中の新幹線車内からでも攻略可能だが、イベントのスポット判定は厳しいのでなぜ見つけきれなかったのか不思議だ。

美保へ回って松原へ。学生時代を思い出しながら写真だけ撮って次を急ごうとしたら・・・

停止してないと難癖付けられ、かつ上げされてしまった。

続く久能山東照宮はバイトで散々通ったR150線沿いにあり参道を登るのは初めてだった。
麓ではスポット制覇にならずに登坂せざるを得なかったが、余りの急坂に一の門で攻略判定が出たので退散した。
テンション下げ下げで体力温存を優先させたが、、それでも足に力が入らず立ち転けしそうになったりして運動不足を痛感する羽目になった。
少なくとも歩きやすいブーツに買い替えないとこの手のツーリングは厳しい。

干物調達で一部に有名な用宗にあるスポットは持舟城跡だ。

腹が減って限界と言うことも有りここも登城せずに駐車場でUターンした。漁港で生じらす丼を食べるつもりだったが売り切れでネギトロしらす丼にした。
まぁ美味しかったし、今年は間が悪い年でここでしらすを食っただけで良しとしたい。

食後の第1弾は焼津神社。

GWらしく法定速度マンに大崩海岸の峠道を封鎖されたが、やんちゃする気力は失われていて淡々と走った。もう1台後ろに付いたホンダの6気筒?がぶち抜いていったが、既に面白い区間が終わっていてここで抜いてもな・・・と後に続いた。

田中城跡は学校になっていて、生徒が下校中だった。
同心円状に城下町が広がっていて地図上からも城が有った事は窺えるが、校門に単車を置いて散策する訳にも行かず先を急ぐ。
ダラダラ流れるR150で焼津市ってこんなに広かったっけ?と思ったが、市町村合併で市域が広がったのだろう。

能満寺は小山城跡公園として整備されていて、遠目から模擬天守が見えた。

ここで一休憩して先のルーティングを検討したが14:00過ぎと想定よりやや押した感じである。

相良城は江戸中期の田沼意次が築城したとのこと。失脚で破却されたため通り抜けできない街並みくらいしかそれらしい雰囲気を感じることができなかった。

諏訪原城跡へ移動したが、静岡空港向けに過剰整備感が有るR473でここで遅れを挽回した。
茶畑な牧ノ原台地に立派な道路を整備し、さらに閑散とした空港に新幹線を停めろとごねているリニア妨害知事の成果なのだろう。

目の前に製茶工場があって公開していたので見学させて貰った。ほぼ機械化されているとはいえ次工程に移したり選別などで人の介入は必至だ。

この時期は猫の手も借りたいとほど忙しいとは聞いているが、なにせ大変な作業である。
一服させて貰った新茶の甘さと香りは格別で、自宅用と実家用を買い求め次のスポットに向けて出発した。

丸子城跡がスポットでR1 BPで快走を目論んでいたらかなりの距離が渋滞していて疲れが溜まる移動だった。
良くこんな山頂に城を築くものだと思い、行けるところまで登ったらUターンも厳しいほどの上り坂の途中が行き止まりでUターンにやや苦労した。

静岡市内に戻って宝台院、小梳神社、駿府城の順に制覇。
繁華街中心部で歩くべきだが、単車ならまわれない訳では無いのでつまらぬ取り締まりを受けないよう地図と標識に気を配りながら慎重にまわった。

静岡市歴史博物館がスポットだが、残念ながら休館で制覇条件のQRコードは読めなかった。
平日とはいえGW期間中は明けても良いと思うが、役所のやることだ。

最後の浅間神社 大河ドラマ館も時間切れタイムアップでQRコード読み取りならず。まぁ16カ所制覇した事には変わらないので問題ない。

富士SAで桜海老かき揚げ天ぷらそばを食べて帰ってきたが、家に着く手前で通り雨に降られるなど最後にもケチが付いた。

仕上げのビールが今一だったのは気温のせいだけでは無いはずだ。
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大鍋越峠そして初転倒

2023-03-01 08:08:08 | ER-6f
大鍋越峠へ向かう県道115は那賀川沿いの集落をつなぐ道路ですぐに1車線+αの生活道路だ。清流で所々にある河津桜が綺麗だった。



池代川に名前を変え、集落の限界を超えると道の荒れは酷くなり交通量の少なさを物語っていた。沢という沢にはわさび田が作られ、わさびと杉のための道である。



アスファルト舗装が途絶えコンクリート舗装の落石を交わしながらひたすら登っていくと、突然開けて大鍋越峠に出た。



工事中の池代林道と、崩落した林道の4方向に分かれていて、ここから河津への下りがダートになっている。



地図上は下りの方が距離が短く真新しいタイヤ痕も有って通り抜け出来そうだ。



上の方はヌタっている部分はあるモノの割と走りやすかったが、すぐにガレ場が続くなかなかハードな林道に姿を変えた。



対向車どころか人の気配も無かったが、途中でアメリカンとスクータの2台とすれ違う。挨拶がてら情報交換すると短いながら途中かなりハードなガレ場があるとのこと。
程なくコンクリート舗装に変わり、ようやく終わりとホッと気が抜けたところで再びダートに突入。これは思ったよりキツいと思った瞬間、ER-6fでの初転倒・・・
かれこれ20年ぶりくらいだろうか。



中央が水の通り道で浮き石ゴロゴロを避けるべく、左側の高い部分を狙ったらリヤが滑って引き起こそうとしたが叶わずに力尽きた感じだ。
足場が高く腰が入らないまま強引に持ち上げようとしたら1度目のトライで早くも腰が悲鳴を上げた。ギックリ癖がついているので急がないと動けなくなってしまう。



続けてざまのトライでは腰を庇いすぎて腕力の限界、何度やってもリヤが滑って力が抜けるし、腰を庇った膝立ちでは起こしきれない。
メットやジャケットを脱ぎ捨てて荷物も外し、息を整えながらそばにあった大きな石をリヤタイヤに当てて支えにしたら、ハンドルで強引に引き起こすことが出来た。
一息つく間もなくクルマが下ってきて、手伝って貰えた?という思いと決定的な瞬間は見られずに良かったという思いが交錯しながら、通り抜けできる場所へ移動して休憩した。



そっと寝かせた立ち転けで車体のダメージは殆ど無さそうなのが救いだったが、起こすのに四苦八苦した心のダメージは大きい。自分で取り回せない単車には乗らないと決めているが、これがGPz1100だったら一人では無理だったと思われ、筋力が衰えるがままの今の有り様ではGPz1100に乗る資格はもう無いのか?とまで考えてしまった。

ガレ場はまだ続いたがなんとかアスファルト舗装にたどり着き、後は安全安心な選択で家に帰るだけにした。
渋滞のR414、伊豆縦貫をすり抜けながら先を急いだが、北の進路前方はやたら分厚い雲に被われて暗く、西側の明るい夕焼けと対照的な夕景だった。東伊豆方面は稜線は見えるが、箱根は雲に被われて見えない。案の定、広域情報で箱根降雪、冬用タイヤの案内が出ている。



雨雲レーダーでは富士山東側から箱根に掛けて雨雲。裾野、箱根、御殿場辺りは本降り、熱函は微妙で宇佐見まで戻れば問題無さそうだ。降雪でもシャーベットだろうし通り抜ける自信はあったが、その自信で転倒したばかりである。ならば漢は黙ってノーカッパ!で、雨に打たれながら東名経由で家に戻ってきた。
凍結防止剤の散布渋滞が想定外で、冬装備は基本防水だし防水が切れているブーツの足先以外は電熱装備にものを言わせることができた。



幸いなことにぎっくり腰にはならず、翌日は上腕と腰の筋肉痛に耐えながら洗車とダメージ点検を行った。
アンダーカウルは凍結防止剤でコーティングされていて、車体全体も水と中性洗剤で洗い流す。



転倒ダメージは左アンダーカウルとジェネレータカバーに何度か引き起こしに失敗した線疵が残る程度。



リヤのインナーフェンダーも割れたが、これは転倒ではなく走行中に何か巻き込んだのだろう。
強引に取り付けたが汚れ防止に役立っていたので、何か考えなければならない。・



更にアンダーカウルのステーが内側に曲がり再組み付けが出来なかった。



上から除くと1cm位押されて曲がっていて下から覗いても同じである。カウルが割れなかったのが不幸中の幸い。



エンジンハンガーと一体化した分厚いステーだったが、プライヤーで簡単に曲げ直して修理完了。



もう若くないのだから、悪路は引き返す勇気を持とうという2023初ツーリングだった。
今夏は大弛峠のダートを下って長野県側に出る計画を立てていたが、もうダートはお腹一杯である。
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2023年初乗り

2023-02-27 08:08:08 | ER-6f
新年早々色々あり過ぎたがようやく初乗りに出かけた。
三寒の方の寒い日だったので電熱ベストにオバパンの厳冬期仕様で出たがこれが日中は暑いくらいで箱根へ上ってから電熱を切り、伊豆へ下ったらオバパンを脱ぐほどだった。
例年とは異なり函南から江間を抜けて静浦から海岸線を走る反時計回りのルート。
穏やかな海と早春の雰囲気で河津桜や菜の花があちらこちらに咲いているし、クルマも少ないのでこの時期の西伊豆は極上の冬期ツーリングルートである。

河津桜がまとまって咲いている場所があって立ち止まった。
人だかりがあって隠れ名所かなと思ったら、河津桜の中を無数のメジロがに飛び回っていて蜜を吸っている。

こんなの見たこと無かったが、こういうのは70Dの出番である。

動きがとても速く大人しくないが、置きピン気味に連写を生かしてなんとか3枚ほどフレームに納めることが出来た。



大瀬崎を抜けてなんとなく1枚。富士山が見えないのが残念だった。


今日の目的は戸田で深海魚を食すこと。
トウジン、この辺りではゲホウという奴が目的だった。見た目によらず美味いらしい。


google先生にお伺いを立てて店を選んで入ったところ、ゲホウは売り切れたとのことで代わりにクロムツを食べることにした。錦織圭で有名になったノドグロことアカムツに似ているが、別種の高級魚である。


ぱっと見の見た目は普通の煮付けである。上品な白身はほろほろと柔らかく、脂もほどよくのって大変美味。結構値は張るが、それにふさわしい煮付けだった。深海魚らしいのはこの顔つき。餌が少ない深海で口に入れたものは絶対逃がさないというシンプルな進化がよく分かる。


腹もふくれたので西伊豆スカイラインへ。
ほぼドライで風も無く、貸し切りか?と思うほど交通量が少なく今までで最高の西伊豆スカイラインだった。ここで調子に乗って松崎まで突き抜けたのが失敗の始まりだった。



R414は河津から天城峠が桜祭りの影響で渋滞するので風早峠から天城湯ヶ島へ下るつもりだったが、経験のある道より走ったことが無い県道115大鍋越峠を越えて河津から伊豆スカイラインを経由することにした。
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