貴の備忘録

気の向くまま、興味のあることを書いて置く場所。

ER-6f お漏らし

2018-12-28 08:08:08 | ER-6f

エンジン下を探ると手にオイルらしき茶色のヌルヌルが手に付いた。

ここは水漏れじゃないか?と思ってググったらER-6f/nは、ウォーターポンプのメカニカルシールが逝かれてオイル漏れする持病を抱えてるらしい。インペラ駆動のシャフトが錆びてメカニカルシールが逝かれるとのこと。こうなるとインペラが外れずに破壊覚悟で外すのだそうだ。

メカニカルシールも圧入なので簡単な整備ではない。

合わせ面に液ガスを塗ってたっぽい手触りなので、元々抱えてたんじゃ無いかと・・・。

液ガスで止まる訳が無かろうに。



一度パーツクリーナーで洗ってしばらくアイドリングさせ一晩様子を見たが、じわじわ滲み出続けるのでマフラーに垂れるのが何とも嫌な感じで購入元に連絡して保証修理して貰う事になった。

乗り納めは修理入庫だったが、お誘いが有って保土ヶ谷PAの茶しばきタイムが有ったので尻切れトンボ感は無し。

愛想は良いが内容が伴わない店長さんの受け答えに一抹の不安を覚えつつ6fを預けた。アッシー交換らしいがどこを交換するつもりなんだろうかw

まぁ続きはまた来年! 皆さん良いお年をお迎え下さい。

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グリップヒーター装着 

2018-12-25 08:08:00 | ER-6f

KIJIMA(キジマ) ハンドル グリップヒーター GH08 標準ハンドル対応 120mm プッシュスイッチタイプ (Nagasugiyaro Www)をポチってあったので取り付けた。

もう残された時間が無くここからはやっつけ仕事だ。
グリヒは車体の配線を借用するよりバッテリー直配線をリレーでイグニッション連動にする。
バッテリー周辺にリレーを置きたかったがテールの先端しか適当な場所が無く、ヘッドライトステーにリレーをくくりつけることになった。


リレー動作用のイグニッション連動電源は、ホーンの茶色を平型端子で受けて分岐し付近のステーからボディーアースを取って用意した。Dトラで使った配線を再利用したので美しくないのが玉に瑕。
バッテリーからリレーまでは0.75sqを引いて将来の電装増設に備えてある。リレーのギボシサイズが微妙に大きく抜けやすいので固定は大切だ。出力端は二股ギボシで予備を設けてグリヒ装着準備は完了。


エンジンをかけ動作確認を行いグリップは熱いほどになるのをチェック。
グリップが細く年中つけておけるが、昔は違和感が有るほど太くシーズン毎にグリヒを脱着してたのを見てグリヒを諦めていたのだった。
古いグリップはエアとCRC-556を吹き込んで抜き取る。 新グリップは結構な抵抗感で接着剤要らずという感じでねじ込めたが、途中で止まってにっちもさっちも行かず・・・
グリップを熱してようやくねじ込めた。暖まると左が少し緩く2cm引き戻してボンドを塗って再装入してグリップ装着完了。



やたら余る配線を取りあえず束ねてヘッドライトステーに括り付け、カウルの復元は翌日に回して撤収となった。
と、ここで床に気になるオイル染みを発見・・・ 





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ヌードの続き

2018-12-22 08:08:08 | ER-6f

バラしていくとボルトナットは脱着した痕跡が少なく各所に残るマーキングはプロの仕業っぽい。
コネクタとか外した痕跡がなく固くて往生したが、そもそもコネクタは隠す様に遊びが無い様に配線され、GPzとはずいぶん違う。
電装のトラブルは少ないんじゃないか ?


ロービームだけがLED化されていたのは高価なスフィアライト製が奢られていたからだった。
ここは中華LED四輪用でハイビームもLED化する。

USB電源も付いていたがマイナスはバッテリー直、プラスはヒューズボックスの下に配線され、気になったのでボックスを外したら見たくないモノが出てきた。


エレクトロタップはトラブルのネタだから絶対使うなとか、なるべくハンダは使わずギボシかコネクタで配線せよと電装の師匠から指導を受けたのを思い出す。師匠は元気にしてるかな?

 



外して確認したら、どうやら一度失敗して断線したようでハンダでつないであった。
車体配線は傷だらけで、いったん切断して痛んだ部分を除去してつなぎ直す根治手術を予定する。

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ER-6fのカウルを剥いでみた

2018-12-20 08:08:00 | ER-6f

色々見たくてカウルを剥いでみた。


メンテナンススタンドはDトラ並みに楽に上がるが外すのが手間取る。コツを掴んで無いので1100に使うかちょっと悩む。

アンダーカウルは4mmヘキサとクイックファスナー3カ所で外れるが、クイックファスナーが経年劣化と気温で硬化していて一苦労した。勘合もゴムブッシュに差し込んで有ったりしてボルトやファスナーを外すだけでは外れてくれない。振動対策なのだろう。
右のアンダーカウルの裏に何かが漏れた後が残っていて、警戒レベルが上がった。



次はスクリーンとインナーカウル、メーターカバーの順に外す。
表が4mmヘキサと隠れたプラスで外れ、この3点だけ外せば一通りフロント周りの電装品にアクセス出来るので整備性は良いと思う。



センターカウルもプラスと4mmヘキサの組み合わせ。コケ傷が有る右側は微妙にチリが合わず立ち転けだけでは済んでないかも。
バラした印象は通勤では使ってなさそうだし車庫保管のツーリングユースだったんじゃないかな。一方、頻繁にバラして整備してある気がしない。


次はタンクを外したがこの防水コネクタが厄介者。3カ所の爪と硬化したプラの組み合わせは最悪だった。燃料ホースの脱着も面倒だがマニュアル通りにやれば出来た。
最もタンクはシートとサイドカバーだけで外せるので整備性は良好。ZZR1100Cから見たら簡単過ぎる。



で、ようやくエアクリーナエレメントに対面した。
意外に小さいものの思った通りの熟成具合で灯油で洗って干しておく。これが最初の目的。


折角なのでヌード撮影会を実施。バイカーズステーションのスタジオ撮影は大好きだ。
エンジンの3軸はヤマハほどじゃないにしろ今時当たり前になった三角形配置だ。前後長がコンパクトなおかげでスイングアームはGPzより50mm位長い。

サスを受けるセンターパイプはエアクリーナを覆うように湾曲しているが太い。この写真では分かりづらいがヘッドの上からセンターパイプの付け根はごつく高速でよれるなんてことは無さそうだ。フレーム自体はSSの様にキチキチと追い込んであるというよりゆったりしている様に感じる。もっと細く小さく作れたんじゃないか?

ヘッドも狭角の通称ガチャピンでニンジャの面影は全くない。ハーフ忍者の環境対応版だと思っていたが殆ど関係なさそうだ。ただ背面ジェネレータでは無かったり腰下が緩く見えたりと流用した部分も少なからずあるのだと思う。

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ER-6f 峠デビュー

2018-12-17 08:08:00 | ER-6f

ETCとリヤバックに目処が付いたのでちょっと走りに行ってみた。
前夜は本格寒波到来と騒いでいたが朝の気温が8℃前後と意外に高く、椿ラインから大観山へ登って箱根新道を降りてくる事にした。わずか150km程だが高速と峠が手っ取り早く試せるGPz用お試しルートだ。


まず、初見で低中速がガサツと感じた原因は自分だった。
アイドル付近の1,500から丁寧に開けていくと1,800~2,000で突っかかるようなジャダー?が出て、3,000までは細かい振動と大きな鼓動感が増していき、そこを境に微振動が消えて8,000越まで本領発揮ゾーンになる。
3,000rpm目安のシフトアップで丁寧に開ければ流れはリードできるし、流れに乗って6速1,500~3,500rpmをウロウロする様な走り方ならカウルがビビリ出すことも無く、適度な微振動と鼓動感があって悪くない。
DトラがCVKキャブと非力さでラフに開けてたのと同じように扱っていただけだった。


椿ラインは3,000rpm以上を意識して登ったが、何はさておき軽く寝るし良く曲がる。
エンブレが強いのを使ってアクセルのオンオフでリズミカルに走ったが、自然にリヤを引きずった様に巻き込んで舵角がついて曲がっていく。立ち上がりも扱いやすく開けるのに気を遣わないので、マージンたっぷりな割にそこそこのペースで登れた。
春になってペースを上げるとエンブレが邪魔になって印象は変わってくるだろう。

 



フロントブレーキはタッチが悪く峠では使い難かったので大観山からの下りは探っているうちに箱根新道に到着し帰路になった。
効かない訳では無いのだが早々に対策しないとこりゃダメだという気がする。
初給油して燃費は19.4km/lと想定よりやや低め、インプレ気分で気前よく回したらこんなものか。
一応エアエレメントとプラグも見ておきたい

 

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荷掛けフック

2018-12-14 08:08:08 | ER-6f

この単車はスポーツツアラーだと思うのだが荷掛けフックが後方1カ所しかなく、クラブバーも取っ手として良い出来だが荷物を括り付けるには今一の出来だ。シート裏は綺麗にカバーされボルト穴も見当たらない。
せっかく荷物を積みやすいリヤシートなのに勿体ない。キャリアステーで箱を付けるのが今時だし、GIVI箱は持ってるので付けても構わないが、ケツの先を延長して重くするとハンドリングに結構影響するのでしばらく見合わせる。



と言うことで荷掛けフックを付けてみた。ホームセンターでネコ様のおやつを調達ついでにL金具2ヶ、ゴム紐2本。

不格好ではあるが効果抜群。

これまたホームセンターで調達したフック付きゴム紐を切り詰めてタンクバックのリヤバック化が完成した。小さめのプラフックがあれば良いのだが・・・

下駄バイクに欠かせないネットも装着可能に。

傷つくやんけというのは折り込み済み。

カーボン風を奢ってみた。ほとんど消費してないしあちこち貼ってみよう思ふ。白っちゃけた樹脂パーツ対策だ。

GPzとは真逆な路線で楽しむ。

こうすれば180円のL金具と見破る奴は中々いないんじゃないか?

今シーズンテーマの下半身寒さ対策も行ったし、これでツーリングに行ける。

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サービスマニュアル

2018-12-12 08:08:00 | ER-6f

サービスマニュアルは楽天ポイントでゲット。


6fはフルカウルでそれ以外もカバーの類いがやたら多く装着され、どっからどう外していったら良いのかぱっと見では判らない。
写真入りの脱着説明集といった内容で電話帳かと思うくらい分厚いが取りあえず眺めて整備の段取りが立てられるようになった。

もっとも特筆することがなければ ”組み立てはバラす順番の反対だ”で済ませてある。


これが無くてはならない作業に電装の改造があるが、手始めに納車時にバッ直で済ませたETCの電源をキー連動に変更した。
ETCはシート下に置く。連動電源は2系統用意しもう1系統はバッ直増設電源のリレー駆動に使う。

シート下を確認したら本命のエンジン連動用をここで取るのは車体の配線に手を加える必要が有った。ここは素直にナンバー灯のカプラーを使って電源取り出し配線を噛ませて本体配線を弄ること無くキー連動を手に入れた。
Dトラは2線だとギボシ端子だったが6fはギボシを使っている様子が無い。場所の問題かコストの問題か判らないが、改造が前提ならギボシの方が捗る。

配線は末端まで0.5sqを使っている様だ。硬化は始まっているがまだ軽いので10年は持つだろう。アーマオールでも塗っておけば硬化が防げるのか?という気がする。

1980年代前半のGPzは0.2sqを多用していて断線やハンダ外れの電装トラブルは珍しくないが、ほぼ0.5sqで配線されたDトラでは電装の不具合は皆無だ。容量的には0.2sqで十分な装備品が多いと思うが、振動や配線の動きが有るので0.5sqの方がトラブルを抱えにくいと思う。
GPzのハーネスは20年選手で、ヘッドライトがバッ直リレー化で目に見えて明るくなるほど劣化している。自作強化ハーネスでも作ってみようかという気がしてきた。

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メンテナンススタンド

2018-12-10 08:08:08 | 単車雑感

6fはメンテジャッキを使えそうにないのでメンテスタンドを買った。
昔は結構な値段がしていたので自作の道に走ったが、今はヤフオクの中国モノなら1500円でフロントスタンドになるやつが売られている。送料1900円が高いが迷わず手持ちT-Pointを消費。

商品説明に使い方ではなく組み立て方が書いて有ってヘンだと思ったら説明書すらない代物だった。
Dトラでも使えそうだったので取りあえず試したらあっさりリヤが浮いて成功だった。しかも軽いので手で上がる。

オフ車はサスのストロークが長くメンテスタンドは使えないと思い込んでいたが実はそうでなかったという話だ。
もちろん6fでも問題無く使えている。

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ネコの様子など

2018-12-08 08:18:00 | 生き物たち
我が家に来て3年経った。
たまに餌を食べ残したりするくらいで寝るのが仕事だと言わんばかりにゴロゴロしてる。

フラットは相変わらず好奇心旺盛で活発だ。体型も太めでずっしり系。
抱かれるのも好き。





シャープはほっそりして大人しい。ちょっと怖がりで抱かれるのも嫌いになったが、最近は大人しく抱かれてゴロゴロ言うようになってきた。





時々激しく喧嘩してたりするが片方の姿が見えないと鳴いて探したりする。
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さよならDトラ

2018-12-06 08:08:08 | Dトラッカー

14年間お疲れ様。改めて新車の頃は輝いててまぶしい。


いつの間にかGPz1100に次ぐ保有期間になったが、バッテリーが上がったとかテールライトの球が切れた程度の消耗品絡みのトラブルしか無かった。バイク屋に預けたのは新車点検、外構屋なぎ倒し事件の保険修理、パンク修理x2回に過ぎない。こんなにバイク屋と無縁な単車は初めてだった。

この単車、通勤や街乗りではほぼ満足だが峠主体のツーリングで乗り込むといろいろ粗が見えるモノで吸排気、外装、足周りを弄ってようやく満足出来るものになった。
KLX250SRそのままの足周りが一番ネックで、次に排ガスと騒音規制の対応で骨抜きになったのが大きかった。強化スプリングとローター大径化を最初にやれば良かったが、仮にそうならもっと早く乗り替えたくなったかも。キャブやサスセッティング、サグ出しやらチマチマやったので長い間楽しめた。ハイシート化=重心位置の変化が旋回性や倒し込みに大きな影響がある事が体感出来たのも良かった。

残るタンク増量と出力強化にかかるつもりだったが、色々と踏み切れないまま現在に至りいっそのこと買い替えることにした。
草津忘年会はDトラ最後のロングツーリングだったが、そのときの会話で今更Dトラにそこまで金かけるか?ってのがあり正しくそれが図星だった。ふよふ化&FCRでも望むレベルに達しないのがわかっていたし隣の芝生がもっと青いことに気づいたって訳。

強引にまとめると気軽に乗れて乗り易いし、整備もやりやすく構造もシンプルで色々弄りやすい単車だった。
燃費は記録がある期間で平均26.6km/l、最高31.6km/l、最低20.2km/l、この記録は吸排気系を弄った後なのでノーマルで普通に走るだけなら+3kmは上がるはず。
燃費など微塵も意識せず峠ツーリングをスチャラカ走った結果なので十分経済的だと思う。

売却したがバラ売りされたりせず次のオーナーが楽しんでくれる事を願う。

最後にもしキャブトラを買うなら是非ともやっておくべき事を書いておく。

1. ヘッドライトSW

ヘッドライトSW装着初期モデルでIG ONでライトが点灯してしまう。
この電力無駄使いが始動不良の一つの要因で単純にSWをつけるか、モトイージー様の対策を取ることを推奨。

2. 放置期間の心得
2~3週間放置時はキャブのフロート内のガスを入れ替えるか、放置前にガスを抜いておく。
これを怠ると中々初爆が起きず延々セルを回す羽目になる。この点はGPzのFCRより扱いが面倒だ。
最も最初の数秒でかからなかったらガスを抜けば良い。

また、時計やメモリのバックアップで暗電流があり7L-BSには負荷が大きい。
おおむね2~3週間で始動に影響が出て1ヶ月放置はまずダメ。補充電が必須だ。

3. 始動
FI時代になってチョークの使い方を知らない人が多くなったが、真夏でも冷間始動はチョークを使うのが正解。
排ガス規制後のモデルは規制前モデルのジェット、セッティングに替えると冷間始動性が大きく改善するが、チョーク不要まで濃くすると低速がよろしくない。

コメント (2)
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